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火星の庭のむかしの洋書絵本 2006.04.28  

コレクション癖がないので、無事古本屋をやれているのですが、ときどき
「う、売りたくない」と思うのは、たいてい30〜40年前の洋書絵本。二度と
会えないんじゃないかという感じが強いのです。
     
3年前地方の市場で大量の洋書絵本が出て、無我夢中で買いました。荷主の
Kさんに聞くと著名なイラストレーターのコレクションだと言う。「もっと
あるんですか!」と聞くと、「今日持ってきたのは1/3だよ」「わかりま
した。Kさんが行く市には必ず行きます」と約1年、Kさんの追っかけをし
ました。(60代のおじさんですよ)その度に、熱くなって他の古本屋さん
が「なんでこんなものにそんな値をつけるの?」といぶかしがるのを感じな
がら、必死で最高値をつけました。金額にして数十万円。千冊近い洋書絵本
を買いました。
       
そのなかの一部に1950年〜1970年代の洋書絵本がありました。
モーリス・センダック、ブルーノ・ムナリ、イジー・トルンカ、
ユーリ・シュルヴィッツ、マーシャ・ブラウンなどなど邦訳でしか目にした
ことのない作家の絵本が目の前にぞろぞろある。眺めていると、オリジナル
のすごさが伝わってきます。ざらついた紙にたっぷりのインク、絵画や版画
のようです。作品の力がストレートに迫ってきます。理屈でなく感覚に来る。
例えれば、CDで音楽を聴くのと、ライブで聴くのが違うくらい、オリジナル
と日本で出版されたものは違う。と思う。日本版が悪い、というのではない
のです。日本版も昔の印刷のものは再現性に優れています。洋書でも現代に
なると日本よりも質(原画の再現性)が悪いものもあります。でも流通させ
るためには仕方がないことです。お話の内容がわかり、手軽に買えることは、
子供たちに広く読み継がれるために不可欠なことです。ただ、絵本の魅力の
多くが絵に負っているかぎり、絵の力を最大限に体験できるオリジナル絵本
はかけがえのないもの。残念なことにオリジナルを完全に再現することは不
可能。なので古い洋書絵本は数が少なく、入手が困難で、当然価格も上がる。
値付けには相当悩みましたが、最後は相場や知名度より、絵本をじーーーっ
と見て、感じて、火星の庭値段で決めました。
          
お買い求めになる際、状態は経年の劣化があるものとお考え下さい。長い旅
の途中の方々ですので。情報については洋書は日本の奥付に当たる部分が統
一でなく、分かる範囲で書いています。勉強不足、知識不足もあると思いま
す。疑問なところがありましたら、お気軽にメールをくださいませ。手に
取ってみたい方は店頭に並んでいますので、ぜひ実物を見にいらして下さい。
今後もちょっとずつ古本図鑑でご紹介していこう思っています。
       
古本図鑑はこちらからどうぞ

          
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木版画の講座がありました 2006.04.26  

4/22、4/23にクラフト・ワーク・スクール講座「木版画の名刺づくり」
を行いました。定員を上回るお申し込みをいただいて、23名の方が参加して
くれました。仙台の桜はこの日が見頃。すかーーんと晴れた青空の中、気持
ちのいいギャラリーで、和気あいあい楽しく講座は進みました。3時間半で
彫りから刷りまで教えるのは、至難の技。(通常だと2回とか3回講座にす
る)なのに講師の千田さんはすべての人が、完成品を作ることに成功させて
しまいました。1時間以上彫りっぱなしなのに、みなさん疲れた様子を見せ
ません。千田さんの木版画への想いと、ていねいな人柄がみなさんをやる気
にさせたのだと思います。シュッシュッシュッと真剣に彫る姿を見るとわた
しも無性に彫りたくなってきます。
          
自分でデザインを考えてきた方もたくさんいらして、一言で木版といっても
さまざまでした。配色を変えると同じデザインでも違って見えます。なんで
もない模様が、刷るとどうしてこんなに魅力的になるのでしょう。まずは写
真をご覧下さい。
             

