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定禅寺ブックストリート一箱古本市、晴天! 2009.4.29  


 さらさらゆれる若葉の回廊の下で、仙台初の野外での一箱古本市が本
日行われました。
 <あったかこころねっと>さん主催による、
    「一箱古本市 定禅寺ブックストリート」です。
 私たちBook! Book! Sendaiと、主催団体は違いますが、企画初期の
頃から協力してやっていきましょう、とお話して、お互い準備を進めて
きまして、今日の古本市の方にも、Book! Book! Sendaiとして一箱出
品参加しています。
 本日、開始直後は身動きとれないくらいの賑わいだったそうです。
火星の庭も定禅寺(じょうぜんじ)通りの東端。一箱古本市経由のお客
様が続々いらっしゃました。
 さて、Book! Book! Sendaiの一箱、店番はジュン・ジュンと並木さ
んのめんこい(=かわいい/東北弁)コンビ。午後、ヤッホ〜とのぞき
に行くと、本がずいぶん売れていました。

     ↑ジュンジュン作のB! B! S看板。

 井上ひさしさんの蔵書がまるごと寄贈されている山形の「遅筆堂文庫」
さんの参加も。6月のサンモールもお誘いする。ブースをまわって「6月
もありますよー」とチラシ配り。歩いている方にも。「やってみようか
なぁ」とあちこちで好反応。
 本を見ると買ってしまう。気がつくとバッグいっぱい。50円、100円
だと迷わず買えますね。ケヤキ並木の下に座っているだけでも気持ちよ
かった。
 
 普段本のないところに古本市がたつというのは、思った以上におもし
ろい。6月の『一箱古本市@サンモール一番町』は70箱をめざして募集
しています。一緒にアーケードに一日限りの古本市をつくりませんか?


バナココはじまります 2009.4.25  

4/29〜5/6は休まず営業します。
ご来店お待ちしています。
 
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 どうしたわけか今年はバナココ用のバナナが入荷しない。
果物屋さんが言うには「中国に大量に出荷されて品薄」と。
ちなみに品薄のバナナはいくらか聞くと1本2~300円…。
 今年はバナココはあきらめるかと思っていたら、入りました。果物屋
さんがびっくりしない値段のものを持ってきてくれた。わ〜い。

 スジを切ったり、小分けにしたりという下処理をしてからなので、
メニューに登場するのは4/27からです。
(↓下は昨年の写真)


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 作家の瀬名秀明さんが東北大生とご来店。学生がつくる本のインタビ
ューのため。5名の学生が瀬名さんに聞く、瀬名さんが答える、ていね
いに答える。明快で深い。となりに座って拝聴したかった。将棋の羽生
さんのことも熱く語っていた。
 タフな精神と冷静で自由な視点を持って、ずっと先のことまで考えて
仕事をされている方のなのだな、と感じた。眼がきらきらしていた。
 瀬名さんはケンと私がめずらしく共通に好きな作家なので、2人とも
ぼーっと舞い上がっていました。エッセイや書評(選書もいい)もすば
らしいな、と思っていたらお話もすごくおもしろい方でした。
 Book! Book! Sendaiのことも応援してくれていて、「何かやれたら
いいですね」と言っていただいた。トークかな、やっぱり。私より1歳
上なだけなのに、今年作家デビュー15年とか。『パラサイト・イブ』
がそんな前だったのかぁ。

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 本にゃら堂さんが在庫一掃の破格セール中。来月でお店を閉めるから
なのです。でも新たな展開を計画中で、年内中にも実現しようと動いて
います。私もお手伝い&参加させていただきたいと思っています。なの
で、前向きな展開です。店主・漆館さんのトークは抱腹絶倒。今のうち
にご体験を。


ゴールデンウィークは本がいっぱい 2009.4.21  

GW中はあちこちでおもしろそうな本のイベントがいっぱい。

              ◆

まず4/25(土)に、ご存知わめぞのあたらしい「場」が登場。
昨年のプレ開催が大盛況で、今回の出品者募集は2時間でうまってしまっ
たという、大注目の「みちくさ市」http://kmstreet.exblog.jp/なのです。

  

