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 2013年を振り返って 2013.12.31  

 大晦日となりました。
 火星の庭は、
 年内の店舗営業は昨日12月30日にて終了いたしました。

 今年も、
 古本をお求めいただいた皆さま、
 本をお売りくださった皆さま、
 カフェをご利用いただいた皆さま、
 まことにありがとうございました。

 また、今年も、
 本とカフェ、通常の店舗営業以外にも、
 様々なことを行いました。
 全ての企画において
 ご来場下さった皆さま、
 そしてお世話になった皆さま、
 本当にありがとうございました。
 
 下記に、今年2013年を振り返りました。

 火星の庭がおこなったこと、お声をかけていただき参加したこと、
 プロジェクトの一員として携わったことなど、
 様々な項目を月日順に並べて、2013年の1月から12月まで
 振り返っております。
 クリックで、各項目の詳細が表示されます。

 ★1月
  「サンタクロースをつかまえて」

  
「futurama」

  
「アネモメトリ」

 ★2月
  
 おとのわ2013

 ★3月
  
ちいさな出版市
   ナンダロウさんの本見せナイト
   マダガスカルへ写真を撮りに行く

  
シゴトのカタチ

  
対話の時間 いまいまのいま

  
ハチドリ

  
ニューニューせんだいノート

 ★5月
  
モリブロ

  
ル・トン・ミテ LIVE

  
鬼子母神通り みちくさ市
  
   荻原魚雷 トーク


 ★6月
  
Book! Book! Sendai 2013

  
Book Shop in タナラン

  
Book! Book! Party

  
ちいさな出版がっこう 特別講義

  
つくってきたもの よんできたもの

  
久住昌之 フクムラサトシ ライブ

  
タコシェと火星の庭の往復書架

  
Sendai Book Market


 ★7月
  
選挙plus

  
天然生活の本棚

  
リブロ池袋本店 東北フェア

 ★8月
  
かえるさんとしぶやさん

  
選挙plus

 ★9月
  
かまくらブックフェスタ

  
てれんこ市(1)

  
友部正人ライヴ

  
タテタカコ 展示とライヴ

 ★10月
  
メリーゴーランド京都・古本市

  
Book! Book! AIZU

  
ふちがみとふなとライヴ

  
てれんこ市(2)

  
武田百合子を読む

  
選挙plus

  
秋田 Book Boat

 ★11月
  
ドキュメンタリー『A2BC』上映

 ★12月
  
『父と暮せば』

  
てれんこ市(3)

 ★毎月開催

  
 火星の庭俳句会

 ★数ヶ月に渡る活動、企画

  
せんだいコミュニティカフェ・タブレ

  
ちいさな出版がっこう

  
対話の可能性


 これからも、本とカフェの空間をゆっくり寛いでいただき、
 お帰りの時にはいい時間を過ごしたと思っていただけるお店になるよう
 精いっぱい心と手足を使い、皆様のお越しをお待ちしております。

 さて、
 2014年の年の始めは、
 元日のみお休みいただきまして
 1月2日(木)より営業いたします。
   ・1月2、3、4日は、11時〜17時の営業
   ・1月5日より通常の11時〜19時の営業となります。

 
 この一年間、本当にありがとうございました。
 2014年もどうぞよろしくお願いします。
 良いお年をお迎えください!



 本日の庭番便り 2013.12.30  

 

    古本もカフェもどちらも通常営業しております

            古本は
         毎日新入荷の本を
         補充しております。
      

        ★book cafe 火星の庭★
        年末年始のご案内

      12月30日(月)まで通常営業

      12月31日=【休】
      1月 1日=【休】

      1月2日(木)=営業開始です
       ・1月2、3、4日は、11時〜17時の営業
       ・1月5日から 通常の11時〜19時営業と
        なります。

  ☆店舗の営業は今日までですが、
   このホームページの更新は明日もありますので、
   年の終わりのごあいさつは、また明日あらてめて〜


 本日の庭番便り 2013.12.29  

  12月29日(日)、
  本日も火星の庭は古本もカフェも通常営業。
  11時〜19時です。
  年内は明日12月30日まで営業しております。

  振り返ってみますと、
  この火星の庭ホームページの文章は、
  火星の庭店内あるいは別会場で行う
  催しのお知らせや、その終了後のご報告、
  販売している商品(古本、新刊書、麦さんのパンなどなど)の
  新入荷のお知らせ、そして営業案内、と
  ほとんど全部「告知」ばかり。