            

            
4/23の回でお一人だけ名刺ではなく蔵書票を作られた方がいらっしゃい
ました。いま蔵書票といえば、田中栞さんです。今回横浜から日帰りの強行
軍で受講生として参加してくれました。
「泉の萬葉堂に行ってきました。(仙台の老舗の大型古書店)これから火星
の庭でご飯を食べてから講座に行きます」というお電話。時間は11:00。
って仙台に何時に着いたんでしょうか。(答え:朝一の新幹線で8:30着)
11:40火星の庭へご来店。タコライスを召し上がり、「早めに講座へ行
きます」と一緒にタクシーでエディットへ。田中さんとはずっと会っていな
くても昨日会ったばかりのような気になるな。なんて思いながら。会場は前
日の継続なので、まったりと準備をするなか、田中さんは千田さんに下書き
の写し方や彫刻刀の使い方を聞いている。とにかくやる気です。消しゴム
はんこで実力を証明済みなので、木版画は初めてといっても、初心者ではな
い。田中さんには独走していただいて、蔵書票が3時間半で完成するのか
やっていただきましょう、となった。結果、完成しました。感服。一同、魔
法使いでも見るような目で田中さんと完成した蔵書票を見入ったのでした。
          
田中さんは蔵書票部に加入。蔵書票楽会では消しゴムはんこのバトルをくり
ひろげています。6月には東京古書会館で日本書票協会の全国大会に合わせ
て展示&ワークショップを開催。7月にも高円寺・茶房高円寺書林「蔵書票
まつり」で展示&ワークショップとトークショー。という目の回るような蔵
書票普及活動をされています。全国で蔵書票作家、愛好家が急増中なのは、
田中さんの影響大ですな。かくいう私もその一人。そしてそして来年6月仙
台で、書票協会の大会が開かれることになりました。仙台で目眩のするよう
な蔵書票の実物が勢揃いで見られるなんて、夢のようです。川上澄生、
武井武雄、芹沢けい介、棟方志功、恩地孝四郎などの蔵書票もです。
         
講座の後のお食事会では、女だけの気安さからかピーーーー音がなりそうな
話題続出。大笑いの中、お開きとなり、田中さんはタクシーに飛び乗って風
のように帰られました。酔いの回った私達はつぶやいた。「幻だったのだろ
うか…」
         
おまけ話:
散会後、帰り道同士で歩いていて「前野さんは何で帰るんですか?」と
質問され、「店に行きますよ。仕事」「えーーーほんとう?」
「ホント、私店に行かないと具合悪くなりますから。
コーヒー入れますのでご一緒しませんか?」
というお誘いにのってくれた美術と本を愛するMさんと
木版画家Wさんと火星の庭へ。
酔いの回った状態で好きな本をめくるのっていいもので、
版画つながりで「寿多袋」や「これくしょん」、
田中恭吉の画集など一緒に眺めて、ぺらぺらぺら。
       
はい、明日から働きまーす。(スタッフへ)
早朝に宅買いがあるのだった。わくわく。
もう帰ります。(4/23 02:18)
          
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番外編『まかない日記』「おやつだってまかない」の巻 2006.04.26  


4/21 
「お腹すいてない?」店主の指摘は外れたことがない。どうやら私は空腹に
なると存在感がなくなるらしく、それが店主にはすぐにばれてしまう。早速
おやつの時間だ。今日はチーズトースト。おやつじゃなく立派な食事じゃな
いかと、ツッコミが入りそうだが、食欲旺盛な火星の庭では、せんべい一枚
食べるくらいではおやつのうちに入らない。食パンを厚めにスライスし、
オリーブ油をたらし、チェダーチーズをたっぷりとのせ、仕上げにパレスチ
ナ製のスパイス、ザータルをひとふりする。それをこんがりと色がつくまで
焼いたら出来上がり!
            