”商店街が、一日だけの古本街!”
第1回 鬼子母神通り みちくさ市
 
昨年11月にプレ開催をした「みちくさ市」が本格始動。
商店街を舞台にした一般参加型古本フリマです。
■日時
4月25日(土)10:00ごろ〜16:00
※雨天の場合 26日(日)に順延(この日が雨の場合中止)
■会場
雑司が谷・鬼子母神通り(東京メトロ副都心線・雑司が谷駅すぐ)
詳細はこちらへ http://kmstreet.exblog.jp/

              ◆

 そして一箱古本市の元祖である、不忍ブックストリート
                  http://sbs.yanesen.org/
■4/25(土)〜5/6(水・祝)を『一箱古本市week』として、
  トーク、展覧会、ワークショップ、映画上映などが
   谷中・千駄木・根津エリアで44企画ひらかれます。
■メインの一箱古本市は、5/3(日・祝)5/4(月・祝)
   2日間で100箱参加。
 今年も新しい不忍ブックストリートMAPが届きました。いつもすぐ
なくなるので、お早めにどうぞ〜。




              ◆

 仙台でもGWに一箱古本市が行われます。野外での開催は仙台初。
Book! Book! Sendaiでも企画段階から協力させていただいています。
当日は武田さんのことばで遊ぼうコーナーや会のメンバーが一箱出品。
出品者募集は先日定員となって締め切りとなったとのことです。楽しみ
ですね。
ぜひ出かけてくださいねー。

第一回一箱古本市 定禅寺ブックストリート
 

日時 2009年 4月29日(祝日) 11時〜17時
  <雨天の場合:5月2日(土)>

場所 定禅寺通り・緑の回廊

主催:あったかこころねっと
     webサイトはこちら
「一箱古本市 定禅寺ブックストリート」実行委員会
     
 〒980-0803 仙台市青葉区国分町3-4-5 クライスビル3F
     
 TEL&FAX 022-211-4020
     
 E-mail: attakakokoronet[a]yahoo.co.jp
     
 *[a]はアットマークに打ち変えて送信願います。

 共催:ハロー定禅寺村
  「杜の都を本の都にする会」Book!Book!Sendai 
   
   笹氣出版

 協力:一箱古本市 不忍ブックストリート

 後援:仙台市

               ★

4月に『あったかこころねっと』さんの一箱古本市(定禅寺通り)
6月に『Book! Book! Sendai』の一箱古本市(サンモール一番町)
   と、「一箱古本市」が仙台で相次いで開催される旨、
    朝日新聞で取り上げていただきました!


 
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Book! Book! Sendaiの一箱古本市はまだまだ出品者募集中です。
福島、山形の方からもお申込をいただいてメンバー一同喜んでいます。
一日だけの古本屋体験。お客様とのやり取りや、自分の本が旅立って
いくのを見るのは楽しいですよ〜〜。



出品者募集チラシ配布中です。ジュンコちゃんのイラストがいい感じ。
ジュンコちゃん人気は県外まで飛び火。6月初めには東京へB! B! S巡業
のためジュンコちゃんと行くことになりそう。珍道中間違いなし。
月刊「佐藤純子」のBook! Book! Sendai文庫化はほんとうか!? 
そして代表・武田さんがB! B! Sのサイトに気合いの入った文章をアッ
プ。いよっ!


『Book! Book! Sendai 2009』のメイン会場 2009.4.20  

 企画が山盛りのBook! Book! Sendaiを火星の庭のウェブでどう紹介
したらいいか、あれこれ試行錯誤を続けているケン。ここ数日トップペ
ージが変化を続けています。「これ、色変えて」「字が大きいよ」「わ
かりにく〜〜い」などとアップした後、文句を言う(だけの)私のせい
です。こんなことばらすとまた立場が悪くなるな…。

 Book! Book! Sendaiの方も、アップしながら(デザインチームが)
作っている状態。とりあえず情報だけでも早くお知らせしたいという気
持ちから。進化するウェブをお楽しみください。

              ◆

 Book! Book! Sendai 2009、遠くの方は場所のイメージがつきにく
いかと思います。
一箱古本市の会場であるサンモール一番町はこんなところです。

仙台市中心部を南北東に通るアーケードの南側。個人商店が多く、古本
とも一番相性がよさそうな通り。仙台の老舗書店・金港堂のそばには、
戦後の姿のまま残る「いろは横町」。
 また、アーケードを南に出ると古本屋が3軒並んでいます。

