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火星の庭俳句会合同句集 2010.3.30  

 ただ今開催中のブックマークナゴヤの関連イベントであるリブロ
大古本市
の途中報告で「火星の庭さんの古本、好調です」とご連絡
いただき、追加補充のリクエストをいただきました。
 よっしゃー!と定休日の今日は倉庫、自宅、お店のバックヤード
にもぐり込んで5箱用意しました。週末には並べていただけるかと。
会期は4/18(日)までなので、お近くの方はどうぞお立ち寄りく
ださいませ。

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 『火星の庭俳句会合同句集 2009年版』が完成しました。
 
 火星の庭俳句会も5年目。私の俳句の出来はともかく、休まず毎
月ひらいているのはほこらしい。俳句、やればやるほど楽しいです。
メンバーは22名まで増えました。メンバーのなかには、宮城県の
俳句結社「小熊座」にも加入して頭角を現している人も。
 主宰の渡辺誠一郎さんは並々ならぬ俳人ですが、厳しいだけでな
く寛容で個性を大切にしてくれる尊敬できる方。友部正人ご夫妻に
はツアー中も、ご自宅のニューヨーク(時差14時間。句会の時間は
明け方。)からも投句していただいて、それだから「忙しい」なん
て言い訳して休むわけにはいかない。はい。
 でもやっぱり長続きしているのは楽しいから。句集(A5判47ペ
ージ)をご希望の方は200円で販売しています。巻末に昨年行った
鳴子吟行のことも書かせていただきました。

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 一昨日の矢野絢子さん、ナカムラサトコさん、タカハシヨウヘイさん
のライブよかった。打ち上げは近藤商店へ。ナカムラサトコさんとたく
さんお話しした。サトコさんは横浜の寿町に住んでいて、そこに住むア
ル中の人がやさしいんだよ、って言っていた。
 次の日、矢野さんが高知に帰る飛行機に乗るまで火星の庭で過ごして
いった。この冬雪をはじめて見たらしく、寒さに驚いていた。ライブは
すごく盛り上がって、矢野さんは「ずっと東北に歌いにきたかった」と
うれしさを口にしていた。別れ際に「CD、ほぼ完売でしたね」と言う
と、「売れてよかったぁ。好きな人とおいしいもの食べようねってサト
コちゃんと話したの。そのためにやってるんだからねって」と笑った。
 歌を聴いてふ〜っと楽になった。かなしいとかさみしいとかすきとか
きもちいいとかあるがままに歌う二人はとても魅力的だったな。年内に
また東北に歌いに来るそうです。火星の庭でもできるといいな。
 


不忍ブックストリートの一箱古本市2010.3.28  

 「不忍ブックストリートMAP 2010〜11」が届きました。
 
 谷中・千駄木・根津界隈の本と散歩におすすめのスポットが盛りだく
さんのイラストマップ。見ているだけでも楽しいです。ほかにも一箱古
本市関連のチラシが届いています。今日から配布開始〜。

 不忍ブックストリートのサイトでは一箱古本市の出店者が発表になり
ました。 こちら→http://sbs.yanesen.org/news/42
Book! Book! Sendaiは、5/2(日)に古書ほうろうさんの前での出店
となりました。うれしいなぁ。ブックマークナゴヤさんや岡崎武志さん、
水族館劇場さんとご一緒とは光栄。出稼ぎ人として私がお店番します。

 一箱古本市に出店するのは実は初めて。2回主催しておいて…。
これで出店者の気持ちがわかるでしょう。6月のBook! Book! Sendaiの
一箱古本市に活かしたいものです。

 翌日の5/3は「本で街を元気に!全国ブックイベント・シンポジウム」
なるものにお呼びいただき、各地のブックイベント主催者とお話しする
ことになっています。心臓に毛が生えている系の私ですが、人前がまっ
たくだめなので、不安です。

 不忍ブックストリートの一箱古本市がひらかれる期間、53の企画が行
われます。イベント一覧がすごい。朗読にライブ、占いもある。結婚パ
ーティー!?飴細工屋さんが本の形の飴を販売だって。イベントアイデ
ィアの宝庫ですねー。

