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火星の文学の庭2008.6.26  


 今週の定休日は、『荻原魚雷、古本の森文学採集ノート』の編集作業を
していた。『古本暮らし』(晶文社)とブログ「文壇高円寺」のなかから
展示本を30冊選んで魚雷さんにメールする。魚雷さんも「文壇高円寺古
書部」の準備が着々と進んでいるらしい。
 
展示本どれも興味深いものばかりで、ちらっと紹介すると、
 
鮎川信夫 『現代詩入門』(飯塚書店)/『尾形龜之助全集 増補改訂版』
(思潮社)/古山高麗雄 『私がヒッピーだったころ』(角川文庫)/
山田稔 『影とささやき』(編集工房ノア)/阿佐田哲也 『阿佐田哲也
の怪しい交遊録』(集英社文庫)……………お、おーーーっとここまで。
ここから先は当日までのお楽しみ。
 
「文学って、興味があってもどこから手をつけていいかわからないので、
今回のイベント楽しみです」と言われたり、常連の文学好きのお客様から
「往来座の外市でも魚雷さんの箱からいつも買っているんだ。文壇高円寺
古書部、楽しみだねぇ。初日に来るよ」というマニアの期待の声も。
 
荻原魚雷さんは1969年生まれ。文学論、文学入門は数あれど、魚雷さんの
文学についての文章は、飛び抜けて「リアル」だ。こんな風に自分の人生
と作者の人生を照らして読むなんて、すごく刺激的だなぁ〜と思う。偉い
先生が文学を論じる空々しい感じはない。読んだ実感を自分の言葉で無駄
なく伝えている。さらっと読めるけど、読み飛ばせなく、何度読んでも響
く。こんな風に文学を語ってもらえたら、もっともっと文学を読む人が増
えるのではないか、そう思って今回の企画を魚雷さんにお願いした。
 
ということを書いていたら、魚雷さんの著書『古本暮らし』の出版社・晶
文社のTさんよりtel。ポストカードのデザインを褒めてくれた。来週『古
本暮らし』(晶文社)入荷します。展示と合わせて読めば、さらにおもし
ろくなるはず。トークのときに持参してサインもらいましょう。むふふ。
 
トークまではまだ一ヶ月ありますが、すでにご予約を多数いただいていま
す。席数が限られていますのでご予約はお早めにどうぞ。


ケンの晴れ舞台&冷凍冷蔵庫2008.6.25  

~~東北電力グリーンプラザ広報誌「オアシス」より引用~~
 
「発見!特撮映画の魅力」展 
 
7月1日〜8月10日 10:00〜18:00 入場無料
東北電力グリーンプラザ 1階
仙台市青葉区一番町3-7-1(地下鉄広瀬通り駅徒歩1分)
tel.022-225-2969
 
ゴジラやウルトラマンなど特撮映画に関する資料や、その魅力に惹かれ
映画制作を行っている、在仙の映像作家・前野健一氏の作品を展示、
上映します。撮影技術や編集技術、怪獣模型など、幅広い特撮映画の
魅力を紹介します。
 
展示協力:映像作家 前野健一(宮城県仙台市)
     株式会社マルフジG対策本部(宮城県仙台市)
~~引用ここまで〜〜
 
日頃火星の庭では、私が事務能力欠如のため裏方仕事に追われるケンです
が、彼の本拠地「特撮映画」でスポットが当たることになりました。ケン
のもう一つの顔には根強いファンも多いので、待ちに待ったというところ
でしょうか。夏休み期間だし、チビッコにも喜んでもらえたら元祖・オト
ナチビッコのケンも本望でしょう。では本人より一言。

はーい、どーーもーーーケンです。はい、そんな展示が行われることにな
りまして、私は何を出品するかといいますと、私のVIDEO作品で使用しま
した、撮影用の怪獣たち(コマ撮りで動かすものです。)、乗り物のミニ
チュア、小道具、などです。また、モニターが設置されまして、作品の映
像(抜粋)がエンドレスで!流されることとなっております。どうぞご来
場下さいませーー!!!
詳しくは、私のブログ「ケンちゃんの第四惑星より愛をこめて」
にてーーー。
 