              ◆

センダイボンパク、「きりぎりす」公演、ブックカフェ講座、いがら
しみきお×塩山芳明トークを開催する市民活動シアターはここ。

 日専連が所有する(だったはず)80年代な建物。建物全体を仙台
市が借り受け、仙台市市民活動サポートセンターとしてせんだい・
みやぎNPOセンターがまるごと運営をしています。この地下1Fの
1フロア全体が、会場の『市民活動シアター』。
 「杜の都を本の都にする会」として、ここもある意味ぴったり。

              ◆

そして仙台の文化の拠点。メディアテークでも古本開業講座と製本
講座を行います。2階には市民図書館があり、ガラス張りの窓から
ケヤキ並木を見ながら読書をたのしめます。




『Book! Book! Sendai 2009』の3つの会場は、仙台の象徴的な通り
 <青葉通り><広瀬通り><定禅寺通り>にそれぞれ面していて、
 仙台街歩きとともに楽しんでいただけそうです。
どうぞ県外の方々もこの時期に仙台へ遊びに来てくださいませ〜。

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 毎週野菜を配達していただいている和田さんの畑の桜が満開だという
ので出かけてきました。途中、栗駒山系が空に白く浮かぶように見えて、
車を止めて見とれました。

お花見会は和田さんの野菜ファンが集まり、大人18人、子供10人で大
賑わい。献立は大根と地鶏の煮物、芹、菜の花のおひたし、畑のものい
っぱいサラダ、ひよこ豆のコロッケ、黒米とぱんだ豆のおにぎり、手巻
き寿司、ウドの味噌いため、野菜チヂミ、きゅうりとアスパラの漬け物、
鶏ガラスープ、玄米ケーキ…。全身が胃袋のごとく食べまくる。
きれいな空気をたっぷり吸って、さようなら〜〜と何も考えず帰路につ
いたらなんとバッグ一式すべて和田さんの家に忘れてた…。仙台から車
で1時間半かかるので、今度の配達のときに持ってきてもらうことに。
だから今、お財布と携帯電話といろいろ大事なものが、ない。


サンモール一番町「一箱古本市」出品者、募集開始! 2009.4.16  



 4/11&12セルバの一箱古本市、2日間どちらもたくさんの方にご来場
いただきました。ありがとうございました!
 


 セルバといえば泉区のおしゃれマダムとファミリー層の拠点。古本の
フの字もないところで、初めはアウェイ感たっぷり。セレクトショップ
が並ぶ2Fセンターコートに段ボール並べて売ったのは我々が初めてで
しょうなぁ。でも本だとわかると近寄ってくる人が多数。「一箱古本市
出品者募集」チラシを手渡すと、あら楽しそう、と興味を持ってくれる
人が多かった。数百枚配りました。
 15時に同じ階にあるスターバックス・セルバ店さんからコーヒー100
杯分が届く!武田さんが月に一回スタバでリーディングをしているので、
差し入れだという。そこで武田さんに火がついた。インカムをつけて
「みなさーん、Book! Book! Sendaiです。今古本市をやっています。
コーヒーのサービスもあります。どうぞ見に来てください」と館内に響
き渡る美声で呼びかける。すると来るわ来るわお客様が。わーーーっと。
1時間もたたないうちにコーヒーはなくなり、本も売れた。す、すごい
武田効果、もしくはスタバ効果。
 初日で予想していた売上げをこえ、みんなで大喜び。次の日も15時に
スタバさんからコーヒー100杯。武田さんの「みなさーーん(以下略)」
が響き渡り、大盛況だったのです。ホームグラウンドを離れたイベント
はBook! Book! Sendaiとしてはじめてだったのですが、予想以上に反
応がありよかった!セルバの関係者のみなさま、参加していただいた
夢猫古書店、アートスタンダード、絵本バンクのみなさま、ありがとう
ございました。

 セルバでは一箱古本市がどんなものか、知っていただくことも目的の
一つでした。今度はみなさまに一箱古本市を体験していただきます。
会場は、仙台市中心部のアーケード街へと移り、サンモール一番町で行
います。出品者、大募集です!!