 今日はこれから矢野絢子さんのライブ。仙台のミュージシャン、タカ
ハシヨウヘイさんのプロデュース。矢野さんは高知で「歌小屋の2階」と
いうライブハウスを拠点に活動していて、ずっと聞きたいと思っていま
した。最初、火星の庭でライブをとお誘いいただいたのですが、ブロカ
ントがあったりで流れてしまいました。
 3月はyumboのライブが2回あったのに行けず、劇団・三角フラスコ
の公演は太宰治の「灯籠」をモチーフにした脚本で楽しみだったのに
ブロカントの搬出日と重なり、断念。
 植草甚一曰く「遊ばざる者働くべからず」を守って、遊びに励みたい
ものです。なんちて。夜遊びしてるけど。


似非ジョニーデップ2010.3.26  

 一昨日は待ちに待ったブロカントギャルリーSendaiの打ち上げで、
1週間ぶりに参加メンバーがそろって、賑やかに飲んだ。
 メンバーの物真似大会はstock吉岡くんによる青蛙洞さんが秀逸。
大きなテーブルを囲んで16名。仕組んだわけじゃないのに、「酒豪」と
「たしなむ程度」組に自然と分かれ、ま、私は「酒豪」組だったんで
すが(言うまでもない?)、会話は「酒の失敗談」。発表したいところ
ですが、みなさんお客様商売ですから。ゲラゲラ、ヒヤヒヤ、ゾゾォ〜
〜〜となる話ばかり。生きててよかったね〜と今だから言える。
 真面目な話もちょっと。
健治君(似非ジョニーデップまたはイケメン浮浪者)、毒舌絶好調で
「みんな中途半端なんだよ。火星の庭だってたいしたことやってない
じゃん。俺もだけど」と言うと、がくんと人の肩によりかかって寝た。
眼をつぶったまま1500万円の仏像を売るような本物の骨董屋になるん
だとかぶつぶつ言っている。志が高い、高すぎるくらいの健治君なので
ある。「火星の庭はどんな路線でやっていくつもりなのか」「前野さん
の行動の原動力はなになのか」という質問もあった。いつも自問自答し
ていることを外から聞かれて、なんて答えたのか思い出せない。福田恆
存好きな健治君。お礼に今度、寝ている隙に背中まである髪を切ってや
ろう。ブログもおもしろいよ。(こちら
 お客様にたくさん来ていただいて、おかげ様でブロカント第一回目は
大成功。でもこの日のみんなは結果に浮かれることなく、むしろ冷静。
一回だけで何かを変えることなんてできない。みんな現実を知っていて、
次のことをしっかり考えていた。今年もう一回ブロカントやります。
どうぞお楽しみに!

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 本好き、古本好きのための雑誌『彷書月刊』4月号に南陀楼綾繁さん
がブロカントギャルリーSendaiのことを書いてくれました。ちょうど会
期中に仙台で仕事があって寄ってくださり、予定になかったのに急遽連
載に載せていただいたのです。全国各地の本のイベントを経験されてい
る南陀楼さんの眼にブロカントがどう映ったのか。心して読みました。
 南陀楼さん、ありがとうございました。
 
 夜は南陀楼さんを囲んで駅前で飲み会。漫画家のいがらしみきおさん
とジュンク堂のジュンちゃんとレーズンのたけスカさんと。いがらしさ
んのお話はやさしくて深くて、ゆっくりとすすむ会話の濃度が濃い。
2次会はマゼランの洋平君も加わって、本の話を肴に夜更けまで。

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 仙台市中心部のフリーペーパー『machinavi press(街ナビプレ
ス)』(B4判32ページ)の巻頭「編集長のお買い物」コーナーで
編集長Sさんがブロカントでお買い上げいただいた当店の出品本、
昭和30年代の『きょうの料理』を紹介してくれました。
 
 かなりはまったらしく、文章から興奮が伝わってきます。
10万部とかすごい数を配布しているのでどこかで見かけたら読んでみて
ください。

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 次の大一番、Book! Book! Sendaiは企画決定の今が正念場。
すみません。webがさっぱり更新できてなくて。でも毎日吉岡くんを
中心に懸命に準備をしています。イベントって告知するまでが山で、
その裏方のやり取り、地味な調整の作業に命運がかかっていると言って
もいいくらいなので、今がんばりどころ。更新していないページの裏の
熱情を感じていただければ幸いです。
 一箱古本市やりますよーー。どうぞ本を用意していてくださいね〜。

 そして肩にずしりとのしかかる大仕事。仙台文庫。こちらも取材やイ
ンタビューは順調に進んでいます。が、原稿は一行も進んでおらず。
はい、正直に告白します(誰に?)。
 4月は心を入れかえて頑張る所存です。


