先々週の日曜日のこと。手工製本家の山崎曜さんがご家族で火星の庭に来てくれました。山崎さんの独創的で美しい本に惹かれている私は、うれしさのあまりうまく言葉が出てこない(ときどきある)。それでも店内にある山崎さんの著書コーナーを見ていただいて、ぜひ仙台で講座をしてほしいとPRする(しっかりしてる)。「作業に都合がいいから」ともんぺに地下足袋をはいていらした。やわらかでのんびりしたお人柄、ますますファンになりました。手製本好きの皆様、お楽しみに〜。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ご案内遅れておりました。南陀楼綾繁さんの新刊『積んでは崩し』が入荷しています。1999年から2004年に書かれた書評とコラム集。南陀楼さんの好奇心と興味のおもむくまま、ジャンルを飛び越えて本を喰らう、雑食ぶりが気持ちいい。読書の快楽ここにあり。ブログに取扱い店として載せていただいたおかげで、3日目にして残部が4册になりました。増刷が決まったそうです。当店も追加注文します。それでも超限定なのでお早めに。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 先週金曜日は、「加藤哲夫ブックトーク」。8月ということもあって、戦争についての本を紹介しながら進められました。カタツムリ社の最初の本が『戦争と私』。哲夫さんがずっと追い続けているテーマでもあるだけに、様々な視点でとらえられた戦争本の解説にまたまた目から鱗。これまでにないほど深い、濃密なお話となりました。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 次の日は一転、バンバンバザールのライブに行きました。8/23にオープンの仙台駅前パルコのオープニング・ライブをしたその夜、シークレットライブが国分町のK店で開かれた。友人4人と親子3人で行く。K店は業界御用達みたいで、壁じゅうにミュージシャンのサインが飾ってある。看板もなく一見さんはお断り。この日も某有名ロックミュージシャンが仙台最大規模のホールでライブのあと打ち上げに行くと電話があったそうで、バンバンのライブだからダメと断ったらしい。ちなみに店内でライブをやるのはこの日のバンバンが初めて。気骨のある人だ。居心地よく、料理もおいしいし、ただの業界人向け飲み屋ではないな。 バンバンのライブは数えきれないほど行ってるけど、どんどんいい感じになっている。演奏後は「ライブは楽しい」というシンプルな気持ちだけが残る。ヴォーカルの福島さんとは同じ歳なので、40を前にして心境の変化などの話に。最初に会ったときはまだ20代だったのだ。10月に仙台でライブがあるそうです。詳しくはBAN BAN BAZAR 公式サイトを。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ さぁ〜て、次回にはちらっちらっとだけ話していた本のプロジェクトについて、ようやく全容をお伝えできそうです。定休日の今日は、そのための資料作り。丸一日。合い言葉は、BOOK! BOOK! Sendai。
一週間延長しての「荻原魚雷、古本の森文学採集」が8/24で好評のうちに終了となりました。先週は雨つづきでしたが、文壇高円寺古書部めざしてお客様が遠くからもいらっしゃいました。ありがとうございました。おかげ様で古書部の本、200冊近く売れました。びっくりです。「古本の森文学採集ノート」も260冊配布しました。古本の通販をご利用で、ノートをご希望の方は無料で進呈します。注文の時にその旨お伝えください。先着順で、無くなり次第終了となります。 荻原さんには3度、仙台へ来ていただき盛り上げていただきました。『借家と古本』を読んで衝撃を受けてから2年、今回のような文学企画をやらせていただいて、ありがたいことでした。展示本を5時間くらいかけてカフェで全冊目を通す熱心な方がいたり、会期途中から設置した感想ノートにたくさん書いていただいたり、魚雷流文学採集をご堪能いただけのではないかと思っています。これからも魚雷さんと古本と文学が楽しくなる企画をやらせていただきたいと思っています、どうぞお楽しみに。
突然の義祖母(夫・ケンのおばあちゃん)の訃報に驚いた8/15(金)朝。病院で見た最後の姿はおだやかに微笑んでいて、「悔いなく生きなさいよ」と言われているようだった。大正7年生まれ。90歳の見事な生涯。自分は来年40歳。さあ、どうしようか。 今週の月曜日の臨時休業ではご迷惑をおかけしました。今後は、9/1(月)のみ臨時休業させていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 少しさかのぼって、先週の話。 8/16(土)「古本の森文学採集」クロージングパーティーを開催。魚雷さんが再度仙台へ来てくれました。8人の魚雷ファンが集まり、お酒と料理をつまみながら、心ゆくまで語り、笑い、夜更け午前3時まで。会費3000円にがっかりされないよう料理も気合いを入れましたよ。 21時30分、yumboのメンバーが登場。音楽好きな魚雷さんとyumboの人達を会わせたいという気持ちもあって、クロージングパーティーでyumboに演奏してもらいました。久々のyumboライブ、よかった。 詩もメロディも体の深いところに流れ込んでずっとゆれている感じ。魚雷さんもかなり気に入ってくれてご自身のブログに書いています。yumboのリーダーの澁谷さんには、オープンから数年間、毎月火星の庭でライブをしてもらっていましたが、またやろうか。と話しています。詳細が決まったらこちらでお知らせします。 「荻原魚雷、古本の森文学採集」は会期を8/24(日)まで延長!なんと「文壇高円寺古書部」(魚雷さんの蔵書販売)は3割引セールを行います。ええー、これ以上安くなるの?という声多数。魚雷さんセレクトの本はハズレがないから、知らない作家にもこの機会にチャレンジしてはどうでしょうか。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 斎場とお店を行ったり来たりして、ときどき自分が今何しようとしてたんだっけ?