        ◆     ◆     ◆
 
夏を目前に突然壊れた冷凍冷蔵庫に翻弄されていましたが、ようやく落ち
着きました。東北最大手の業務用メーカーの冷凍冷蔵庫。これを狭い火星
の庭のキッチンへ2台置くために元のシンクを撤去、シンクを特注しなけ
ればならなくなった。何度も打ち合わせを重ね、設置に半日かかってけっ
こうな改修となったこの件について、お客様からはまったくわからない。
お声をかけていただければキッチン見せます、なんて。そんなたいしたも
んじゃないけど。

 設置の日、業者さん4名やってくる。用もないのにウロウロ。「あっちで
休んでいていいですよ」と人払いされる。くすん。
 
        ◆     ◆     ◆
 
最近あった買取り本や市場での落札本など店頭へ出しています。ネットへ
はなかなかアップできずすみません。80年〜90年代「アイデア」約100冊、
500円均一中。


Book cafe てくり』のこと2008.6.19  

5日ぶりに火星の庭へ帰って来ました。
「てくり」と地震、一生忘れられそうにありません。新幹線に乗る数十分
前のこと。車中、交差点で信号待ちしていた。アスファルトがうねり、電
柱が斜めってる。あわてて外へ飛び出す人達。駅を目指していた進路を変
え、とにかく火星の庭へ。壮絶な光景を予想していたが、古本は耐えてい
た。食器も無事。急いで駅へ向かうと、JRの機能は麻痺。新幹線はおろか
在来線も高速道路もストップだ。わずか50分(新幹線)で行けるところに、
どんな手段を使ってもたどり着けないとわかった時は、落胆した。
 
だから次の日に「Book cafe てくり」会場についた時はそれだけでハイテ
ンション。
 

 
「てくり」の編集・デザインをしている木村さんにご挨拶して、古本市会
場へ向かうと本棚がスカスカ。急に仕事モードになってひたすら補充する。
友人達も手伝ってくれた。(この写真の撮影もお願いしまして…。いつも
ありがとうございます!)古本市は、りんごの木箱を使っていい感じ。た
だサイズ的に、B5以上の大きさの本を立てて挿せないことが難点。雑誌を
けっこう持って来たので、お願いして一箱だけ段ボールで置かせてもらう。
 
補充のために箱から本を出していると人が集まって来て、「これいいです
よ!」と私も盛り上がっていると、いつの間にか人の輪ができていて「叩
き売り」みたいな光景になる。場所が隣のカフェ部分にまではみだしてい
たので「これはルール違反だな」と思い、木村さんに「すみません、こん
なことになって」と謝る場面もあったりして…。
 
会場は築120年の古民家。持ち主は岩井沢さんという大工さん。取り壊さ
れそうになったのを移築したそう。奥様に家のことをいろいろお聞きする。
解体→移築、気の遠くなるような苦労を柔らかな笑顔でさらりと話す。こ
の居心地の良さは生き延びた家の喜びがあふれているからではないか。す
ごい数の人がいるのに窮屈じゃない。古本コーナーも靴を脱いでいるせい
か、みんなじっくりゆったり見ている。


 
ランチをいただいた。

地元の旬の素材づくし。気取りや派手さのない、だけど手間ひまかかった
ほんとうにおいしい料理。「てくり」そのものだな〜。な、なんと600円。
食後の和菓子つきお抹茶200円。「申し訳ないですね」と言うと、「いい
んです、喜んでいただければ」と岩井沢さんの奥様。友人達と「来てよか
ったぁ〜〜」と歓喜。
 
玄関の土間にカフェcartaさんの出張喫茶、囲炉裏の方にカフェ&古本市、
反対側に「てくり」ゆかりの物販コーナー。ホームスパン中村工房のスト
ール、福田パン、家具屋のHolzさん、クッキーや珈琲豆、りんごジュース、
南部鉄器のオブジェなど、どれも誠実に作られた手仕事が並ぶ。
 