外は雪でも春のケーキ 2010.3.25  

 今朝起きたら外は真っ白。雪が真横に吹雪いていました。

 告知より少し遅れましたがレモンたっぷりの「シトラスケーキ」
はじまりました。
 
 上にのせたグラスの出来が毎年、少しずつ上達しています。
サクッとした粉糖の歯触りと、すーっと広がるレモンの味が絶妙です。
個人的にはアップルクランブルより好きかも。
和田さんのブルーベリーが収穫されるまで焼こうと思います。
 
 (*ご希望の方にはパウンド型でのご予約も承ります。
   1本2200円です。)


春がきている 2010.3.19  


 まずはお知らせ。

明日からブックマークナゴヤ2010がはじまります。
今年は西エリアと東エリアで期間を分けて一か月。
49企画がおこなわれるそうです。
火星の庭は今年もリブロの大古本市に参加させていただきます。
『sumus』の方々、海月書林、わめぞのみなさまもご一緒です。
どうぞよろしくお願いします!

「リブロの大古本市」
3/20(土)〜4/18(日)
10:00〜21:00 無休
名古屋市中区栄3-29-1 名古屋パルコ東館4F
☎052-264-8526

★リブロの大古本市 
 http://www.bookmark-ngy.com/event_information/116
★ブックマーク名古屋2010 
 http://www.bookmark-ngy.com/

公式リーフレットを火星の庭でも配布中。
きっとおもしろい本がいっぱい集まることでしょう。
ご盛況を願っています!

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 さて。
 ブロカントが終わり日常に戻りつつあります。
「11日なんて長い」「だんだんフェイドアウトしていくのでは」という
予想に反して、最終日までお客様が減ることはありませんでした。
「大盛況おめでとう」「終わっちゃうの寂しい」「お疲れさまでした」
と声をかけていただきました。
「仙台にこういうお店があったんですね」という感想もたくさん。
そうなんです。普段は繁華街から隠れるように存在している小さなお店
達が、「近くにある」ということを知っていただきたかった。

 あーー、いろいろが駆け巡って何から書いていいかわかんないや。
思いつくままに、備忘録のように書き連ねてみます。
なるべく短く、を心がけて。

 ブロカント最終日、最後のお客様をお見送りして、「お疲れさまー」
と拍手。一応シフトは決めたけど、どのお店もほとんど毎日会場に来
ていた。疲労で顔が半分くらいに小さくなったような。でもいい顔。
ほんとはビールで乾杯したいけど、これから一地獄(ISHINN健治君)。
2日かけて作り、日々ディスプレイを変え続けた会場を撤去する。大き
な什器から運び出し、2tトラックとワゴン車に積み込んでいく。搬入
より体が重いのは疲れだけでなく、終わってしまう寂しさが加わるから。

 ブロカントの断片が浮かんでは消える。

 *夕方になると決まってバックヤードに集まる3人組は同学年。
HYGGE、モルソー、火星の庭。ユンケルはどの種類がいいだの、極楽
湯に行っただの、かと思えば若かりし頃のバブル体験を語ったり、
まるで「お達者くらぶ」。←死語?って死語?
HYGGEサチコさんが成人式の日、振袖着てマハラジャのお立ち台で踊
り狂い破いた話が出色。「今だったらギックリ腰だよ」も笑った。

 *レジが苦手な男性陣。DさんとSさん(中年男)は、ラミンカさん
(かわいい。妖精のような2人)からレジの解雇通告。ラミンカさん達
は「間違いがあってはいけない」と最後まで2人でレジをやりきった。
若干26歳ながら驚くべきしっかりぶり、芯の強さ。おじさんおばさん
達は学ぶところが多かった。体力の差も感じた……。

 *実はブロカントは11店舗だった?会計時に見慣れないシールが貼ら
れた商品がひとつ。「あ、これめぐたんが作ったのです」とラミンカ
後藤さん。ラミンカさんのドライフラワーのこぼれた花びらを集めて小
袋に入れたものらしい。「1円」とある。保育園から帰ってくると、
「めぐたんが作ったの売れた?」「売れたよ」「やったー。1円ちょう
だい」と手を出すめぐたん。屋号は「ぐめ」。 

 *飯沢耕太郎さんが帰省の途中に寄ってくださった。立ち話をしてい
るとはっと表情が変わり駆け出してつかんだものは、きのこキャンドル。
マッハの速さだった。マッハも死語?