「一箱古本市&ブック・ブック・カフェ@サンモール一番町」
 《日時》6月27日(土) 11:00〜17:00
 《会場》サンモール一番町商店街
 《内容》
「一箱古本市」は、東京の不忍ブックストリートから始まり、全国各地
で行われている路上古本市。それぞれが一箱の古本屋の店主になって、
看板をつけて店開き。自分の蔵書に値段をつけて、次の読者へ手渡しま
す。

今回のサンモール一番町では、テーブルと椅子をご用意し、自由に歓談、
読書を楽しむ場所として「ブック・ブック・カフェ」の開設も致します。

 《参加料》「一箱古本市」出店料1500円(要事前申し込み)
  申込み方法はこちら


 しめきりは5/20ですが、募集定員に達したら受付を終了しますので、
 どうぞお早めにお申し込みください。


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Book! Book! Sendai 2009は、
 Book! Book! Sendai企画が8つ、
 Book! Book! Sendaiコラボ企画が2つ、
 そしてお店やカフェ、文化施設などが参加する企画が30以上あり、
 全容をまとめるパンフレットを作成しているところなのですが、
 毎日内容が増えていて、サイトにアップするまでもうしばらくかかり
 そうなので、早く知りたいという方に、ここでちらっと。

 主催企画とコラボ企画はほとんど決定しているので、混乱しない程度
 に。詳細は数日後にBook! Book! Sendai のサイトで公表されます。

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<Book! Book! Sendai企画>

01「一箱古本市&ブック・ブック・カフェ@サンモール一番町」
 《日時》6月27日(土) 11:00〜17:00
 《会場》サンモール一番町商店街
  上記参照

02 古本屋起業講座
 《日時》6月12日(金) 15:00〜17:00
 《会場》せんだいメディアテーク 2F会議室
 《前売券》2000円 発売中

03 「折り本をつくる」製本講座 
 《日時》6月12日(金)19:00〜21:00 
 《会場》せんだいメディアテーク 2F会議室
 《前売券》3500円(材料費込) 発売中

04 「仙台本の博覧会 センダイボンパク」
 《日時》6月25日(木) 15:00〜18:00
 《会場》市民活動シアター
     (「仙台市市民活動サポートセンター」地下)

05 太宰治生誕100周年記念 一人語りとピアノ「きりぎりす」
 《日時》6月25日(木) 19:30〜20:30
 《会場》市民活動シアター
     (「仙台市市民活動サポートセンター」地下)
 《前売券》2000円 発売中

06 「私のブックカフェをつくろう」ブック・カフェ講座
 《日時》6月26日(金) 16:00〜18:00
 《会場》市民活動シアター
     (「仙台市市民活動サポートセンター」地下)
 《前売券》2000円 発売中

07 いがらしみきお×塩山芳明トークイベント
       「漫画家VS編集者 出版業界最底辺を語る」
 《日時》6月26日(金) 19:00〜20:30
 《会場》市民活動シアター
     (「仙台市市民活動サポートセンター」地下)
 《前売券》2000円 発売中


08 小さなブックデザイン展
 《日時》6月1日(月)〜15日(月)11:00〜20:00
             ※火・水は休み/日は〜19:00
 《会場》book cafe 火星の庭

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<Book! Book! Sendaiコラボ企画>


01 ◎古本縁日 in 仙台 〜「わめぞ」の古本・雑貨市〜
 《日時》6月20日(土)・21日(日)
 《会場》
・book cafe 火星の庭 6/20 11:00〜20:00  6/21 11:00〜17:00
・書本&cafe マゼラン 6/20 10:00〜19:00  6/21 11:00〜17:00

  ◎武藤良子原画展「みんな夢の中」
 《会場》book cafe 火星の庭
 《日時》6月18日(木)〜7月6日(月)11:00〜20:00  
             ※火・水は休み/日は〜19:00

02 「リトルプレス」フェア
 《日時》6/1〜6/30(長期閉廊日あり)14:00〜20:00 
  ※日・月・火は休み
 《会場》stock gallery&atelier


という感じでございます。ご興味をもっていただければ幸い。
みなさま、ぜひ予定をあけておいてくださいませ。


今日と明日!Book! Book! sendai in 泉セルバ 2009.4.11  


「BOOK! BOOK! Sendai in 泉セルバ」、本日、初日でした!
大勢のご来場ありがとうございます!

