トークイベントのお知らせ
2024年4月22日
小田原のどか『モニュメント原論』刊行記念トークイベント「持続可能なアートの未来について」 小田原 のどか・村上 華子
2024年4月22日
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小田原のどか『モニュメント原論』刊行記念トークイベント
「持続可能なアートの未来について」
2023年11月に、彫刻家・評論家の小田原のどかさんの2冊目の単著『モニュメント原論:思想的課題としての彫刻』が青土社から刊行されました。小田原さんの出身地で高校までを過ごしたここ仙台で、同書の刊行記念イベントを開催いたします。トークゲストにはパリ在住のアーティスト村上華子さんをお迎えします。アーティスト活動とともに、art for allや表現の現場調査団などの活動に関わり、日本で初めての現代美術家による労働組合の結成など、アーティストの労働条件や権利向上に関する取り組みを進めるお二人に、持続可能なアートの未来についてお話しいただきます。
出演:
小田原 のどか/彫刻家・評論家
村上 華子/アーティスト
2024年4月22日(月)
19:00~20:30 *開場は30分前
会場 book cafe 火星の庭
入場料 1500円+ドリンク代500円
定員 30名 *要予約・先着順
予約先 kasei@cafe.email.ne.jp
*お名前、人数をお知らせください。
村上華子(むらかみ・はなこ)
1984年、東京都生まれ。パリ在住。2007年、東京大学文学部思想文化学科美学芸術学専修課程卒業。2009年、東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。2014年、ル・フレノワ フランス国立現代美術スタジオ在籍。 近年の主な個展に、「村上華子「du désir de voir 写真の誕生」」(ポーラ美術館、2022年)、「クリテリオム96 村上華子」(水戸芸術館現代美術ギャラリー、2019年)、「CONCEPTION」(アルル国際写真祭、2019年。新人賞ノミネート)など。翻訳家としての主な訳書に、ハンス・ウルリッヒ・オブリスト『キュレーション:「現代アート」をつくったキュレーターたち』(フィルムアート社、2013年)など。現代美術家による労働組合「アーティスツ・ユニオン」支部長、「art for all」メンバーとしても活動する。
小田原のどか
1985年宮城県生まれ、東京都在住。多摩美術大学卒業後、東京芸術大学大学院にて芸術表現修士号取得、筑波大学大学院にて芸術学博士号取得。現在、多摩美術大学、北海道教育大学、京都市立芸術大学にて非常勤講師を務める。単著に『近代を彫刻/超克する』(講談社、2021年)、『モニュメント原論:思想的課題としての彫刻』(青土社、2023年)。個展に「近代を彫刻/超克するー津奈木・水俣編」(つなぎ美術館、2023−2024年)、グループ展に「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか? 国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」(国立西洋美術館、2024年)、「記憶:リメンブランス―現代写真・映像の表現から」(東京都写真美術館、2024年)など。表現の現場調査団メンバー、多摩美術大学ユニオン支部長としても活動する。
【後日追記/終了後のご報告】
昨夜の小田原のどかさんと村上華子さんのトークは、お二人の多岐に渡る活動、思考に触れられるたいへん濃密な時間でした。未来の芸術のために「失敗こそ大切にする」という言葉が印象に残っています。
小田原さん、村上さん、ご参加の皆様、ありがとうございました。-