 *会話をしていてときどきラミンカ2人に「?」という顔をされる。
同学年のHYGGEサチコさんに「前野さん、今のは死語だよ」と何度か
言われた。言葉はどうやって死ぬんだろう。  

 搬出は一日で終わらず、次の日の深夜で終了。がらんとなった会場に
用はないのに行ってみた。「こんなに広かったんだね」と誰か。内線の
電話だけが床にぽつんとあって、みんなの携帯番号のシールが貼ったま
まだったので外してポケットに入れた。
 
 火星の庭に戻るとISHINNの健治君がビールを抱えてやってきた。
打ち上げは後日にしてたので、約束はしていなかったけどこうなるよう
な気もしていた。ISHINN夫妻と前野3人組で乾杯。それから外が明るく
なるまで、ビールを12本空けて、ウィスキーも飲んで、最後健治君は
床にうつ伏せになって沈没した。めぐたんは本棚の間で寝ている。3ケ月
前にはじめてISHINNを訪れてブロカントの話をしたときのことを思い出
し、ここまできたんだな〜と思った。

 このまましんみりしたいところですが、実はやることがたまっていて、
翌日はBook! Book! Sendaiの企画書を持ってメディアテークへ打ち合
わせに。頭ガンガン、顔は蒼白い。でもやれたらすごくおもしろい企画
なので、担当のUさんと盛り上がる。お店に戻って、リブロ大古本市の
古本を4箱発送。開催ギリギリの発送でご迷惑をおかけしました。申し
訳ございません。20時の最終集荷に奇跡的に間に合ってガクンと椅子
に座り込む。綱を渡った後の気分。
 お店はブロカントの荷物で足の踏み場もない。5分。5分だけ休んで
整理しよう…。明日の営業に間に合うように。


ブロカント ギャルリー Sendai 残り2日 2010.3.13  

 数日前の雪が残っていますが、陽射しに春が感じられるように
なりました。来週は春分ですね。
 ブロカント ギャルリー Sendai へのご来場、ありがとうございます。
帰り道に火星の庭まで寄ってくださる方もいらして、二重の喜びです。
開催期間中はケーキをお休みするなど、いつも通りの営業とはいかず
楽しみにしてくださる方には申し訳ございません。
 春のケーキはレモン。来週あたりから焼こうと思います。
どうぞお楽しみに!

 本日開催8日目を迎えましたブロカント ギャルリー Sendai。
残りあと2日となってしまいました。
本日も通りすがりの方、関東関西などの遠方から、2度目3度目、毎日の
常連さんの方々など多数ご来場いただきました。
ありがとうございました。
 このブロカント、10店舗が共同出店していまして、売っているもの
は和洋、新品古物と異なるのですが不思議な統一感があり「この店いつ
オープンしたんですか?」と質問されることもしばしば。
 アンティークや古本の単独市だと、きちっとブースごとに分かれてい
るのが普通ですが、店舗と店舗の境界がないばかりかあちこちに商品が
紛れ込んでいるのはたいへん珍しいと思います。この辺もブロカントの
楽しさの理由かも。
 クロスステッチの本があると「ラミンカさん、これ置いてくださ〜い」
「わ〜、かわいい。いいですよ」とピンクッションとともにバスケット
のなかに。使用済みの海外の古切手を持って「モルソーさんこれいかが
?」とフランスのアンティークの棚へ。篠山紀信が撮った古美術の写真
集を見つけて「ISHINNさん、これどこかいいところない?」と聞くと
大きな朱色の花瓶のとなりに置いてくれる。ノワイヨさんにぴったり
の洋書は、店主が不在でしたが置いてみた。怒られずに喜ばれたのでほ
っとした。でも勝手にやるのはやめようっと。
 
 そんな感じでお店同士で繁殖し合っています。昨夜はモルソーの佐々
木さんが「古本をもっと盛り上げましょう」と売り場を倍くらいにレイ
アウトしてくれました。「本を選ぶにはゆったりした空間がいいでしょ
う」という配慮から。するとHYGGEさんが本が引き立つようにと脚立
に乗って照明を作ってくれた。ううぅ、ありがとうございます。おかげ
で今日マゼラン、火星の庭とも古本に集まるお客様で賑わっていました。