  基本的にはそれが良いと思ってやっているわけですが、
  それだけでいいのか…?と思う時も(たまには)ありまして、
  今日は新しい試みを。

  今日の文は健一が書いてますが、
  久美子はよく数冊の本をカバンに入れて並行して読書して
  いますので、今日はその中からごく最近の数冊を
  (久美子のカバンや本棚から勝手に出して)ご紹介します。



  『渡良瀬』佐伯一麦
  『月日の残像』山田太一
  『新しい広場をつくる』平田オリザ
  『おつまみ横丁 もう一軒』瀬尾幸子
  『動きすぎてはいけない』千葉雅也
  『未来』未来社




 『対話の可能性』開催中 2013.12.28  

  せんだいメディアテークで行われている
  『対話の可能性』。

  美術、映画、パフォーマンス、ファッション、
  セクシャリティー、哲学、などジャンルを横断して、
  展示、上映、対談といった多彩な企画が、
  2ヶ月に渡りメディアテーク館内各所で行われる企画です。

  全体のご紹介は、
  せんだいメディアテークwebサイト内・『対話の可能性』特設ページ
  にて、是非ご覧ください。↓

  
   http://www.smt.jp/dialogues/


  さて、その一環で、
  6階のひとつのスペースを【対話の可能性 図書室】として
  書籍のコーナーが作られ、
  マゼラン、ターンアラウンド、火星の庭の3店が
  書籍の出品を担当させていただいています。
  書籍はすべてお買い求めいただけます。
  
  
  
  

         ↓クリックで拡大します
  

         ↓クリックで拡大します
    

  おかげ様で大変好評いただいており、
  ありがとうございます。
  11月から1月の約2ヶ月という期間での企画ですが、
  終了も近づいて参りました。

  せんだいメディアテークは、
  12月29日から1月4日まで閉館となりますので、
  今年は、今日12月28日が最後。
  年明けて1月5日から再開しまして、
  1月12日が最終日となります。
   ・観覧時間は、10時から19時までです。
       (12月中のみ20時まで。)

  本は、頻繁に補充を行っております。
  期間中、総入替は特に行いませんが、売れて減り、追加補充して
  結果的にだいぶ入れ替わっております。
  最後までお楽しみいただければ幸いです。
  
 

  さて話題かわりまして。

  上記の日程はメディアテーク会場の方でして、
  火星の庭のお店の方は、
  古本もカフェも、
  12月30日(月)まで通常営業。
  大晦日と元日はお休みしまして
  1月2日(木)が営業開始です。
   ・1月2、3、4日は、11時〜17時の営業
   ・1月5日から 通常の11時〜19時営業となります。


 夏葉社の新刊『ラヴ・レター』 2013.12.27  

    夏葉社の新刊、
    『ラヴ・レター』小島信夫 著
    火星の庭にも入荷いたしました。
    
     『ラヴ・レター』
     著者:小島信夫
     装画:O JUN
     デザイン:櫻井久
     発行:夏葉社
     判型・頁数:四六判・上製・272ページ
     価格:2310円(本体:2200円)

  ===以下、夏葉社のサイトから引用です===

  12月13日、新刊ができあがりました。
  11冊目です。
  念願といってもいい、小島信夫の新しい短篇集です。
  この作家に惹かれたのは、多くの人と同じく、
  保坂和志さんをはじめとする、
  近年の「再発見」の文脈からです。

  どの作家にも似ておらず、書くことの喜び、驚きにあふれ、
  ときに、凄みとしか言いようがない、文章に出くわす。
  そこになにが書いてあるのか、明確には言い表せないのですが、
  いつ読んでも新しい。そんな作家だと思います。

  この『ラヴ・レター』には、著者の最晩年にあたる、
  90年代後半から2000年代に発表された短篇を、
  9篇収録しています(1編のみ80年代)。
  すべて、単行本未収録作品。

  「厳島詣」(1996年)
  「夢」(1997年)
  「すべて倒れんとする者」(2003年)
  「青ミドロ」(2003年)
  「ラヴ・レター」(2004年)
  「記憶」(2004年)
  「小さな講演のあと」(2004年)
  「浅き夢」(1986年)
  「ある話」(2000年)