今回も理性の吹っ飛ぶうまさ!本当においしいものは腹八分目なんて守れっ
こないなぁ。うまさの秘密はパンにある。どっしりと重いパン工房麦のパン
は、天然酵母で焼いていて、弾力がある。試しに1メートルの高さから落と
してみたが、形は崩れることなく、ドスンという音と共に見事着地!焼くと
表面はかりっとサクサクで、中はもっっっちり。中身がつまっているので、
一枚食べれば満腹になる。お店のパンメニューにはこの食パンを使っており
ます。販売もしていて、大人気です。こんがり焼くとおいしさが倍増します。
毎週木曜日のパンの入荷が待ち遠しい、バイトのユキでした。
          
いつも写真を撮る前に平らげてしまって、画像なしでスミマセン。
今回は途中でハッと気づいたものの、一口食べてしまいました。
          
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4/17 取材、遠方のお客様、句会 2006.04.19  

昨日の午後、雑誌MOE(白泉社)の取材がありました。7月号の絵本が買
えるお店特集の。洋書絵本との出会いを聞かれると、ついつい熱くなってし
まい止まらなくなり、つぎつぎと絵本を取り出して、「ほら、この色見てく
ださい!」「これもこれも」と気がつくと収拾つかない感じ。撮影に使われ
たのは2册だけでした…。普段あまり聞かれないから、調子に乗りました。
MOE編集の方、神保町によく行かれているらしい。みわ書房の話など。逆
取材をしたくなりました。店頭の洋書絵本、傷むのがこわいのでビニール袋
に入れていますが、見たい方はお気軽に声をかけて下さいね。その方がうれ
しいのです。

取材の途中で、九州の小倉から古書城田さんがご来店。友部正人さんのファン
で友部さんがライブした本屋をまわっているという。帰りには京都のガケ書
房さん、倉敷の蟲文庫さんにも立ち寄られるとのこと。おもしろそうな旅で
うらやましい。開業して9年、世代も近いので話が弾みました。副業(?)
はプロレスとのことで、火星の庭の後、東仙台にあるグレート小鹿が経営す
る飲み屋さんへと向かいました。今日もご来店いただく。塩竈にある元ガロ
編集長の長井勝一漫画美術館を堪能し、菅原克己の詩に高田渡が曲をつけた
名曲「ブラザー軒」で知られる洋食屋ブラザー軒に行ったということです。
濃いスポットばかり。写真はグレート小鹿の必殺ポーズ。(城田さん、遠い
ところありがとうございました。想いが実るのを願っています。)
          
夜は句会でした。32句集まり、力作ぞろい。季語は春。こごみさんは和服
姿で登場。板助さんは、具合が悪く会社を休んでも句会には参加。すごい意
気込みです。私は前2回とも1句しか作れなかったのですが、今回は3句完
成。前日は眠りながらも句を考えていたような感じで、寝起きの気分が奇妙
でした。
              
はじめに渡辺主宰の「みんな上手になっている」という言葉に一同ほっとし
たのもつかの間。「この言葉はジャマだな」「ここは<に>じゃなくて<の>
の方がいい」と解説が始まったとたん顔が真剣。友部ご夫妻も自宅の
ニューヨークからFAXで句を送ってきて、国際電話で実況中継。ワインがん
がん飲みながらでもぜんぜん酔わないのでした。渡辺主宰も解説を担当した
角川の俳句歳事記がもうすぐ発売になるそうです。四季を揃えると一万数千
円になりますが、欲しいなぁ、と思っています。
          
今回投票がダントツ1位だったのが
「泣き止んだ子の吹き飛ばす綿毛かな  こごみ」
        
        
私が気に入ったのが、
「遠くまで行くあても無く五月くる   テリ庵」
       
       
私の句
「風邪癒えずからだはうたう春になれ  火星庵」
           
でございます。
       
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番外編『まかない日記』「まかないの弱点」の巻 2006.04.16  

