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いい風吹いています  2008.4.28  

火星の庭前の歩道に立つ銀杏が、ぽよぽよっと小さい葉っぱをつけた。
 

 
仙台の象徴ともいえる青葉通りのケヤキが切り取られたのは、この冬。す
ごい反対の声があったにも関わらず、ある日そっくりなくなった。もう一
つの並木通りの端っこにある火星の庭前の並木は、人通りが繁華街ほどで
ないことで切り取られる心配はなさそう。若葉色に火星の庭の外壁を塗り
たいと思いついたが、色の再現は難しそうで変になったら目もあてられな
いと思い、やめておくことにした。最近、お店の改装したいと考え中。
 
        ◆     ◆     ◆
  
建設新聞社から創刊された『りびる』の「読書日和」で本の紹介を書きま
した。創刊号の『りびる』では麻生太郎氏、田中真紀子さんのインタビュ
ーなども載っていてびっくり。映画評はファーラムの長澤さん、音楽評は
パラダイスレコードのFATS永山さんです。
毎回テーマがあって今回は、「涙をこらえきれない1冊」で、さぁ何を選
んだでしょうか。本誌を見て下さいね。
次回は「清涼感のある1冊」。そうですか、それならあれしかないでしょ
う。ということで、今回はあっさり本が決まりました。ま、だからといっ
てあっさり書けるかというと違うのですが。
 
        ◆     ◆     ◆
 
『ユダヤとイスラエルのあいだ』(青土社)が朝日新聞夕刊で紹介されま
した。
 

 
著者の早尾貴紀さんの写真とインタビュー入り。積極的に現地を訪れ、
行動と研究を両立する新しい学者としての早尾さん、素敵です。パートナ
ーの皆川万葉さんは、パレスチナ産のオリーブオイルを輸入販売していま
す。
 

 
今年も4月にあたらしいオイルが船で届きました。皆川さんが大学卒業後、
たった一人で始めた輸入販売が、今では沖縄から北海道までファンがいっ
ぱい。「今年のオイルはアップル風味」という通りフルーティー。
本とオリーブオイル、どちらも火星の庭で販売中。

★『ユダヤとイスラエルのあいだ -民族/国民のアポリア』
    早尾貴紀 著  青土社 2008年3月刊  定価(2600円+税)
★パレスチナ・オリーブの
  オリーブオイル 500ml入り=1785円(税込)
          350ml入り=1125円(税込)
 
        ◆     ◆     ◆
 
GWは祝日・火曜日も営業しています。
仙台は爽やかな緑の風が吹いています。


ロバロバ、一箱、わめぞ!古本市狂い咲き!!  2008.4.24  

ロバロバカフェさんの古本市は、いよいよ今週から。おととい古本市の本
を250冊送りました。ほとんどが最近仕入れたピカピカの古本。ご来場の
皆様に喜んでいただけるといいのですが。
 
ちらりと出品本をご紹介。
 
マレーヴィチ
植田正治
イリュージョン
棟方志功と川上澄生
アンティークカード集
ねずの木 モーリス・センダック
ふしぎなかず パツォウスカー
のんぶらり島 J・プレヴェール
グッドデザイン'87-'88
雑誌づくりの決定的瞬間 堀内誠一
熊谷守一 鳥獣虫魚
可愛い人へ「料理の絵本」「お菓子の絵本」
Man Ray foto poche
川上澄生全集 中公文庫
ZYAPANORAMA 大竹伸朗
ぬりどき日本列島 大竹伸朗
bauhaus 1919-1933 セゾン美術館
PAUL KLEE RETROSPECTIVE
芹沢けい介 作品とコレクション
こけし 美と系譜
理恵の星座 表紙/藤田ミラノ コバルト・ブックス
こどものとも なおみ
学研のエックス図鑑 潜水艦
運河と風車とスケートと 少女推理シリーズ
まぼろしの女 少女推理シリーズ
アンティーク・レースなど、手芸、着物の本多数
 
ピン!と来た方は、経堂へGO!!
 
