cat!cat!cat!2023参加企画 ふさふさもこもこの丘

2023年2月

2023.2月

cat!cat!cat!2023参加企画 ふさふさもこもこの丘

cat! cat! cat! 参加企画 「ふさふさもこもこの丘」 会期 2月2日(木)~2月23日(木祝)


猫の顔や頭、背中をなでるのはお互いに気持ちがいい。 猫好きの人たちが猫の毛みたいな”ふさふさもこもこ"したものをつくって展示販売します。 お気に入りの"ふさふさもこもこ"を探してまったりしてみませんか。 売上げの一部は野良猫の保護活動団体に寄付されます。


今回、猫を愛するチャリティ企画『cat!cat!cat!2023』にお声がけいただきき、 何をやろうかなと考えて、猫をなでているときのような気持ちよさを再現できないか、 そしてストレスフルな現状を一時でも軽くできたらいいなと思い、 浮かんできたのが今回の企画、「ふさふさもこもこの丘」です。


ふさふさもこもこの丘

おつき合いのある猫好き、手芸好きの方々に「ふさふさもこもこ」をテーマに制作をお願いすると、 皆さん、素晴らしいふさもこを作って届けてくれました。 グッズはすべて手作り一点ものです。



参加者とグッズをご紹介します。

ふさふさもこもこの丘

浅生ハルミンさん「スーハー」
艶やかなライトブラウンの体毛にピンクの鼻か髭か口かリボンをつけた愛くるしい姿。 「スーハー」と名付けられたこちらのふさもこは指人形になっています。 スーハーと深呼吸しているみたい。制作者のハルミンさんは、『私は猫ストーカー』『猫の目散歩』(中公文庫) 『猫座女の生活と意見』(晶文社)など、猫の本をたくさん出されているエッセイスト&イラストレーター。 こけし愛好家でもあり、スーハー達が微妙に一つ一つ違うところがこけしと似ているような気がします。





ふさふさもこもこの丘

蚊喰鳥子「猫人両用 あごのせクッション」
東京・目白にあるブックギャラリーpopotame店主大林えり子(蚊喰鳥子)さんから届いたのは、 潤んだ瞳と長い胴の青い子ちゃん。明るい水色と尻尾のリボンが魅力のお洒落さんです。 「晴れた日、空に猫みたいな雲を見つけると、いっしょにすごした家の猫たちのことを 思い出します。」とタグに書かれています。水色は空の色、涙色。





ふさふさもこもこの丘

中山亜弓さん「にぎり獣 たまちゃん」
東京・中野ブロードウェイにある自主流通本やzineを中心に扱う本屋「タコシェ 」の店主、 中山さんはカラフルな「にぎり獣」を作ってくれました。その名の通り、握ると表面はふさふさとすべすべの二通りの感触、 握れば意外な弾力が生きものっぽいです。中山さんはかつて心がすっかり通い合った猫と暮らしていたそうです。





ふさふさもこもこの丘

菅原睦子さん「鈴をつけた黒猫さん」
画家で映画の人、菅原さん。面白いものを作ってくれそうとふさもこにお誘いしたら、 16mmフィルムのリールを入れる缶みたいなものに黒猫のぬいぐるみを入れて持ってきてくれました。 いかにも猫が好みそうな形です。好評で残り二つです。





ふさふさもこもこの丘

Itazura NU☆MAN「パンクなふさふさ」
東京・新宿にあるinfoshop「IRREGULAR RHYTHM ASYLUM」を拠点に活動する ソーイング・サークル「Itazura NU☆MAN」。今回6人が参加してくれました。 NU☆ MANがつくるものは、経験や技術で測られる世界を軽く飛び越え、 みんなが自由に伸び伸びと作ることを楽しむ世界に出会わせてくれます。 いたずら心とパンク精神が宿るネーミングにもご注目を。