明日もやってます!どうぞよろしく!


4/11(土)から!Book! Book! sendai in 泉セルバ 2009.4.10  

 Book! Book! Sendai in 泉セルバの一箱古本市、明日からです!
看板だ!釣り銭は?フラッグ持った?とばたばたして夕方準備OK。
お天気もいいみたいです。泉方面、桜が満開とか。桜と古本。なんだか
いい取り合わせ。お待ちしています!

 泉セルバは地下鉄の終点、泉中央駅のビルです。11時開始。代表・
武田さんはじめメンバーがお迎えします。ジュン・ジュンは午後から登
場。私も両日とも店番していますー。どうぞごひいきに〜。

 そして一箱古本市の出品者募集も明日から!本番はまだ先ですが、早
めに申し込んでいただいて、準備万端でのぞんでくださいませ。

             ★

 おとといはセルバの仕上げのミーティング、昨日は朝日新聞の取材、
今日は製本講座とブックデザイン展をお願いしている岡田とも子さんの
アトリエで打ち合わせ。

アトリエはいつも落ち着いた空気が流れています。岡田さんの本のコレ
クションを見せていただく。ドイツの「世界でもっとも美しい本展」で
受賞した本や、書肆ユリイカ、湯川書房など、お宝本をたくさん見せて
いただいた。そのなかから30冊を展示します。

「小さなブックデザイン展」
《日時》6月1日(月)〜15日(月) 11:00〜20:00  
            ※火・水は休み/日は〜19:00
《会場》book cafe 火星の庭
《内容》ブックデザイナー・岡田とも子さんのコレクションを中心に美しい本、凝った装幀の本、手製本を展示いたします。

             ★


製本講座で教えていただく「折り本」。ポストカードや写真をスクラッ
プするのにぴったりです。

「折り本をつくる」製本講座 
《日時》6月12日(金)19:00〜21:00 
《会場》せんだいメディアテーク 2F会議室
《内容》折り本とは、蛇腹状に折りたたんだ本のこと。講師はブックデザイナー・岡田とも子さん。岡田さんは、アトリエ「葉」(よう)を主宰し、オーダーメイドの本作りや、出版社から本の装幀・レイアウトを請け負うなど幅広く活躍。手工製本家・山崎曜さんのもとで製本技術を学ぶ。材料、道具はご用意いたしますので、初心者の方も安心して学べます。
《参加料》3500円(材料費含む・要事前申し込み)。定員18名。

火星の庭で明日からチケットを発売開始します。

ブックブックセンダイ、ブックブックセンダイーーーーーーーーーーー
と空に向かってつぶやく日々。まずはセルバでお待ちしています!


ここ数日と明日から 2009.4.9  

 4/5日曜日、卸町の10BOXでひらかれた「イシス編集学校」のワーク
ショップに行ってきた。会場が演劇施設なので役者やダンサー、プロデ
ューサーが多かった。参加者は50人くらい。
 講師はいままで300回以上講座を行ってきたという「イシス編集学校」
頭取の大川雅生さん。助手の方もいて、おふたりとも全身を黒でコーデ
ィネート。松岡正剛さんの編集学校だから、きっとこれにも意味がある
んだろうな。「主役は受講生で、講師は黒子」とかかしら。
 4時間という長丁場に関わらず、あっという間に時間が過ぎた。膨大
な情報を無自覚に浴びるのではなく、瞬時に分類、判読、さらに変換す
るための訓練だった。ふだん自分がいかに頭の使い方が悪いか痛感。ま、
頭も悪いのですが。
 大川さんが言っていた。「松岡はよく言います。あなたとわたしは
(能力が)同じです。ただ日々トレーニングをしているかどうかだけ。」
トレーニングをし続けられる能力というのがあるような気もするが。
それも鍛えられるのなら、今よりちょっと記憶力をのばしたいな。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 4/5の夜、荻原魚雷さんが仙台へやってきた。火星の庭の人気コーナ
ー、『文壇高円寺古書部』の店長である。3ケ月分の売れたスリップを
渡すと、111冊になっていた。そしてこの滞在中に古本を100冊以上買
っていた。
 場所を移して居酒屋へ。マゼランの洋平君と本にゃら堂の漆館さんを
誘って古本店主の会。本ちゃんと話すのがはじめての魚雷さんが古本屋
になるまでのことを質問すると、出るわ出るわ奇妙奇天烈な爆笑話。こ
こで再現するのは無理。本にゃら堂へ行って直接聞いてください。
 バカ話だけしていたのではなく、今後仙台で古本の新たな展開もして
いこうと有意義なアイディアもでた。でも9割はバカ話。
 