 
ロバロバカフェ・春の古本市
 
4月26日(土)〜5月7日(水)
13時〜21時(木・金曜定休)*日曜日と最終日は19時迄
 
156-0052 東京都世田谷区経堂2-31-20
tel.&fax. 03・3706・7917
 
参加店/boody bookstall book cafe火星の庭 
book pick orchestra yojohon book store 
貸本喫茶ちょうちょぼっこ 古書モダンクラシック
とらんぷ堂書店
 
期間中は参加店が当番制でお店番をしています。
遠いお店やオンライン書店の方にお会いできるチャンスですね。
私も行きたい、行かねば。と思っているのですが、まだ未定です。

連休中は、
不忍ブックストリートの一箱古本市と、
わめぞの「外市」も開催されます。
5/3の「外市」に火星の庭もちょこっと参加。
     わめぞの皆様、いつもありがとうございます!
 
  ◆    ◆    ◆    ◆    ◆   
 
昨日は川崎町にある「みちのく杜の湖畔公園」へ行ってきました。こんな風に
のんびりするのは、一年ぶりぐらいではないかと。
 

 
桜は散り際。チューリップが咲き誇っておりました。
 

 
今年は大きなイベントはやってないのですが、ある課題のためにずっと身
動きが取れませんでした。その課題がようやく決着を見、晴れ晴れとした
気持ちでいます。悩んでいると庭番便りも書けなくなるものです。楽しみ
にしていただいている方、申し訳ございません。
 
今週末からGW。連休中のお休みは水曜日だけ、祝日の火曜日は営業して
います。本をたっぷり補充して、おいしいものも用意してご来店をお待ち
しております!


えっ!メディアデザインで火星の庭店主トーク!?  2008.4.15  

なんと、メディアデザイン講座でトークショーを行うことになりました。
 
代表の大泉さんからお声がけいただいて、というか「こういうのやります
から、よろしく」というような感じで、気がついたらすべての段取りは整
っていた…。いいのだろうか、恥をさらして……。
怪獣映画、空想科学プレゼンテーションって…。
 
 
以下はメディアデザインからの告知です。
 
 
*メディアデザイン講座スペシャル!
火星の庭8周年トークショー「火星の庭から木星へ」
 
仙台でアートやカルチャーに興味を持つ人なら知らない人はいない
《book cafe 火星の庭》の2人が、開店8周年を記念してついに自ら
を語る! 衝撃の新規出店計画(?)も初公開!
(上記コピー文も、メディアデザインさんによります)
 
◆2008年5月13日(火)
 時 間:19:00〜21:00 (18:30開場)
 会 場:仙台市市民活動サポートセンター 研修室5
 入場無料(当日先着順/定員39名)
 
内 容
1)前野 健一「前座・ケンちゃん怪獣映画ショー」〈20分〉
2)前野久美子「仙台でブックカフェをやるということ」〈20分〉
 〈休憩20分〉
3)空想科学プレゼンテーション「恐怖の木星出店計画」〈20分〉
4)質疑応答〈30分〉
 
出 演
 前野 健一 《book cafe 火星の庭》店主。映像作家。
 前野久美子 《book cafe 火星の庭》店主。古物販売商。調理師。
司 会
 大泉 浩一 編集者・ライター。メディアデザイン代表。
 
 
メディアデザインは、NPO・市民活動に携わっているクリエイターが集まっ
て、2004年4月に設立したNPO。市民の情報発信と表現活動を支援するため、
主催講座、講師派遣、コンサルティング等を行っている。
 
主催
 メディアデザイン
 〒980-0811 仙台市青葉区木町通1-1-11 朝日プラザ北一番丁1F
 tel.022-224-5308
 URL http://www.md-sendai.com メール npo@md-sendai.com
 

  ◆    ◆    ◆    ◆    ◆  
 
 
代表の大泉さんは河北新報の楽天イーグルス試合評でもおなじみの方。
頭脳明晰、博学の人でこちらがトークショーしたいくらいの方。
 
実は、秋ごろ火星の庭に新たな展開が起こるかもしれず(なのでタイトル
に木星(火星の次の星)があるのです)、その構想を聞いていただくこと
も目的の一つであります。かた苦しいものでなく、火星の庭の8年を皆さ
んにご紹介して、古本、カフェ、仙台の街について思っていることなどお
話して、皆さまと楽しく交流できればいいと思っています。どうぞお気軽
にご来場下さいませ。