  表題作「ラヴ・レター」は、妻から夫への、手紙。
  文学に興味をもつ、多くの人に読んでもらいたく思っています。
  堀江敏幸さんによる、巻末の文章、
  「あなた、今までどこにいたの ーー 『ラヴ・レター』によせて」
  も、素晴らしいです。
  ぜひ、書店店頭で、ご覧になってください。

     ===引用ここまで===

  夏葉社 webサイトもどうぞご覧ください。
  http://natsuhasha.com/


   また、
   火星の庭では、どの本も通販もしています。
    ・送料別途。送料は、大きさ・重さにより変ります。
    ・『ラヴ・レター』に関しては1冊お送りの場合送料290円です。
        (郵便の「ゆうメール(=冊子小包)」を利用)
   ご注文は、
   ご氏名・ご住所・注文書籍名をお書きの上、
   当店 Eメールアドレス
    kasei★cafe.email.ne.jp(★を@に変えて)まで
   ご連絡ください。

  どうぞご利用下さいませ。


 パン工房麦さん・今年最後の入荷です 2013.12.26  

  いつも大好評、
  パン工房麦さんの国産小麦・天然酵母のパン、
  火星の庭は、週に一度、木曜日の入荷です。
 
  麦さんの年末年始休暇のため、
  火星の庭での入荷は、今年は今日で最後となります。

  麦さんには、毎週木曜の通常入荷以外にも、
  今月の『杜の都の演劇祭』でのスイーツセットなど、
  折々お世話になり、
  今年もありがとうございました〜。

  それから、
  今年も麦さんのパンをおもとめいただいた皆さまも
  ご利用ありがとうございました。
  来年もどうぞよろしく〜〜


    
    パン工房 麦 さんのブログ
    「きつねこぱん」はこちらをclick!


    

    火星の庭への入荷は、
    新年は、1月9日(木)が最初です。どうぞよろしく〜


 本日の新入荷より 2013.12.25  

     本日12月25日(水)は定休日(火水定休)
     明日以降、ご来店お待ちしております。

        ★本日の新入荷より★

 

 

      クリックでそれぞれ拡大表示します


 本日の庭番便り 2013.12.24  

・火星の庭と喫茶ホルンの共同企画「てれんこ市」、
  昨日にて終了〜
 ありがとうございました〜〜♪

・本日12月24日(火)は
  定休日です。(火水定休)
  木曜以降、ご来店お待ちしております〜

・年内は、12月30日まで営業。
   大晦日はお休みいたします。


 『てれんこ市』三日日(最終日) 2013.12.23  


  12月23日(月)、
  火星の庭と喫茶ホルンの共同企画、『てれんこ市』。

  喫茶ホルン会場の方は、昨日12/22で終了。
  火星の庭会場の方は本日12/23までです。

  では、
  火星の庭に並ぶ喫茶ホルンの商品の中から
  今日はこちらをご紹介。

  喫茶ホルンの夏海さんによる
  イラスト入り衣服
  
  上段左から「ニューキャッスル」「ザルッペン」「絵日記」
  下段左から「新しい文字カーディガン」「母と迷子」とその背面
  となっています。
   
   
 ★火星の庭、
   営業時間は本日も普段の通り 11時〜19時
   古本もカフェも通常営業です。


 『てれんこ市』二日日 2013.12.22  


  12月22日(日)、
  火星の庭と喫茶ホルンの共同企画、『てれんこ市』の
  2日目です。

  喫茶ホルン会場の方は、12時〜19時ですが
  本日は、都合により14時半から16時まで一時クローズとなりますので
  どうぞご注意ください。
  火星の庭会場の方は、普段と同じく11時〜19時です。

  まずこちらの写真は
  火星の庭会場に並んでいる、
  喫茶ホルンの品物。

         『鬼火ちゃん』↓
 
   ↑お正月飾りは、馬の形、富士山の形、
    そして、ひょうたんに馬の絵などなど〜
    ホルンの夏海さん作の
    めでたい、愉しいものがならんでいます。

  ↓そしてこちらは
   喫茶ホルン会場に並ぶ火星の庭の古本。
 
  喫茶ホルンに合いそうな本をセレクトしてみました。
  (写真がちょっとボケてしまいましたが。 会場で見てね。)