 個人的にはようやくブロカント向きの本の傾向がつかめてきたこの頃
(遅いな〜)。今日、思い切って本の入れ替えをしました。蔵書票のご
要望もいただいたので100枚ほど持ってきました。各店とも最終日まで
はりきって補充します。一度来られた方も、まだの方もぜひブロカント
会場へ足をお運びください。ほんとうにあと2日だけなのです。名残惜
しいのは店主達も一緒。どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください。


ブロカント ギャルリー Sendai 今日が折り返し 2010.3.10  

 『ブロカントギャルリーSendai』は15日まで。
今日が折り返しでした。
この一週間ほとんどお店にいられなかったのですが、
いつものお客様、友達と会場でお会いできてすごくうれしかったです。
参加店のみんな、楽しさと疲れが入り混じり、
奇妙なハイ状態になってます。
毎日たくさんの方にご来場いただきましてありがとうございます。
今日も「平日×大雪=静か」という予想を裏切る賑わい。
うれしい驚きです。
  
    (写真=「風の時」編集部 佐藤正実さん
     いつもありがとうございます!)
 何よりうれしいのは、いらしたお客様が心からうれしそうに
笑顔でお買いものをされていること。
毎日いらっしゃるお客様も多く、少しでも期待にお応えしようと
毎晩参加店のみんなで、深夜のスタッフ退館刻限ギリギリまで、補充
やレイアウトの工夫をしています。
「人生を楽しくするもの」を探して、見つけて、お渡しすること、
少しでもできていればいいのですが。
 
  (こちらは、4日目深夜の補充・レイアウト終了後。
   翌日以降もいろいろ変わっています。)
 
 

               ◆

 搬入の日からすごかった。たった3時間で10店舗分の荷物を運びきっ
たのです。身長以上ある家具を何台もひたすら降ろし、4階に上げる。
当初は「女性はいいよ。危ないから男性だけで」という話だったのが、
気がついたら同等に、まったく差別なかった。いいことです!?
火星の庭で最終打ち合わせをしたのが午前1時を回っていたのだった。

 初日は開店と同時にすごい数のお客様で、奥の古本コーナーまで
お客様がたどり着けない(!)状況に。←なんかせつない。
レジは20人以上の行列が通路まで。私もレジに立っていたのですが、
お会計で混雑するという経験が今まで(残念ながら)めったになく、
慣れない最先端のレジと格闘、相次ぐクレジット対応で、お待たせして
しまい、今さらですが申し訳ございませんでした。

 今回はレジも裏方も全部参加店でまかなっています。
企画も会場も運営も全部自分達で手づくりです。そうすることで
「お客様へブロカントをまるごとお渡し」できますから。
ブースのあちこちでお客さまと店主の会話が踊っています。
適度な活気と和やかな空気はブロカントならでは。
(ときどき店主と店主の話が盛り上がり過ぎていることもありまして、
失礼しております。楽しすぎてつい。気をつけまーす。)
参加店は通常は一人か二人でお店をしているところが多く、
ブロカント期間中は臨時休業して参加されているところもあります。
(HYGGEさん、ISHINNさん、マゼランさん、ノワイヨさん、火星の庭
は会期中も営業しています。)
会期中、終了後もぜひそれぞれのお店に足をお運びいただき、
ブロカントには持って来られなかったスグレものを
ご覧いただけましたら幸いです。

「次はいつ?」という声も聞かれますが、
まだまだ第一回目を最終日まで滞りなく盛り上げていくことに精力を
かけて、ゆっくり次の段階をメンバーみんなで探っていこうと思います。
これからもおもしろくしていけたらいいな。どうぞお楽しみに。って
終わってないから(笑)。


               ◆

   

 取材もたくさんしていただきました。初日の様子が東北放送のお昼と
夕方のニュースで流れ、おかげで幅広い年齢層の方々に来ていただいて
います。河北新報は初日の風景をカラー写真入りで2日目の朝刊に掲載
いただきました。朝日新聞は初日に取材。掲載はこれから。仙台経済新
聞社はウェブに記事をアップしていただいています。S-style、仙台リ
ビング新聞でも情報を掲載いただきました。
みなさま、たいへんありがとうございました。
 ★仙台経済新聞 ★東北放送

