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「歌う人」 2010.2.26  

*長いのでよければ少しづつ読んでください。

 今日の仙台は小雨。春めいてきました。
 二週間に渡ってお送りいたしました『火星の庭10周年感謝セール』
たくさんの方にご来店いただき、好評のうちに終了いたしました。
ありがとうございました!
本を買っていただける。これが続けていく最大のエネルギー源です。
                           ………………

                      ★全文を表示★
                   (全文は、かなり長いです)


セール速報 3。 2010.2.18  

2/21(日)エスプ塩竈「僕は天使ぢゃないよ」上映&あがた森魚ライブ
があと少し席があります。『ガロ』バックナンバーが並ぶ会場で
どうぞあがた森魚をご堪能ください。

2/23(火)火星の庭の友部正人ライブはキャンセルが一枚でました。
先着で受付いたします。お待ちしています。

  メールアドレス
   :こちら kasei@cafe.email.ne.jp

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セール速報 3。 

『中平卓馬の写真論』帯 中平卓馬 《リキエスタ》の会 2001年 
『アンリ・カルティエ=ブレッソン展』2冊組函入り1989年PPS通信社
『ホンマタカシ写真集 NEW WAVES』PARCO出版 帯 2007年
『mika』初版 蜷川実花 講談社 2004年
『日本人ノ顔 青森ノ顔』荒木経惟 2006年
『おだやかな日々』東京都現代美術館 2003年
『「予感」野口里佳展』初版 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 2001年
『AISATSU』岡本真菜子写真集 1999年
『現代美術になった写真』栃木県立美術館 1987年
『LA DANCE』DAVID HAMILTON MORROW 1974年
『芸術新潮 2001年11月号 有元利夫からの贈りもの』
『「シャガールのシャガール」展』1989年
『ル・コルジュジエ 建築とアート、その創造の軌跡』2007年
『宇宙を夢みた庭』カルロ・スカルパ クレオ 1993年
『谷口吉郎展』1997年
『ANDRE BLOC』1967年
『マンホールのふた<日本篇>』林丈二 サイエンティスト社1995年
『櫻画報 永久保存版』赤瀬川原平 青林堂 昭和46年
  

*店頭販売用ですが、ご質問などお気軽にどうぞ。

 今日から『火星の庭10周年感謝セール』後半戦、
古本すべて2割引です。
またまた倉庫にもぐり込んで、写真集などを発掘いたしました。
雪がちらほら。足元にはくれぐれもお気をつけて。
まだまだ掘り出し物があります。ご来店をお待ちしています!

 ここ数日、本の情報をアップしていますが、思いのほかお問い合わせ
を多くいただいて、やはり日々の情報発信の大切さを感じます。
セール後もできるだけ新入荷情報を載せていきたいと思います。

 昨日一昨日の定休日は黙々と本の整理をしていました。
セール補充用はもちろん、来月の『ブロカントギャルリーSendai』用に
500冊は用意しないと。
ブロカントが終了するとすぐブックマーク名古屋のリブロの大古本市が
はじまります。今年もお誘いいただきました。ありがとうございます。
 少し気が早いですが、GWにはロバロバカフェの古本市、そして
今年は不忍ブックストリート一箱古本市にBOOK! BOOK! Sendaiとして
出店する予定。店番に立つのが楽しみです。その週末にも県外の古本市
に参加することになりそう。

 そこでお願いがございます。本の買取りを絶賛受付中です。本の買取
りは年中無休で承っておりますが、この春は切にお願いをいたします。
買わせていただいたご蔵書は、大切に活かしていきたいと思います。
ご依頼、お問い合わせはどうぞお気軽に。よろしくお願いいたします!


セール速報 2。 2010.2.15  

 ただいま開催中、火星の庭10周年感謝SALE
 


セール速報・その2です。

昨夜倉庫から持ってきた本の一部です。

『アヴァンギャルド '60』 フォトミュゼ 吉岡康弘 1999年
『オン・セックス』鹿島茂対話集 飛鳥新社 2001年
『つげ義春集』函・ビニールカバー 双葉社 1969年
『楽しみと日々』マルセル・プルースト 出帆社 1976年
『村上保イラストレーション集』筒箱 1987年
『通俗的芸術論』秋山祐徳太子 土曜美術社 1985年
『偶然の振れ幅 その出来事の地平』 川崎市市民ミュージアム 2001年
『追放された野次馬』赤瀬川原平 函 現代評論社 昭和47年
『MOTOR DRIVE』平間至 光琳社出版 1995年
『Reprocessing Reality」ed.by claudia spinelli 2005年
『唐草抄 装飾文様生命誌』伊藤俊治 牛若丸 2003年
『廃墟の歩き方 探索篇』栗原亨 イースト・プレス 2002年
『のらくろ伍長』田河水泡 講談社 昭和44年
『子どもの本を読む』河合隼雄 楡出版 1990年
  