こんにちは、スタッフのユキでございます。
仙台もようやく春らしくなってきました。
      
4/16 夜 ???
和食、イタリアン、中華、エスニック…何でも任せろのまかないだが、決し
てメニューにのぼらないものが一つだけある。それはラーメンである。店主
は寿司も握れる。パスタは専門店で食べるよりおいしい。が、ラーメンだけ
は無理らしい。そんな店主はスタッフの誰よりもラーメンが好きで、週に一
度は必ず食べたいという。そんな時まかないはお休みになり、お店に食べに
行く。そこまではいい。問題はそのラーメン屋さんの場所で、火星の庭から
車で40分もかかる。近くにもおいしいラーメン屋さんはある。だが、店主
が、今日はそのお店のラーメンを食べたい!となったら、まったく妥協を許
さない。「今日はラーメンだ!!」そう店主が叫ぶと、今日の帰りは遅い…、
スタッフ全員は覚悟を決めるのであった。まあ、おいしいから結局行っちゃ
うんだけどね。
      
店主
「ラーメンばかりはね〜、ラーメン屋にならないかぎり、作れないねぇ〜〜。
あー食べたくなってきましたよ。」
      
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今日はオープンの日でした 2006.04.16  

今日は火星の庭オープンの日。7年目に入りました。といってもいつもと変
わらない営業。「いつもと変わらずお店を開けている」ということに幸せを
感じます。
         
夕方、ホームページのデザイン&管理をしていただいている聖子さんがきれ
いな花束を持って、やってきました。「6周年おめでとうございます」と笑
顔で。うれしかったー。さすが、センスがいい。こんな不思議な色の薔薇は
見たことないです。4/16は誕生日やお正月よりも区切りの日のような気
がしています。
          
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ウレシ、タノシ蔵書票 2006.04.15  

「紙魚の手帳 おしゃれな蔵書票」(田中栞/責任編集)を見てから、蔵書
票の魅力にとりつかれています。6月2日〜6日には東京古書会館で「日本
と世界の蔵書票展」が開かれます。期間中、けしゴムはんこで蔵書票を作る
ワークショップや蔵書票の蒐集家たちによる座談会、作家の制作実演なども
催されます。家族やスタッフに白い目で見られてもワタシ、ゼッタイ、イキ
マス!と今から牽制して…、いえ心に誓っています。
       
蔵書票と言えば木版画ですが、今週開かれるクラフト・ワーク・スクール講
座の「木版画の名刺づくり」の講師である木版画家の千田佐知子さんがなん
と私のために蔵書票を作って下さいました。生まれてはじめての蔵書票でご
ざいます。いただいた日はずーっとルンルンルーーーン、小躍りしていまし
た。
      
千田さんは蔵書票の受注制作もしています。千田さん曰く「蔵書票は作家と
してでなく職人に徹して」創られるそうです。オーダーされる方の希望や、
好みを小さな紙に再現する。コラボレーションなのですね。
      
来年は仙台で全国規模の「蔵書票フェスタ in仙台」が開かれる予定です。
指南役の田中栞さんと“紙の宝石”蔵書票の魅力を多くの人にたっぷりと味
わっていただけるよう計画中です。
      
クラフト・ワーク・スクール プレ講座2
「木版画の名刺づくり」「製本教室:文庫本を上製本に」
の定員が残りわずかとなりました。
参加ご希望の方は、お早めにどうぞ。
詳しくはこちらからどうぞ。
             
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木版画のリハーサルを行いました 2006.04.11  

「木版画の名刺づくり」の日が近づいてきましたので、ギャラリー・
エディットさんで模擬講座を行いました。本番で助手をするエディットの
山崎さんと私が生徒です。千田さんの教え方はわかりやすく、きちんと手元
を見ていてくれるので、安心してできました。それもそのはず、講師の経験
が豊富なのです。真新しい板を渡されたときは、うっ…と思いましたが、一
度彫刻刀を木に彫り込むと、気持ちよく、シャカシャカシャカと止まらなく
なります。千田さんは「5、6時間続けて彫っていても疲れない」と言って
いました。千田さんが用意してくれた図案のなかで難易度の一番低いものを
選び、1時間彫った後、「では刷りましょう」というお声。ばれんですりす
りすり。そっと開けるとできましたできました。木版画。筆で名前を書いて、
はいできあがり。あーーおもしろかった。
参加者のみなさま、楽しみにしてて下さい。
       