 魚雷さんには昨年の「荻原魚雷、古本の森文学採集」以来、何度も仙
台へ来ていただいている。街がのんびりしているところ、気候などが気
に入っていただけたよう。東北にまったく地縁がないというのもいいの
かも。先入観なく街をながめられるから。
 古本のキャリアは私などよりはるかに先輩なので、ついて歩くと勉強
になる。今回はめったに行かない古本の穴場にお連れした。山の中のロ
グハウスや、郊外のリサイクルセンターなど。魚雷さんは背中に炎が見
えるくらい真剣に本棚を見る。古本屋に行って炎が出るくらいのテンシ
ョンで本棚を見たいから本を買うのだ、売るのだと言っているようだ。
 
 今度は6/20(土)・21(日)
  Book! Book! Sendai「わめぞ古本縁日 in 仙台」
へいらしていただけるようで、合わせて古書部のセールをします!
 
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 発売中の「週刊アサヒ芸能」魚柄仁之助さんの連載(P76)で、火星の
庭を紹介いただきました。見開き2ページで店内とセイロンカリーの写
真も載っています。めくるめく色っぽいお姉さんの写真にはさまれて、
火星の庭、浮いています(笑)。魚柄さんから「ハダカとヤクザばかり
の雑誌ですが(略)…一年後には単行本になります」とお手紙に。光栄
です。

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 「新文化」という書店の業界紙でBook! Book! Sendaiが大きく取り
上げられました。



ほとんど一面全部。たいへん詳しく書いていただきました。


古書のランプシェード 2009.4.3  

 友人の桑折さんは、古本でネックレスや指輪を作る人。修復不能なほ
どいたんだ図録や、背が割れてページが抜けていたり、売り物にならな
い古書があれば、桑折さんにあげると思いもよらない姿に生まれ変わり
ます。

 新作つくりましたー、と言って見せてくれたのが、これ。

 古書を利用して作ったランプシェード。
 使用されているのが高村光太郎「智恵子抄」。たしか龍星閣の函入り
のもの。でも函は壊れていて、本体もばらばら。たとえ状態がよくても
かなり版を重ねているものなので、古書価は低い。けど和紙に活版印刷
されていて、現代物にはない魅力がある。
ということで、桑折さんの元へ。
 本文をシェードにして、表紙の厚紙を使って固定しているそうです。
漆や柿渋を塗ることで強度をだすとともに、風合いも増しています。