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 仙台駅前では、さくら野デパートで萬葉堂さんが一割引セール
(2/21まで)、斜め向いのBさんは週末に半額セールをやっていたなぁ。
 カフェの家具でお世話になっているアンティーク屋さんからは70%off
セールのお知らせが届いた。
 そんな時代ということはわかっていながらも、一縷の望みをかけて
引き続きセールをやっています。木曜日から2割引。お待ちしています。


『ブロカントギャルリーSendai』チラシ配布中 2010.2.14  

『ブロカントギャルリーSendai』のチラシ完成。ノワイヨさんがセンス
と愛情を尽くして最高のクオリティーで作ってくれました。裏面は参加
店のmapになってます。
  
 ISHINNさんと「このイメージを我々が保てるかどうか」とひそかに
心配し合うほど素敵なチラシ(フライヤー、って言った方がいいの?)。
紙も上質。一万枚刷りました。参加店や市内各所で配布していますので、
ぜひ入手してください。

 ブロカントのブログも日々アップしています。
さっき見たらISHINNさんに「男気少女」と名付けられてた。
(セールの告知をしていただいて感激。ほんとに泣いた。)この命名、
なかなか言い得て妙。数々のあだ名のなかで記憶にあるのが「ネジ」。
高校生の頃、友人達によって「ネジが足りない」ということでついた。
「ネジーーー」と呼ばれる女子高生だったのです。
……今呼ばないでくださいね(笑)。

 一昨日パルコで会場を見ながら打ち合わせをしました。
  
 パルコのSさんを交えて、イメージと現実の擦り合わせ。
いかに楽しく、蚤の市の雰囲気を演出するか、会場監督のモルソーさん
が作ってくれた図をもとにアイディアを出し合って徐々に固まっていく。
皆さん真剣で、話しているだけでもどきどきしてきます。
 そんな大人達を尻目に、パルコの床をでんぐり返しする娘。
額にデコポンのシールを自慢気に貼っている娘を見てデコポン星人!
って呼んでいるISHINNさんに余裕を感じた。


セール速報。 2010.2.13  

 今回のセールに合わせて並んでいます。いかがなものでしょうか。


 
 太宰治関連本、ゴシップ的なものから評論まで。


 
 上村一夫、昨年の漫画セールの後に入荷しました。


 
 晶文社の本、あります。


 
『民謡と童謡の作りやう』野口雨情/著 黒潮社 1924年発行。


 
大型本いろいろ。田島征彦『祇園祭』棟方志功。岩田専太郎。染織。
広重。日本の民家。重たいですが、見応えあります。
東北・関東圏は送料サービスいたします。


 
写真雑誌『MANIPULATOR』
NO.21(1990年)とNO.23(1991年)の2冊。縦69.5cm横49.5cm。


 
『M.A.J.Y.-M.A.G.I.E. (DUCHAMP,WARHOL,BEUYS,KLEIN)』
1988年パリ。


 引き続きセール開催中。昨日今日は初日ほどの賑わいはありません
でしたが、まとめ買いをされる方が多くありがたいことです。
外の寒さは尋常ではないですが、少しでも喜んでいただけますよう
並べられるだけ並べています。補充も随時おこなっていますので、
2度3度ご来店いただけましたら幸いです。
木曜(2/18)からは2割引き、週末(2/20,21)は3割引。
どうぞよろしくお願いいたします。


セール初日、ありがとうございます。  2010.2.11  

本日、火星の庭10周年感謝SALE、始まりました!

