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　　今日は、美術愛好家のお客様から先月お譲りいただいた本の中よりご紹介します。
　　情報に疲れたら絵を眺めてみるのはいかがでしょうか。

　　

　　『海老原喜之助滞欧小品展』（1969年）
　　『海老原喜之助展』（1971年）
　　海老原喜之助の50年前の図録2冊。

　　

　　「ポアソニエール」は宮城県美術館の洲之内コレクションに収蔵されています。
　　図録ではモノクロですが
　　原画は＜海老原の青＞（図録所収／土方定一「海老原喜之助論」）が際立つ
　　一枚です。
　　https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/exhibition-20100928-t01-01.html



　　

　　画集『画家ヘンリー・ミラー』（1983年）
　　図録『生誕100年ヘンリー・ミラー絵画展』（1991年）

　　

　　20世紀半ば『北回帰線』『南回帰線』を書き
　　当時のアメリカの若者たちに多大な影響を与えた作家ヘンリー・ミラーは
　　終生絵を描き続けた。その絵は自由で明るい。
　　画集にミラーのエッセイ「好きなように描いて幸せに死ね」収録。



　　

　　『古賀春江　創作のプロセス』（1991年）
　　『古賀春江　前衛画家の歩み』（1986）
　　『古賀春江資料展』（1976年）
　　3冊とも図録

　　

　　日本における初期シュルレアリスムの代表的な
　　画家・古賀春江（1895-1933）。
　　一目見ると脳裏に消し去りようもない印象を残します。
　　大好きという方多いのではないでしょうか。



　　

　　『小野忠重木版画展』（1993）
　　『駒井哲郎銅版画展』（1980）
　　『若林奮』（1990）
　　明治、大正、昭和生まれの3人の版画家。
　　図録3冊。

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