みたいな状態になりつつ、お店を元気にやることが最高の供養になると思い、8/18(月)予定通り俳句会も行う。さすがに俳句は作れなかった。 サイダーに地球をぽとんと浸したし 作並 花火師は闇の余白を抱え込む 渡辺誠一郎 ゴムゾーリ去年の海を踏んでいる 潤目鰯 子どもらの貼り付く髪の夏休み 織音 夕焼けに地上の影を運ぶ鳥 豆腐屋 そこここに八月の穴音もなく むかで女 今月とくに気に入った俳句たち。どの句にも夏の光と影が見える。来月は、9/8(月)です。カフェモーツアルトでの友部正人ライブの翌日。友部さんのチケットも好評発売中です。お早めにどうぞ。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 8/22(金)はお待ちかねの「加藤哲夫ブックトーク」。19時から。夏休みもお盆もなく富士山に九州、北海道と全国を飛び回っていた哲夫さん、どんな話しが飛び出すか楽しみです。予約・入場料不要です。終了後は例によって打ち上げしますーー。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 今日は朝から大雨でしたね、原稿書きにケーキ焼き、あちこち電話したり、たまった仕事を自宅でしていました。昨夜は本のプロジェクトのミーティング。来週には秋の古本市の告知ができそうです。話がどんどんふくらんでいって、やはり気持ちが近い人達と組んでやると、一つの店では不可能なことができるんだなぁ、と感動しています。 ずいぶんと寒くなりました。ではまた。
今週の定休日前半は、ポラン書房さんで週末開かれる「2箱3日古本市」の準備。7月は市場、出張買取りともに、いい仕入れがあったのでそれを中心に、遠くのお客様の顔を思い浮かべながら火星の庭のエッセンスを2箱に詰めていく。こんなものもあります。 『Parisiana』は 1919年のパリで発行された女性誌。表紙と裏表紙のデザインが秀逸。中身は軽い読みものですが、小さなカットにまで良き時代がこぼれている。『SHADOWLAND』は1922年のアメリカ雑誌、こちらは写真図版が多数で、一ページ毎に手が止まります。『CLASSIC』は映画、演劇、舞台の雑誌。昔の女優は瞳の輝きが今とは別物ですね。この時代、女優であることはどんなことだったのだろう、とふと考える。 ポランさんいつもお世話になります!盛況を願っています。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 夜は古本カフェ・マゼランさんでミーティング。あるプロジェクトのメンバーが集まる。秋に行う古本イベントについて。このプロジェクト、詳細はまだなのですが、来年仙台で街ぐるみの本のイベントを予定しています。まずはこの秋にプレイベントを行います。そう、福岡のブックオカ、名古屋のブックマーク、みたいなものを仙台でもやりましょう、と書店員、古本屋、出版社、ライター、詩人、デザイナーなどが集まってミーティングを重ねているのです。9月にはいろいろご報告できそう。仙台ならではの本の祭典ができればいいな。みなさん応援して下さい。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 本屋大賞実行委員会(本の雑誌社内)が発行する「LOVE書店」8月号を見たら、巻頭が「伊坂幸太郎とかき氷を食べよう!」で、仙台文学館で撮影。参加者の書店員に知人のSさんが満面の笑みで写っている。伊坂さんもめちゃ楽しそうです。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 当店は、お盆期間も通常営業。 定休日(毎週火・水)は休みます。 8/16(土)20時からは荻原魚雷さんを囲んで「古本の森文学採集」の クロージングパーティーです。参加希望の方はメールください。 火星の庭E-mailアドレス kasei@cafe.email.ne.jp
ふちがみとふなとの新譜が発売されました。今度のアルバムはバックに多彩なミュージシャンを擁し、音楽の世界がぐんと広がった気がします。ひとつの音にたくさんの世界がつまっている。ふなとさんのベース音はこれがベースなの?と感じるほど自由で、生き生きしている。ふちがみさんの歌声も冴え渡り、明るく、ひょうきんなところと、ウェットでエキセントリックな面と両方見せてくれます。これはライブで聞いたら鳥肌立つだろう、と今から楽しみでたまりません。 今年も秋に東北ツアーが決まりました。いわき、仙台、盛岡、秋田の4ケ所。コーディネーターのテリーさんからのお誘いで火星の庭でもやらせていただきます。仙台は10/1(水)。どうぞ今から忘れずに予定に入れておいてください! ふちがみとふなとライブ「フナトベーカリー」発売記念! 2008・10・1(水)open/18:30 start/19:00tiket/\2500 book cafe 火星の庭 古本屋とカフェという基本を大切にしたいので、心からやりたい人しかライブはやらないことにしています。ふちがみとふなとさんはほんとうにいいので、聴いたことのない人もぜひこの機会にどうぞ。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 七夕まつりが終わってオリンピックが始まり、ヒマな空気はいまだに漂っています。ヒマなときは掃除!とやりはじめたらあちこち気になって、家具大移動の大掃除に。そこへ魚柄仁之助さん登場。「また、営業中に〜〜」と言われる。前日は看板をCLOSEにしたまま営業していたのを指摘されたわけで、いいとこないなぁ。 魚柄さん、会社員の奥様の単身赴任がこの9月で終了となり、東京へ戻られるという。魚柄さんは食研究家として多数の執筆をしながら、しっかり主夫業をしていて、3年半の間、仙台に通って奥様の食事を作っていた。当店とは偶然火星の庭の前を通り、ご来店いただいてからのおつき合い。仙台のおいしい飲み屋は私より詳しい。秋頃、仙台で出会った人やお店などを紹介する本が発行されるそうで、「その本に載せるから」と言ってデジカメでパチッと撮られた。あ、あの掃除機持ったまま撮るんですか?