  


 午後から突風とともに激しく雪が吹きつける悪天候にもかかわらず、
たくさんの方々にご来店いただき、ありがとうございました!
お客様の賑わい売上げともに今年最高でセール初日を迎えることができ、
メールなどでもお祝いの言葉、多くの励ましをいただきました。
あぁありがたいなぁ、またがんばっていこうと思いを新たにしました。

 古本も売れたけど、どっちかというと
『sumus』『ドノゴトンカ』
『te no te』『ソレイユ リュンヌ』『ふきながし』の好調が際立った
のもそれはそれでめでたいこと。
「ここにあったんだぁ〜」と言っていただけるのがうれしいです。

 昨日の夕方、セールの品出しが佳境になった頃、電話が。
なんと荻原魚雷さんから。魚雷さんと言えば電話嫌いだと聞いているし、
過去に電話越しでの会話は数えるほど。
文壇高円寺古書部もセールに合わせて割引してください」という。
「え、もともと安いので、絶版文庫が100円とかになっちゃいますよー」
と言うと、「本を還流させてたいからいいです」と消え入りそうな声で。
うう、ありがとうございます〜。よって文壇高円寺古書部も破格です!

 いいことずくめのようですが午後からの吹雪に気がつかず、
店の外に出していた本が木箱4箱分びしょ濡れに。
普段外へ本を出していないので注意が及ばなかった。しょんぼり……。
タオルで拭いて半分くらいは救出できました。

 東京では小雨のなか、「羽鳥書店まつり」が熱く繰り広げられたよう
で、遠いこの地まで興奮が伝染します。わめぞも応援部隊出動だって。
励まされるなぁ。蟲文庫さんは17年目をお迎えになったと。
成人式が見えてきたではないですかー。すごいです。
火星の庭はまだ小学生なんで鼻水たれている感じ。

 セールは来週月曜日まで10%OFF。木曜から土曜日まで20%OFF。
日曜月曜は30%OFFとだんだん安くなります。
「いつ来たらいいのよーー」と困っていた方もいますが、
本音は「毎日来てください!」いえいえ、
「セール中は3日おきくらいにいらしてはいかがでしょうか」
と思うところでゴザイマス。

 倉庫からおもしろい本、めずらしい本がいっぱい出てきました。
画像で紹介したいのですが、
例の本の準備や『ブロカントギャルリーSendai』も進んでいて
なかなかとりかかれず。本、いろいろあります。お待ちしています!


いよいよ10周年感謝SALE  2010.2.8  

2月11日(木)からスタートの
火星の庭10周年感謝SALEがいよいよ近づいてきました。
明日(火)明後日(水)の定休日で、
新規の品出しをたくさん行いまして、
11日(木)のSALE初日を迎えたいと思います。

SALE前に限らず、
当店は飲食店もやっているため
営業時間内に古本の品出しを行うのはほぼ無理なので、
それで週に2日間の定休日を設定して本の品出しをしているのですが、
今回はSALE直前なので、いつにも増して気合いを入れて品出ししたい
と思います。
ご来店お待ちしております!

    
         火星の庭
      10th anniversary SALE
      2月11日(木)〜21日(月)
         ★click★


      2月11日(木)〜15(月)10%OFF!
      2月18日(木)〜20(土)20%OFF!!
      2月21日(日)〜22(月)30%OFF!!!

  ・古本が対象です。
    既存在庫も、SALE中の追加品も全て割り引き対象になります!
  ・通販は対象となりません。ご了承下さいませ。

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読書人の間で話題になっております『sumus 13』を
 木曜日から当店でも販売いたします。
   
  『sumus 13 まるごと一冊晶文社特集 』
       ¥1575(税込)

一昨日くらいから、当店にあると思われて電話や店頭で
「『sumus 13』ある?」とお問い合わせいただいておりました。
すごい人気だし、当店が売らせていただく分はないかもと思いつつ、
発売元のみずのわ出版Yさんにお願いしたら速攻送っていただける
ことに。
くわしくは、こちらを。
 「本を散歩する雑誌」 6年ぶりの復活!
  詳細→ http://www.mizunowa.com/book
      /book-shousai/sumus_13.html


みずのわ出版さんの出される本は火星の庭でも何冊か扱っています。
いつも興味深いテーマで内容が濃く、商業路線ではない本が
古本としっくり合うのか、確実に売れていきます。

やはりお客様からご要望をいただいていた、
『ドノゴトンカ 創刊前夜号』も数部入荷しました。
まるでオブジェのような美しい本。特集は辻潤 遺墨。
執筆者のお一人、荻原魚雷さんから譲っていただきました。
合わせて「文壇高円寺古書部」も新入荷が並んでいます。

 東北の春はまだ先。どうぞ本で心を暖めてくだされば幸いです。


Book! Book! Sendaiのフリーペーパーが完成しました2010.2.5  

昨年3月に発行しました「0号」に続きまして、
Book! Book! Sendaiのフリーペーパー・1号が完成しました!