ふさふさもこもこの丘

きつねこ工房「羊毛フェルトボールと猫用ラグマット」
宮城県北部の涌谷町の山のてっぺんで天然酵母パン「きつねこぱん工房 麦」から届いた 猫柄のフェルトボールと猫型のぽんぽんラグ。大らかで触るだけで気持ちが良さそうです。 今回はグッズと一緒に猫型のクッキーも並んでいます。 大自然のなかで暮らす猫ちゃんの様子が描かれた四コマ漫画が読める「きつねこ通信」も好評配布中。





ふさふさもこもこの丘

樋口佳絵さん「space cat」
cat&god&meの代表であり、画家の樋口佳絵さんがふさもこの丘に届けてくれた猫ちゃんは「宇宙猫」。 めがね猫は今年のcat!cat!cat!のシンボルでもあります。 二匹の猫の人形は絵本にコンビで登場しそうな存在感。猫の顔はシルクスクリーンで刷られたそうです。 からだの後ろに尻尾のふさもこが隠れています。青い顔の猫は早々と別の惑星へ旅立たれました〜。





ふさふさもこもこの丘

ボタルやさん「あなたのしっぽ」
摩訶不思議な生き物を版画にするのが得意なボタルヤの明才さん。ご出品作は版画かなと思いきや、 なんと「しっぽ」。それもリアルな。これを付ければいつでもどこでも猫気分?です。 猫用あご枕にも使えて実用的。素材が和服や帯締めから取られたりと豪華なのも特徴です。





ふさふさもこもこの丘

佐藤公子さん「かぎ針編みスヌード」
手芸の達人で裁縫も編み物も何でもできる頼れる人、佐藤さん。今回はスヌードを作ってくれました。 「孫にベストを編んであげようかと思ってとっておいた毛糸」で編んだそう。 夢のような色。童心にかえれそうな気がします。





ふさふさもこもこの丘

オリーブさん
元仕立て屋さんをしていたオリーブさん。ブラウスもコートも作れるなんてうらやましい。 たぶんさささっと作ってくれるだろうと、ふさもこにお誘いしたら、「テレビを観ながら作ったわ」と 猫とあらいぐまのブローチがバッグから出てきました。大の犬猫好きです。





ふさふさもこもこの丘

火星の庭「ぽんぽんねずみとぽんぽんしっぽ」
ふさふさといえば尻尾だよね、と安易な考えでつくりました。猫といえばネズミも、これまた昭和世代の安易さですが。 手芸にこれほど夢中になったのは20年前の出産前以来でした。目も手先もだいぶ衰えましたが、 作る楽しさは変わらず。火星の庭手芸部をはじめたくなりました。






火星の庭での企画「ふさふさもこもこの丘」は2月23日(木・祝)まで。
「cat!cat!cat! 2023」全体のwebサイトはこちら
  ↓
http://cat-dog-me.org/?page_id=1221
情報をぜひご覧ください。







ふさふさもこもこの丘

ただ今開催中の「cat!cat!cat!2023」参加企画、「ふさふさもこもこの丘」に合わせてお話会をひらきます。ゲストにcat&dog&meの代表で画家の樋口佳絵さんをお迎えして、猫との暮らし2年半の火星の庭店主が初心者目線で樋口さんに猫のことをあれこれお聞きします。



さらに、長い間地域の猫を見守り、保護されてきた樋口さんに野良猫の保護活動について、実践的なことから感じていること、悩みや喜びについても語っていただく予定です。 日曜の夕方、いつもよりちょっと猫のことを考えてみませんか?



樋口佳絵さん:画家。個展、グループ展多数。
著書『かがみのなか』(岩崎書店)文/恩田陸、絵/樋口佳絵、編/東雅夫。 
2016年に犬猫保護活動「cat&dog&me」を立ち上げる。
2019年から毎年チャリティイベント「cat!cat!cat!」開催。
2020年から「cat&dog&me基金」を始める。



*参加費は、ドリンク代をのぞき全額が「cat&dog&me」への寄付になります。



「ふさもこ丘で猫ばなし」ご予約はこちら→kasei@cafe.email.ne.jp 
お名前と人数をお知らせください