  喫茶ホルン会場の方は、本日12/22が最終日。
  火星の庭会場の方は明日12/23まで。

  どちらもどうぞよろしく〜。


 『てれんこ市』初日 2013.12.21  



  火星の庭と喫茶ホルンの共同企画、『てれんこ市』
  本日12月21日(土)、初日です。

   ☆喫茶ホルンでは、火星の庭の古本を販売
   ☆火星の庭では、ホルンの、毎回違ったいろいろなものを販売
     (今回は、お正月飾りと創作服が登場です。)

         ◇

   まずこちらは喫茶ホルン会場。
   火星の庭からの古本が並びました。
   
   映画、音楽、民俗、図録、文芸文庫本などなど約200冊
   どれも最近入荷したばかりのレア(!)なものです。
   喫茶ホルン…
     12月21日(土)12時〜21時
        22日(日)12時〜19時
            (※14時半〜16時まで一時クローズ)
   
         ◇

   そしてこちらが火星の庭のてれんこ市コーナー。
   
   喫茶ホルンの渋谷夏海さんの直筆イラスト入りの服や、
   めちゃめちゃキュートな「鬼火ちゃん」、
   富士山、馬の形のお正月飾りなど、賑やかに並んでいます。
   火星の庭…
       12月21日(土)〜 23日(月)
         どの日も11時〜19時

   小さいながらも楽しみがぎゅっとつまったてれんこ市に
   てれんてれんといらしていただければ幸いです。


 麦さんのクリスマスクッキー 2013.12.20  

   毎年この時期の定番、
   パン工房麦さんのクリスマスクッキー、
   そしてクリスマスシュトーレン、
   入荷いたしました。

 

 

  ☆いつもの種類のパン、クッキー類も
   どちらもどうぞよろしく〜♪

  ☆パン工房 麦 さんの
   国産小麦・天然酵母のパン、クッキー類は
   火星の庭では毎週木曜日入荷です

    
    パン工房 麦 さんのブログ
    「きつねこぱん」はこちらをclick!



『てれんこ市』のお知らせ 2013.12.19  

  火星の庭と喫茶ホルンの共同企画、『てれんこ市』。
   ☆喫茶ホルンでは、火星の庭の古本を販売
   ☆火星の庭では、ホルンの、毎回違ったいろいろなものを販売
     (今回は、お正月飾りと衣服が登場です。)
    
     もうすぐ開催です
        どうぞお楽しみに

    第1回、第2回の様子はこちらでご覧いただけます

    

    


『父と暮せば』終了 2013.12.18  

  杜の都の演劇祭のプログラムA『父と暮せば』、
  火星の庭を会場として
  12月11日から17日まで、
  全8ステージで160名以上の方にご来場いただき、
  大好評のうちにすべての公演を終了いたしました。
 
  笑いと涙にあふれ、
  毎回満席の会場は感動に包まれました。

  ご来場下さった皆さん、ありがとうございました。
  出演の藤原さん、青柳さん、演出の白鳥さん、
  そして、この意義深い企画の運営をになう
  杜の都の演劇祭プロジェクトのみなさん、
  素晴らしい公演を本当にありがとうございました!


  なお、杜の都の演劇祭2013は、
  火星の庭での『父と暮せば』上演をスタートとして、
  この後、各所でそれぞれの演目が上演されていきます。
  ぜひ、
  杜の都の演劇祭・公式webサイトにて
  情報をご覧ください。

     杜の都の演劇祭・公式webサイト
     http://www.morigekisai.com/index.html



  火星の庭ではこの公演のためのドリンクとスイーツを用意しました。
 
  オリジナルドリンクのクリスマスティー。
  いちご、バニラ、ローズのフレーバー紅茶に
  生クリームを添えたとろける美味しさ。

 
  クリスマススイーツ。
  パン工房麦さんのマフィン、シナモンスティック、
  クリスマスオーナメントクッキー。
  パッケージもクリスマス風にしました。
   
  お芝居が心に強く残るストーリーなので、
  カフェメニューは軽く、明るいものにしたいと思いました。
  お客様からご好評いただきうれしかったです。


  杜の都の演劇祭プログラムA 井上ひさし作
  「父と暮せば」のページを
  火星の庭サイト内に作成しました。
  http://www.kaseinoniwa.com/cafe/201312chichito.html