・・・・・・・・・・・・・
お申し込み受付中です。
詳しくはこちらからどうぞ。
      
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番外編『まかない日記』「まかないのひみつ」の巻 2006.04.11  

こんにちは。バイトのユキです。
ずずいっとお読み下さいませ。

4/8(土) ラム肉のクリーム煮ごまカレーかけ
またしてもラム肉の登場!たくさんの葉たまねぎと京人参、ほうれん草を牛
乳&生クリームで煮込んだゼッピンの味!そして上にはごまカレーをかけて。
ごまカレーとは、ペーストにした黒ごまと、さまざまなカレースパイスをブ
レンドしたもの。見た目は工事現場のコンクリートのようだが、一口食べて
仰天のうまさ!インドではよく食べられているらしい。店主が、yumboの
澁谷さん(カレー名人)から教えてもらったという。カレーを想像しない見
た目と、食べるとちゃんとカレーであるそのギャップが癖になる一品。これ
もまかないの殿堂入りメニュー。
         
こんなにまかないが傑作なのは、店主の経歴に理由がある。意外と知られて
いないが、本の仕事より調理師のキャリアの方が、はるかに長いのだ。うま
いのもそのはず、プロだもの。ごはん時になると遺憾なくその腕を発揮し、
スタッフを気絶させる日々…。もったいないな、古本屋より、こっちの腕を
のばした方がいいのでは…なんて思っちゃいます。
       
店主注:いえいえ、本とのつきあいは文字が読めるようになって以来なので、
料理より長いのよ。
        
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画像は「白米&ごまカレー」です。




ピッピ隊長ソロライブあります 2006.04.08  


オープニングアクトが決まりました。4/12
          
2006年5月21日(日)
18:00開場 18:30開演
1drink付 前売2000円 当日2500円
-----------------
沖縄から唄とアコーディオン!
ピッピ隊音楽部・隊長ソロワークス
-----------------
book cafe 火星の庭にて

ピッピ隊のライブに行ったテリーさんが
火星の庭にぴったりだよ、って、
CDをくれました。
はじめてピッピ隊を聴いたとき、
久しぶりに踊った。
久しぶりにこころが静かになった。

5月にピッピ隊長が火星の庭に来て
ライブをしてくれることになりました。
すごくすごく楽しみです。
「火星の庭」という名前を聞いて
ライブ会場に選んでくれたという。
うれしかったです。
楽しいライブになると思います。
音楽好きの方、ぜひ来て下さい。

<ピッピ隊のHPから>

「ピッピ隊音楽部」

アコーディオンや木琴・おもちゃの楽器類を駆使
してオリジナルやカバーを歌う大人でも子供でも
ない童謡系?表面的な可愛さの裏にシニカルな
メッセージを含むスタイルが「パンク」と評され
る事も。メンバーで営む『プチ☆カフェBar』
(沖縄県宜野湾市)を拠点とし「メディアへの
露出は一切しない!」という独自のペースで活動
(現在は隊長がソロで歌ってます。)

「ピッピ隊長より」

こんにちは、ピッピ隊音楽部の隊長です。
ピッピ隊音楽部が2005年8月から活動休止
中なので、今のとこ1人で唄っています。
新旧のピッピ隊音楽部の曲、ピッピ以外の
オリジナル曲、その時の気分に合わせた意
外な(!?)カバー曲などを、アコーディオン
で楽しく悲しく勇ましく?唄います。

ピッピ隊長のHP
http://k.excite.co.jp/hp/u/pippitaichou/
           
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4/12追記
オープニングアクトは「たまご」に決定!
          