わめぞ」の(っていう紹介でいいんですよね、木村さん)木村衣有子
んに初めてお会いする。けど、初めてとは思えないほど、すんなり会話。
「わめぞ」のおかげです。「あ、いいものあるんだ」と見せてくれた「わ
めぞ」メンバーの素敵写真に大爆笑。(向井さん…、「わめぞ」って何の
集まりだっけ)。囲炉裏の端に座って、だらだらおしゃべり。火星の庭で
何かやりましょう、むふふ、と軽くお約束する。何冊も著書がある木村さ
んの2001年発行の初著書『京都カフェ案内』はカフェ・ファン、カフェ・
オーナーにとって座右の書。舐めるように読んだことを思い出しました。
 
その後、盛岡へ2時間くらい外出。古道具屋、骨董の日曜市などを見て歩
き、「六分儀」へ。おじさんが一人で新聞読んでいるのが似合う喫茶店。
私達が一番若い客だった。盛岡の人、いいな、ここに通えて。
 
会場に戻ると古本市は終了。4時半に運送会社に集荷を頼んでいるので、
さっさと箱詰めする。思ったより減っていなかったが、売り上げはよかっ
た。地震のアクシデントにも関わらず、滞りなく進行し、これだけ盛り上
がったのはほんとうにすごい。東京や近県の人達は交通事情で来れない人
も多かったので、それだけが残念でした。
 
物販スペースでは、マリンバライブとプリンパフォーマンスが始まり、
イベントはクライマックスを迎えていた。


 
今回何よりも感動したのは、会場の空気。心を尽くしたおもてなし。主催
者も、参加者もお客様もみんな気負いなく、自主的に楽しもうとしている。
「てくり」が街を元気にし、その元気が「てくり」に返って来ているんだ
な、と感じた。言葉でうまく言えない忘れがたい体験だった。来場者は延
べ1000人、古本は1800冊集まったそう。ご来場いただいたお客様、「て
くり」の皆様、会場の岩井沢さんはじめスタッフの方々、ほんとうにあり
がとうございました!!!!!


 
心地よい疲れを感じつつ、最終の新幹線で帰って来た。仙台駅に着くと熟
睡したまま娘(5歳)が起きない。しょうがいないのでおんぶして(18kg)、
改札を過ぎる。紙袋2つ、布袋3つ抱えて。昔の行商人ぽく、ちょっと哀愁
漂ってたね。
 
        ◆     ◆     ◆
 
翌日は福島・岳温泉での古書市のため、出品本9箱積んで朝7:30に出発。
古本屋大集結で、43軒参加。東京からの参加も多い。パラディさんに久し
ぶりにお会いする。「古本大博覧会」大盛況おめでとうございます。とまず
言う。コクテイルで飲みたくなって来た。持っていったものは1点残して
すべて売れ、2箱買い。買い損ねて悔しいものもあったが、熱気のある市
場にいるだけで楽しくなってくる。さ〜、また値付けして売って、買って、
また値付けして売って、買って…古本メビウスの輪の生活ですよ。
 
        ◆     ◆     ◆
 

最新号「てくり 7号」入荷しました。特集は「アート」。美しい写真と
充実の内容です。
 
 
        ◆     ◆     ◆
 
来週金曜日は「加藤哲夫ブックトーク」です。19時から。ご予約・会費
不要です。お気軽にどうぞ。
 
        ◆     ◆     ◆
 

荻原魚雷、古本の森文学採集」のポストカードができました。火星の
庭、市内各所で配布中。トーク&ライブのご予約受付中です。お早めに
どうぞ〜。


『ブックカフェてくり』2008.6.16  

6月14日の地震ですが、当店では本が4、5冊落ちたくらいで、特に問題
ございませんでした。ご心配いただき、お電話やメールを頂戴いたしまし
て、ありがとうございました。被害の大きかった地域の一日も早い復旧と
他界された方の御冥福を祈念しています。
本日の庭番は久美子不在のため健一が書いております。
 