「ホン・ノ・アカリ」とうタイトル。素敵です。
和歌山県の湯浅町でひらかれるアート展に出品が決定したそう。

・『ゆあさ行灯アート展』 http://lepo.fool.jp/green/andon/

 いろいろな本とのつき合い方があるものだな。
これからも桑折さんの古本アート楽しみです。

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 先週土曜日、お客様から「前野さんがメディアテークのシアターで映
っていましたよ」と言われる。そういえば、メディアテークの映像講座
でインタビューを受けて、週末に上映されるというのを思い出しました。
質問を受けて答えるのですが、「なぜ古本屋なのですか?」など、なか
なか本質的なことを聞かれて、ふだん深く考えないで行動しているので、
ウーーーンと考え込んでしまう時間の方が多かった。 
 本=テキストや図版という気持ちが私にはない。本は生まれたときの
時代や人の想い、さまざまな空気を閉じ込めているタイムカプセルのよ
うなもの。過去なのだが、読む人によって未来にも連れていってくれる。
モノ、なのだが、それは温度や手触りをふくんだ生きたものという気持
ち。人間よりずっと長生きする生命体だ。すべてじゃないけど。
 少々大げさですが、古本屋は本という一冊の生命体がぎりぎり蘇生す
るか死に絶えるか見極める役目を日々請け負う人なのではないか。なん
て今ごろ考えている。いや違うな、そんな偉そうなことはないか。大量
の本を処分すべきかどうか、売り先はないものか、うなっているだけ。
 古本の市場でこの道30年の先輩と話していて、続けるコツはなんです
か?みたいな質問をすると、「だってこれ以下の職業ないじゃん」と。
まったく。最底辺、最末端の職業でございます。行き着いた先が古本屋、
このあと行き止まり。
 撮影場所は火星の庭、カメラマンのSさんは同じ歳の女性。そのせい
か、とてもやりやすかった。
 ほかにはジャズフェスの実行委員長を長年やっていた方や、朗読カフ
ェ、建築家、コピーライターにピアニストと多彩な方々が登場したよう
です。Book! Book! sendai代表・武田さんも!
 私のは無視していただいて、他の方々のインタビューを見ると仙台の
断片が見えるかも。ウェブでも公開するそうです。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 Book! Book! Sendai in 泉セルバのポスターが完成。窓に貼りました。

 明るい赤が元気でいい感じ。イラストは会のアイドル、ジュンクのジュ
ンちゃん。ジュンちゃんのフリーペーパー「月刊サトウジュンコ」もいい
な〜。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 東京国際フォーラムのアートショップでひらかれたブックカバー展が、
3月末で終了。当店の文庫本、なかなか好評だったようです。

    ~クリックで詳細を表示します~

 ショップの方々にはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。


週末は月の湯古本まつり、来週末はBook! Book! Sendai in 泉セルバ 2009.4.1  

 すみません。たまにしかアップできないので長いです。


 いよいよ今週末、『第3回 月の湯古本まつり』です。
     

第3回 月の湯古本まつり〜銭湯で古本浴〜  4月4日(土)
  休日の銭湯・月の湯(文京区目白台)を利用した古本市&カフェ。


 この定休日は『第3回 月の湯古本まつり』への本の発送と、『BOOK!
BOOK! Sendai 2009
』の準備あれこれを同時進行で。
月の湯には先週の仙台の市場で仕入れた本を中心に。今はなき京都書院
アーツコレクション、フェリシモ、千趣会のミニブックなど。文庫本も
数十冊入れました。文庫フェア以来小さい本が好きになっているかも。
あと倉庫から詩集の箱が出てきたので、読みたい気持ちを抑えてえいっ
と放出ー。わめぞの方々にはいつもお願いしっぱなしで、すみません。
どうぞよろしくお願いします!

 そして、Book! Book! Sendai 2009でわめぞが仙台へやってきます!
武藤さんの個展もあります!!

★★ 古本縁日 in 仙台 〜「わめぞ」の古本・雑貨市〜 ★★

◆《日時》6月20日(土)・21日(日)
◆《会場》
book cafe 火星の庭:6/20--11:00〜20:00 6/21--11:00〜17:00
書本&cafe マゼラン:6/20--10:00〜19:00 6/21--11:00〜17:00
◆《内容》
わめぞは、早稲田・目白・雑司が谷にて「本に関係する仕事」をしてい
る人間の集まり。各地域の頭文字から「わめぞ」。
「外市」「月の湯古本まつり」「みちくさ市」と新しいスタイルの古本
市を精力的に開催、人気を呼んでいます。
古本あり雑貨ありの古本縁日が、仙台のブックカフェに初登場です。

★★ 同時開催:武藤良子原画展「みんな夢の中」 ★★
◆《会場》book cafe 火星の庭
◆《日時》6月18日(木)〜7月6日(月) 11:00〜20:00
     ※火・水は休み/日は〜19:00
  
武藤良子(むとう・りょうこ):「わめぞ」メンバー。1971年東京
 生まれ。イラストレーター。装丁、挿画を中心に活躍中。

 わめぞの古本市は、おもしろい本が安く買えるのはもちろん、何より
楽しい古本市なのです。仙台、東北の古本好きの皆様、お見逃しなくー。
遠くの方もお待ちしています。この時期の仙台は新緑がたいへんきれい
で、あと雲丹(うに)、海鞘(ほや)もおいしいですよー。

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 Book! Book! Sendai 2009では、上記のわめぞin仙台を含め、6月に
多数の企画を行います。(8つの主催企画、2つの共同企画、20〜30の
参加企画を予定!)「仙台の6月は本の月」をキャッチフレーズに本と
街と人の出会いをたっぷり楽しんでいただけるよう、書店、カフェ、図
書館、ギャラリーなどに協力を呼びかけています。みなさん好意的で、
「がんばって」「何でも言って」などと言っていただいて、逆に元気づ
けられています(涙)。どうぞお楽しみに!