火星の庭では明日から配布開始いたします。

 
 創刊1号
 テーマ「杜の都の本風景」
 
前回の創刊0号と同様の仕様で、
読み終えると文庫本のブックカバーになります。

『杜の都の本風景〜私の好きな本の都「仙台」はココ』をテーマに、
Book!Book!Sendai のメンバーによる
写真とコメントを掲載しております。
編集長は佐藤正実さん(『風の時』)。
火星の庭、マゼラン、ストック、ジュンク堂ロフト店などで
配布します。

★Book! Book! Sendai webサイト:http://bookbooksendai.com/
★風の時編集部ブログ:http://yaplog.jp/sendai_kaze//A>


「ブロカント ギャルリー Sendai」ブログできました 2010.2.4  

 ブロカントギャルリーSendaiのブログが本日アップされました。
デザインはノワイヨさん。
 
 http://brocante-s.jugem.jp/


 ここで随時ブロカント情報を発信していきます。どうぞお楽しみに。

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週末の催し。すごく行きたいけどこの日一人でお店番なのです。

第5回 宮城県美術館×仙台文学館
    「洲之内徹をめぐって」
日時 2010年2月7日(日) 13:30−15:00
出演 
佐伯一麦(作家)
有川幾夫(宮城県美術館副館長)
赤間亜生(仙台文学館学芸室長)
料金 無料
定員 300人(要事前申込・定員を超えた場合は抽選)
会場 宮城県美術館講堂
住所:仙台市青葉区川内元支倉34-1
電話:022-221-2111
「気まぐれ美術館」のエッセイで知られる作家・美術評論家の洲之内徹。
宮城県美術館が所蔵する、洲之内コレクションを中心に、
独自の審美眼を持っていた洲之内が見つめていたものは何かに迫ります。
[お問い合わせ]宮城県美術館 / TEL : 022-221-2111

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 毎日けっこうな頻度でいろいろな人から「どう?原稿進んでる?」と
聞かれます。今の私を凹ませるにはこの言葉が最適ですな。
どうぞみなさん使ってください!いーよーだ。ぐすん。
 準備している本の中身は仙台で本に関わる人と場所のガイドブック+
ブックカフェ開業案内のようなもので、情報本というよりは読みものに
したいと思っています。グルメ本はたっぷりあるのに、本好きのための
街単位のガイドブックってないよなぁとつねづね思っていたのです。
 2005年に仙台古本屋地図を火星の庭オリジナルで発行して、1000部
くらい作ったのですがなくなったまま。コピーするにもお店を閉じたと
ころが多くなり情報も古くなっていました。
 そんな状況で「どこかおもしろいところありませんか?」「おすすめ
の古本屋さんを教えてください」としょっちゅうお客様に聞かれる。
それを知ってか知らずしてか、仙台市の観光関連の方がときおり
「配ってね」と地図を数百部持ってきてくれて、それを広げながら、
「こことあそことあそこはおもしろいですよ」とかやっているわけです。
教える場所はたいてい「観光地」とは違うわけなのですが、聞いている
人も「観光地」じゃない情報がほしい。
 あぁこういうとき本好きへのおすすめ情報がまとまっていればなぁ。
と思って、火星の庭のウェブの「火星の庭からの旅」を作ろうとしてい
たのですが、これもなかなかできなかった。情報を平等に扱うというの
は難しい。それを追求するとつまらないものになっていくことに気づき
まして。網羅的なものではなくて、私個人の眼で見た仙台の本の物語を
まとめるのなら、拙いものでもやる意味はあるのではないかと思えてき
ました。後ろから大泉さんが「そうだ、やれやれ!」と大激励というか、
ほぼ至上命令の声が聞こえるおかげもあります。
 第一章「本棚とカフェのある街」
(1)ブックカフェのある街「ヨーロッパの街とブックカフェ」
というのを今書いているところです。テーマと関係ないようですが、
火星の庭をひらこうと思った動機はここに詰まっているので外せません。
(でもなぁ、強い動機や情熱があったわけではなく成り行きなんだけど。)
第二章、三章は人や場所を取材して執筆者は適任の方にお願いして、
仙台の本にまつわる昔と今をご紹介します。
早く第二章に行きたい…。ただ今第一章の1/4……。
発行日は、……私からは言えません!


 
 
 


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