岩手県は滝沢村にて行われました、
6/14・15のイベント『ブックカフェてくり』も、地震当日&翌日でしたが、
たくさんのお客様が御来場下さって、大盛況とのことでした。
そのイベント内の古本市に、お誘いいただいて当店も出店いたしました。
販売する本は前もって発送しておりましたので問題なかったのですが(本
の売れ行きも好調とのこと…ありがとうございます!)、久美子が初日か
ら会場に行っている予定だったところ、地震のため新幹線がストップして
しまい、初日は足止め。会場に行けたのは2日目の昨日だけ、と相成りま
した。詳しくは、日を改めて久美子がご報告を書くと思います。
 (その昨日のてくりのイベントの余韻もさめやらぬうち、
   久美子は今日は古本の仕入れのため、福島県での市会に行っている
    のでございます。)
 
『ブックカフェてくり』、
  御来場くださったお客様、
   そしてスタッフのみなさま!本当にありがとうございました!!!
「てくり」初イベント・大盛況、おめでとうございまーーーす!!!


ボヤキ大臣 2008.6.10  

オープン9年目にして、号令したかのように設備に不具合が重なっている。
なんなんだろう、試練?オーディオ、トースターなんかだとまだかわいい。
厨房機器やパソコン、果ては車なんかに及ぶと、「これでもやり続ける?」
と試されているような気分。これらの故障がここ一月で一度に起きるって、
どういうことなんだろう。こうなったら最後の手段を使うか…(怪しい)。
 
火星の庭はブックカフェなので、古本屋だけだったらいらない業務用の冷
凍冷蔵庫、カフェだったらいらない商用車(買取用のワゴン)が必要。経
費も労力も2倍。で、売上げは2倍にならないのが痛いところ。先月開かれ
たトークの終盤で司会の大泉さんに「火星の庭に続いて仙台にもっとブッ
クカフェができるといいですね。ね、前野さん」と言われて、「そうです
ねぇ、タウンページに<ブックカフェ>という項目ができるくらい増えた
ら、と思いますがだからと言って人にはすすめられませんねぇ」「え、な
んでまた」「大変なんですよ〜、とにかくぅぅぅー」と泣き笑い顔になっ
たら、客席から「前野さんがネガティブなこと言うの似合わないよー」
と年輩の男性から声が上がった。
 
待って。私は「決めたら早い!」というだけで、年中ぐちぐち、ゆらゆら
していて愚痴も多い。友人には「ボヤキ大臣」と言われているのだ。って、
威張ることじゃないけど。とほほ。でもポジティブに見えるのはいいこと
かな、と思う。「前野さんが、大変ーーーって言うと楽しそうに見える」
って言われたこともあったっけ。いえ、大変な時は楽しくないですよ。
 
ある新聞に東京古書組合理事のKさんが載っていて、「古本屋ブーム」と
いうタイトルでエッセイを書かれていた。ブームと言われても実感ないな
ぁと読んでいると、古本ブームではなく、古本屋ブームなんだそう。「店
の紹介でも、どんな本が並んでいるかより、どんな雰囲気か、どんな売り
があるかが話題にされることが多い…」という。そうかもなぁ。見てほし
いのは本棚なのに。そしてとどめに「それにしても、どれだけ取り上げら
れても、それでお客様が急増し、売り上げが倍増したという店は、かつて
あったためしはありません。グルメ案内や人気グッズ紹介などとの違いは
明らかです。」と鋭い指摘。未来が見えないなぁ。ボヤボヤ…。
 
なんてことを書いている間、ケンは外壁の拭き掃除。きれいに磨いてや〜。
 

  

 
上部は2階の屋根に登って。右!まだ落ちてないよ〜。もっと手伸ばして!
そんなぁ落ちちゃうよーー。うわ〜〜〜、ズッドーン。ってなったら大変。
 
「てくり」のイベントは今週末。お天気もいいようで、友人4人と行って
きます。ライブチケットは3日で売り切れたようです。告知のカードもす
ごい勢いでなくなりました。「てくり」にもないとか。全国の「てくり」
ファン大集結ですね。さては、火星の庭の古本が受けるかどうか。週末の
火星の庭は通常通り営業しています。常に平常心、万年スマイルのケンが
お店番しています。


「荻原魚雷、古本の森文学採集」のお知らせ 2008.6.8  

火星の庭、久々の文学企画です。
この夏は文学とたっぷり遊んでみませんか?