『父と暮せば』最終日 2013.12.17  

 12月11日(水)から、
 当店を会場に上演され、
 毎回会場を感動に包んできました、
 杜の都の演劇祭・プログラムA=『父と暮らせば』。

 全8ステージのうち、
 いよいよ本日12月17日(火)の昼公演・夜公演
 2ステージを残すのみとなりました。

 『父と暮らせば』作・井上ひさし
         出演・藤原貢 青柳奈美
         演出・白鳥英一

   (↓下の画像は本番とリハーサルより)

 
 
 
 

 『父と暮らせば』は、
 原爆投下から3年後、昭和23年の広島を舞台とした物語。

 あらためて振り返りますと
 毎年この季節に行われている
 「杜の都の演劇祭」(愛称:杜劇祭)のスタートの時、2008年に
 この『父と暮せば』が火星の庭にて上演されました。
 そして、
 今年の杜劇祭が「過去上演作で好評だったものから4タイトルを
 セレクトして再演する」という構成となったことにより
 火星の庭での『父と暮せば』も選ばれたという経緯です。

 はからずも
 原爆投下から3年後の広島を舞台とした物語が、
 東日本大震災から3年後のここ東北で語られることとなって
 せりふのひとつひとつが胸に刺さります。
 
 150名以上の方にご来場いただきました。
 師走の慌ただしいなか、ご来場ありがとうございました。
 お店を劇場にする貴重な体験をまた一緒に作らせていただいた
 杜の都の演劇祭プロジェクトの皆様、ありがとうございました!
 

    


      ・情報はこちらをクリック・

 
 

   ☆ 本日 12/17(火)は、
    定休日ですので店舗営業は無しで、
    上演のみおこないます。


本日の庭番便り 2013.12.15  


 
 12月11日(水)を初日に、当店を会場として公演を行っております、
 杜の都の演劇祭・プログラムA=『父と暮せば』。
 毎回会場を感動に包み、大好評のうちに、
 残りの上演回数もいよいよ少なくなってきました。
 今日・明日(12/15、16)上演の無い二日間をはさみまして、
 12月17日(火)が最終日(昼と夜の2回上演)となります。
   ☆ 今日・明日、当店は古本とカフェ、普段通りの営業です。
   ☆ 12/17(火)は、定休日なので店舗営業は無しで上演のみ
     おこないます。

 『父と暮らせば』作・井上ひさし
         出演・藤原貢 青柳奈美
         演出・白鳥英一
 
 
 
 

 12月17日(火)の『父と暮らせば』最終日公演も
 当日券が少しあるようですので、ご希望の方は
 杜の都の演劇祭プロジェクトさん(TEL022-231-2492)の方まで
 どうぞお電話くださいませ。

    


      ・情報はこちらをクリック・



『父と暮せば』本日初日 2013.12.11  

 当店を会場として行われます、
 杜の都の演劇祭・プログラムA=『父と暮せば』
 本日12月11日(水)、公演初日です。

 『父と暮らせば』作・井上ひさし
         出演・藤原貢 青柳奈美
         演出・白鳥英一

        (↓画像はリハーサルより)
 
 
 

 本日を初日として、8ステージ行われます。
   (日程は、下記のリンク先よりご覧ください。)
 各回当日券も少しあるようですので、ご希望の方は
 杜の都の演劇祭プロジェクトさん(TEL022-231-2492)の方まで
 どうぞお電話くださいませ。

   


      ・情報はこちらをクリック・



『仙臺郷土句帖』 2013.12.09  


   つい先日、『仙臺文化』の渡邊慎也さんにより、
   『仙臺郷土句帖』が翻刻されました。
 
   『仙臺郷土句帖』
   天江富彌 編集
   仙臺郷土句會発行・渡邊慎也翻刻
   2013年11月22日翻刻印刷
   2013年11月25日翻刻発行 
   限定500部
   196ページ・菊判・角背上製本・カバー・帯 
   1800円+税