 ブログ、mixi、twitterでお知らせいただいている皆様には格別の感
謝を申し上げます。すごく励まされています。ありがとうございます。

 会場のパルコさんにはデパート勤務初心者の我々の(無数の)失態にも
穏やかに対応いただき、さまざまな面で援護していただいています。
始まるまできらびやかな会場と我々の古いものがどう融合するのか、
予想できませんでしたが、パルコさんでやらせていただいてよかったと
心から感謝申し上げます。言葉だけでなく、レジ精算を早くできるよう、
内線で総務に電話する回数をもうちょっと減らせるよう、
警備の方にご迷惑をおかけしないようがんばります!←課題多過ぎ。

               ◆

 明日は午前から会場へ行っています。今朝の積雪は30cmくらいでし
ょうか。雪から雨に変わりましたね。ここが冬と春の境い目なのかな。
今夜もモルソー・佐々木さんが天才的なひらめきのもと、レイアウト、
ディスプレイ変えをしていました。佐々木さんの作った空間を体験しに
来るだけでも楽しめるブロカントへ、ぜひ。
 火星の庭はケンがブロカントの空気とはまた違って、のんびりご来店
をお待ちしています。どうぞごゆっくりお寛ぎくださいませ。


ブロカント ギャルリー Sendai このあと搬入 2010.3.3  

 『ブロカントギャルリーSendai』のブログをぜひご覧ください。
参加店による商品案内が盛りだくさんでアップされています!
(性能のいいデジカメほしいです…)

 ここ数日何度もパルコへ行って細かい打ち合わせ。
びっくりしたり、焦ることもたびたびあった。
合間に自宅とお店で古本の準備。段ボール40箱1000冊用意した。
友人のHさんとWさんが2日間手伝いにきてくれた。いつもありがとう。

 大変なのはあたり前。ずっとやりたかったことが実現できる喜びの方
が大きい。
 仙台の同じような規模のお店で、好きなもの売りたいものを
扱っている人達が集まったらおもしろい市場になるだろうと思っていた
ら、ほんとうにおもしろい人達が集まった。

 小さなお店が元気な街は居心地がいいと勝手に思っている。
 自分のお店が長く続くためには自分のところだけを考えていても
よくならないという確信がある。

 搬入はパルコが閉店してからの21時から24時まで。
一台しかない搬入口に3時間で5台の車(うち2tトラック2台)から荷を
おろし、4階まで搬入することができるか。いくら段取りをしても不安。
 さっき駐輪場で膝を強打してしまった…。
動かすと痛い。雪が溶けて暖かくなったのが救いです。

 今日は搬入だけ、明日は会場設営。あさってが初日です。
すでに初日を想って眠れなくなっている。いろんなことが頭を駆け巡る。
ブロカントから何がはじまるのでしょうか。
何が起きるのでしょうか。
考えるのはもうちょっと後のようです。

 今は会場をブロカントの空気で満たし、賑やかに楽しくすることだけ。
 どうぞパルコへ。お待ちしています。

  『ブロカントギャルリーSendai』、
  

  3/5〜15
  会場=仙台駅前・
「仙台PARCO」

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*友部さんのライブ、佐伯さんの読書会、それぞれご報告したいことが
たくさんあります。いづれきちんとしたいと思います。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

*数日で完売しました『sumus 13』が再入荷しました。ぜひどうぞ。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

*おすすめの講演会。高橋睦郎「歌とみちのく」3/17(水)18:45開演
塩竈市民図書館。150名/入場無料(整理券を図書館3階で配布中)
お問合せ/塩竈市民図書館 022-365-4343


ブロカントギャルリーSendai、搬入! 2010.3.2  

3月5日(金)より始まる『ブロカントギャルリーSendai』、
  

の搬入日が、明日。というか、さっき日付が変わったので今日!

会場は仙台駅前、
「仙台PARCO」です。
ご来場、お待ちしております!

  ★『ブロカントギャルリーSendai』のブログ
    どうぞご覧ください!
    出品する物の情報が参加店から続々とアップされています。
    火星の庭もさっき出品情報を追加しました!


ブロカントギャルリーSendai、開催目前! 2010.3.1  

3月5日(金)より始まる『ブロカントギャルリーSendai』、
    


いよいよ目前に迫ってきました。ただいま準備の真っ最中。

会場は仙台駅前、
「仙台PARCO」です。
ご来場、お待ちしております!

  ★『ブロカントギャルリーSendai』のブログ
    どうぞご覧ください!
    出品する物の情報が参加店から続々とアップされています。


 
 
 


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