ピッピ隊長ライブのオープニングアクトは
地元仙台の泉中央を拠点に活動をしている
女性フォーク・デュオ「たまご」さんに
出演していただけることになりました。
           
透明でゆったりとしたコーラスを聞くと、
がちっと固まったこころも溶けていくようです。
美しい歌声をどうぞ聞きに来て下さい。
           
たまご缶
http://hamq.jp/i.cfm?i=tamagokan  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
          
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待望の木版画&製本講座行います 2006.04.02  

昨年10月に行いました「書肆ユリイカの本」展のとき、製本講座と装丁講
座、古本座談会をひらいて、予想以上の盛り上がりにうれしい驚きを感じま
した。参加者のなかには版画家の方や装丁家の方もいらして、その後もさま
ざまな交流を持つことができ、新たな本の愉しみがひろがっています。
       
今月、講座を2つ開催します。一つは木版画講座。自分で彫って木版画の名
刺を作ります。「彫刻刀なんて小学校以来持ったことない」という方でも、
ちゃんと完成できるように、講師の方が準備を整えてくれています。
千田さんの木版画は、洗練された美しさと、配色の素晴らしさが際立ってい
ます。千田さんのウェブはこちらです。
http://st.cat-v.ne.jp/chida-karako
       
もう一つが上製本づくり。前回は和装本でしたが、今回は上製本つまりハー
ドカバー。文庫本を上製本に作りかえます。装丁が変わるとまるで違った本
に見えます。本のしくみもわかる製本入門講座です。参考テキストの「手で
作る本」(文化出版局)を書かれた山崎曜さんは、岡田さんの先生でもあり
ます。
       
なんと横浜から田中栞さんも参加してくれることになりました。しかも生徒
として(笑)「木版画したことないのよー」というのは意外でした。最近の
田中さんは蔵書票普及に心血を注いでいるご様子。いずれは木版画での自作
蔵書票がお目見えすることでしょう。ちなみに田中さんと一緒に受講された
い方は4/23(日)に。こう書くと申し込みが集中しそうですね。
       
蔵書票については来年仙台で「蔵書票フェスタ」が開かれる予定です。火星
の庭も計画に参加させていただくことになりました。詳細は決まり次第こち
らでお知らせいたします。もう熱が出そうなくらい興奮しています。
       
今後も本にまつわるオモシロイこと、やっていきたいと思います。その一つ
の木版画&製本講座。どちらも定員が10名様なので、お申し込みはお早め
にどうぞ。お待ちしております。
     
--------------

プレ講座2
木版画の名刺づくり
 日時:2006年4月22日・23日 13:30〜17:00
 *各日同内容ですので、ご希望の日をお選び下さい。
製本教室:文庫本を上製本に
 日時:2006年4月29日・30日 13:30〜17:00
 *各日同内容ですので、ご希望の日をお選び下さい。
 場所:re:bridge edit(リブリッジ・エディット)
 料金:3500円(材料費・お茶代込み)
 定員:10名
・・・・・・・・・・・・・
お申し込み受付中です。
詳しくはこちらからどうぞ。
             
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下記画像は、千田佐和子さんの版画作品です。講座で行うデザインではありません。




白いフクロウさん 2006.04.02  

フェルト作家高橋由香さんから「白いフクロウさんが出来ましたー」と連絡
を受け、うきうきしながら出かけました。由香さんのお店
「ラ・ファミーユ・ムトン(ひつじの家族)」には、アンティークのボタン
や毛糸、革、そして壁いっぱいに量り売りの羊毛が並んでいて、もうたまり
ません。手作りする時間など皆無にもかかわらず、毛糸やらぬめ革などを
買ってしまうのです。
       
白いフクロウさんは去年、由香さんが「幸せのフクロウなのー」と第一作を
火星の庭に持ってきて、見せてくれました。素材のすべてが自然界にあるも
のでできていて透明な目は水晶を使い、羽も天然のものです。お店に行くと
4匹のフクロウさんが待っていました。みんな全部顔が違う。「好きなのを
選んで」と言われて、こちらを見つめて「私を連れて行って!」と言ってい
る(ような気がした)この子にしました。目が大きくて、気が強そうな子で
す。ピアノの上の天然石を飾っているガラスケースにちょこんととまってい
ます。
     
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