 全容はまだですが、ちょっとだけお知らせ。主催企画でも目玉と言え
るのが、こちらのトーク。

 塩山芳明×いがらしみきおトークイベント
       「編集者VS漫画家 出版業界最底辺を語る」
◆《日時》6月26日(金) 19:00〜20:30
◆《会場》市民活動シアター(仙台市市民活動サポートセンター地下)
◆《内容》
 塩山芳明(漫画編集者)と、いがらしみきお(漫画家)によるトーク
 ショー。司会は南陀楼綾繁(編集者/ライター)。
 出版業界の最底辺を支えてきた編集者・塩山芳明の新刊『出版奈落の
 断末魔』(アストラ)の刊行を記念して、塩山編集の漫画誌から華麗
 に転身した漫画家・いがらしみきお(仙台在住)が、当時を振り返る。
◆《参加料》2000円(要事前申し込み)

 いがらしさんと言えば仙台人にとっては特別な存在。あまり表に出ら
れない方のなのですが、南陀楼さんがお声がけしてくれて、ご出演いた
だけることなりました。いがらしさんと塩山さんは旧知の仲ということ
で、「ぼのぼの」以前のお話など、貴重な裏話が聞けるかも。塩山さん
の毒舌が仙台で炸裂するのも(かなり)期待しています!

 何ともいいタイミングで、いがらしさんの番組が今週放映されます。


              ◇

「ハイビジョンふるさと発  いま つたえたい “ことば” 」
   〜仙台・漫画家30年 いがらしみきお〜
   BShi   4月4日(土) 午前8:00〜8:43
    
「ぼのぼの」や「ネ暗トピア」などの漫画で世の中の“気持ち”をすくい
取り、数々のヒット作を生んできた、仙台市在住の漫画家いがらしみき
お(54)。この1月に最終巻が出た「かむろば村へ」では生まれ育っ
た宮城の小さな町を舞台に変貌する故郷へのつきぬ思いを綴ったが、現
在、執筆中の新作ではこの混乱の時代を懸命に生きる人々へのメッセー
ジを送ろうとしている。子供の頃からの難聴、2年間の休筆、2度の大
病、紆余曲折を経て、今年デビュー30年を迎えた。これまで取材を受
けることのなかった、いがらしの創作現場に初めて密着。高度成長、バ
ブル崩壊、不況の中で、発する地方から“普通の人々”への確かなメッセ
ージを贈りたい。(NHKの告知文より)

              ◇

 トークの予約などは、一箱古本市の募集開始日と同じ4/11からになり
ます。どうぞお待ちしています。

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 『りびる』vol.5に本の紹介を書かせていただきました。残念なこと
に『りびる』はこの号をもって休刊。担当の編集者Tさん(かわいい)
とは、一年前にはじめて会い、素人なのに原稿が遅くさらに出来の悪い
私の原稿をさりげなく直していただいたり、なんかご迷惑ばかりおかけ
したような。ほんとお世話になりました。ありがとうございました。こ
れからは仕事抜きで遊びましょう。Tさん、お酒強いし。
 今号は「やる気の出る本」というテーマをいただき、紹介したのは、
関川夏央/谷口ジロー『坊ちゃんの時代』。明治人が輝いています。
やる気が出るの私だけ?

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 文壇高円寺古書部の新入荷本が届きまして、一段分全部入れ替えまし
た。おぉっ!と思う本がいっぱい。読み耽っちゃうから、並べるのはい
つも定休日にしています。店主・魚雷さんが日曜の夜から仙台へ来る予
定。去年の今ごろは「荻原魚雷、古本の森文学採集」の構想をしていた
のでした。


 
 
 


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