      ◇   ◇   ◇

  <富田博『仙臺郷土句帖』翻刻発行にあたって より抜粋>
  『仙臺郷土句帖』は昭和十六年、
   天江富彌が、仙台弁による句を創作し、
   戦地で軍務に服している郷土出身将兵の慰問にと、
   始めたものであった。
   しかし、それだけではなく単なる郷愁を乗り越え、
   失われつつある郷土の風物と生活を守り、
   方言と共に後世に記録するという、大きな役割を持たそうとの
   考えから始めたものであった。

      ◇   ◇   ◇

 天江富彌さんという人。
 仙台で古書を扱っていると頻繁にお名前を耳にします。
 1899年造酒業「天賞」に生まれ、
 類いまれな知識と独自の美学、行動力をもって、
 数々の文化文芸の花を咲かせた人。
 その一つが、東北の子ども玩具だった「こけし」を研究、体系づけ、
 工人を世に出し、こけしの奥深さを世に知らしめたこと。
 童謡を愛し、童謡詩人スズキヘキとともに
 童謡専門誌「おてんとさん」を創刊。
 竹久夢二、野口雨情らと交友を重ねました。
 戦後は国分町に郷土酒亭「炉ばた」を開業。
 天江さんを慕う芸術家、研究者、収集家、愛書家が集う文化サロンになり、
 その比類のない空間は、未だに語り継がれています。(現在も営業中)


 一年ほど前から
 「天江さんの本を出します」と渡邊さんからお聞きしていて、
 楽しみにしていました。
 出来上がった本は、思いがけず真っ赤なカバーに堂々と書かれた題字。
 はっとする美しさでした。
 手に持てばぴんと張った本の重みが伝わってきます。
 日々たくさんの本を見ていると、「あ、これはいい本」と
 一目で直感するときがあるのですが、
 この本も長い年月を耐えうる顔をしています。

 

 本を受け取りに伺った際に、渡邊夫妻としばし歓談しました。
 奥様の恒子さんに「読んでみて、意味わかる?」と聞かれ、
 一番はじめの句を読んでみると、
  
    頬燃えておしょしい人へお茶をくみ

 「<おしょしい>は、恥ずかしいですね。これは恋の句」
 「そうそう。次は?」

    藁によに渋柿入れて日向ぼこ

 「<藁によ>って何でしょう」
 「あぁ、<藁によ>、知らないよねぇ。稲刈りした後に
 藁を積み重ねて干すでしょう。あれが仁王さまみたいだから、
 藁仁王。それが藁によ」
 と教えられる。へぇ、へぇ〜〜。と納得する。

 「ガガ」は女房。「たろ氷」はつらら。「ゲエラゴ」はおたまじゃくし。
 ホトトギスの鳴き声は「ぽとさけた」。

 ぽとさけたお國訛りのほととぎす  相馬黒光

 相馬黒光はこの郷土句帖にたくさん句を寄せています。
 ほかに、上山草人、白鳥省吾、濱夢助、スズキヘキ、
 藤原非想庵、内ヶ崎作三郎、伊達南谷子、三原良吉…。

 翻刻とは、活字本などを写真製版により再刊すること。
 ぼやけたり、滲んでいたり。濃淡ある活字を
 つっかえつっかえ読んでいると、頭のなかに
 川遊びや柿の木に登っている自分があらわれてきます。

 

 発行時の戦前から戦後は物資が窮乏した時代。郷土句帖の実物は、
 白石和紙に刷られた簡素なものでした。渡邊夫妻が
 翻刻しなければ現代の人が読むことは相当難しいことです。
 あらためて、すごい本が翻刻されたと感じ入ります。

 買い取りで天江さんやスズキヘキさんの本が入荷すると
 お知らせしたりということがあったからでしょうか、
 あとがきに自分の名を見つけて恐縮しています。
 いや、お役に立てるとしたらこれからこの本を広めていくことでしょう。
 当店でも販売をさせていただいています。

   また、
   火星の庭では、どの本も通販もしています。
    ・送料別途。送料は、大きさ・重さにより変ります。
    ・『仙臺郷土句帖』に関しては1冊お送りの場合送料290円です。
        (郵便の「ゆうメール(=冊子小包)」を利用)
   ご注文は、
   ご氏名・ご住所・注文書籍名をお書きの上、
   当店 Eメールアドレス
    kasei★cafe.email.ne.jp(★を@に変えて)まで
   ご連絡ください。

  どうぞご利用下さいませ。


 
 
 


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