「荻原魚雷、古本の森文学採集」
7/17 (木)〜 8/18(月)
『古本暮らし』(晶文社)の著者、荻原魚雷さんが
古本の森をさまよい採集した文学は
どれも新鮮な読書の愉しみに満ちています。
魚雷さんのブログ「文壇高円寺」に登場する
文学についてのエッセイと実物の本を展示します。

☆「文壇高円寺古書部」の出張販売あり。
★ご来場の方に「古本の森文学採集ノート」を差し上げます。(限定300部)

【トーク&ライブ】7 / 27(日)
荻原魚雷さんと友人のミュージシャン・オグラさんが来店!
18:00開場 18:15開演 20:30終了予定
第一部「荻原魚雷トーク・古本の森文学採集」
第二部「インチキ手廻しオルガン弾きオグラ・ライブ」
前売券(定員35名)2500円・1ドリンク付

トーク&ライブの前売券、
6/12(木)から発売します!


いろいろお知らせ2 2008.6.4  

月曜日の買取、無事行いました。脚立に昇ったり、暗闇のなかさぐったり、
古本屋魂が燃えるエキサイティングな買取でした。江戸時代から現代まで、
作業の手が思わず止まることしばしばでした。職人さんがあつらえた本棚
にも見とれました。本の保管場所が何ケ所かに分かれているので、引き続
き本の整理のお手伝いを依頼されることに。ありがたいことです。皆様、
本の行き先について、どうぞ火星の庭にご相談下さいませ。お待ちしてお
ります。
 
        ◆     ◆     ◆
 
『仙臺文化』最新号が入荷しました。今号も見どころたっぷり。驚くべき
貴重な資料が満載です。

特集は「仙台の芝居と映画」。仙台に歌舞伎座があったなんて。ルネッサ
ンス風の洒落た洋館です。エノケン主演映画「三尺佐吾平」は伊達騒動を
描いたコメディ。仙台ロケのモノクロ写真が多数掲載。庄司晃子さんが
紹介する「常盤紺形木綿染め」の美しさも必見です。そして巻末の「街の
ともし火」に火星の庭が登場。先日取材していただきました。二人並んで
の写真はめずらしい。「仙臺文化」に載せていただけるとは夢にも思わず
たいへん光栄です。ご紹介に恥じないようやっていこう。
 
        ◆     ◆     ◆
 
この定休日は、来週末にせまった「てくり」のりんご箱古本市の準備、ひ
たすら。補充分合わせて段ボール7箱作りました。ほとんどがここ数日間
立続けに3件あったデザイン事務所の買取り本のなかからセレクト。テー
マは「和」「木」「昭和」というところ。300円均一も100冊くらい用意
しました。プロの参加は当店だけということなので、果たして受け入れら
れるか外れるのか見えませんが、喜んでいただけるよういろいろ持って行
きます。私は当日11時くらいからお店番しています。ご来場お待ちして
います!
 
        ◆     ◆     ◆
 
地元に根づいた情報誌として定評のある「仙台っこ」の「まちの本屋さん」
でご紹介いただきました。記事は朝日willでもお世話になったAさん。い
つもながら店主の私より火星の庭を理解してくださっている。短い文章の
なかに複雑怪奇な火星の庭のことがリアルに描かれています。ご本人は
清楚で美しい方。そのAさんに「仙台っこ」の「本びより」という書評コ
ーナーの連載をお願いされてしまい、思わず「はい、いいですよ」と引き
受けてしまった…。あのまっすぐな瞳には逆らえない。うう。ということ
で、「仙台っこ」で本の紹介をさせていただきます。発行は偶数月1日。
 
        ◆     ◆     ◆
 
昨年「古本女子サミット」でお会いしたcafe de pocheの伊東琴子さんより
新しい本のご案内をいただきました。

まぁまぁこれは読みたい、と思っていたところ仙台市内の本屋さんで平積
みされていました。読みたい本が近所で買えるのは幸せです。一読して
「人」と「声」を大切にしている本だなと感じました。そうすると「もの」
と「街」も愛おしく見えるものなんだな。小さな発見でした。小さいのに
いっぱい詰まっているのが好きな方、ぜひおすすめです。次号は10月に発
行予定で、特集は、おぉ、「喫茶」です。


 
 
 


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