「火星の庭俳句集第二号」完成  2008.4.11  

   

月例の火星の庭俳句会も3年目を迎え、2册目の句集が出来上がりました。
一号に較べて、紙質が厚くなり、グレードアップした感じです。俳句もグ
レードアップしているかな…。俳人・渡辺誠一郎さんと友部正人さん(豆
腐屋)の俳句も10句づつ載っています。一部100円で限定50部販売
中です。
 
桜は満開ですが、花見もせずに本と格闘中。
4/26から始まる、ロバロバカフェ古本市の準備です。250冊出品の
うち、200冊選んだところ。値付けはこれから。今回はアート系の本が
多いです。先日、大口の買取があり、そのなかからロバロバさんへ出品し
ます。「うっ、これは家に持って帰って読んでから売ろう」とかやってい
ると売る本がなくなるので、えぇーい!と目をつむって準備してますよー。
 
来週はパピエ倶楽部加藤哲夫ブックトークと茶話会が続きます。硬軟の
違いはあれど、どちらの講師も知識と感度が抜群の方なので、どんな愉快
な話が聞けるのか楽しみです。ご参加お待ちしています!
 
パピエ夜会では参加者の方に、火星の庭からお土産を用意しました。あの
ブランドの昭和40年前後の包装紙ですよ!当日までパピエ倶楽部スタッ
フの人達にも内緒。


あちこち出没しています  2008.4.6  

冬眠から目覚めた野生動物みたいに「出没注意」と立札をされそうな感じ
で、火星の庭があちこちに出没中。
 
   
raconter(ラコンテ)vol.28 2008.3」号で表紙&巻頭4ページにわた
って掲載いただきました。今号の特集は「本棚の旅」。内容は、「吉田慶
子さんと行くブックカフェ」ということで、ヴォーカリストの吉田慶子さ
んが火星の庭を案内してくれています。吉田さんの佇まいが素敵なので、
火星の庭もつられていい感じになっています。
吉田さん、ありがとうございました。
ラコンテは福島・茨城・栃木を拠点とした有料情報誌ですが、50部ほど
プレゼントしていただきました。店頭にて、ご希望の方には無料でさしあ
げます。どうぞお早めに。
 
        ◆     ◆     ◆
 
仙台市民の文化事業カレンダー「まちりょくvol.3」のなかで「まちのひと
たちに聞く『みのがしたくないこの企画』」というコーナーに参加してい
ます。
   
仙台で2008年4月〜9月の間に行われる市民企画95件のなかから「仙臺文
化」と「WEBアーカイブ古山芳枝の仕事」について思ったことを少し書か
せていただきました。この冊子は仙台市市民文化事業団で6000部作成さ
れ無料配付されるそうです。どこかで見かけたら手にとってみて下さい。
火星の庭にも100部くらいあります。
 
        ◆     ◆     ◆

 
昨年に引き続き「ロバロバカフェ・春の古本市 4/26〜5/7」にお誘いい
ただき今年も出店します。素敵なDMが届きました。
   
ほかに参加店は「boody bookstall」「book pick orchestra」「yojohon
book store」「貸本喫茶ちょうちょぼっこ」「古書モダン・クラシック」
「とらんぷ堂書店」。うわーー、今年も魅力的なお店が集まっています。
ロバロバさんの古本市は、独特の空気があって古本市の空間そのものも
楽しい。お茶も飲めるし、長居してゆっくり本を見たくなる。今週くらい
から見て楽しいもの、美しいものを中心に「ロバロバ本」として、ちょっ
とづつ段ボールに集めています。写真集や画集など大きい本もあります。
あと、ロバロバさんで読んだら味わいが増しそうな小説類も加えていくつ
もりです。300円均一コーナー用の本も、昨年好評だったのでまたがんば
らなきゃ。どうぞお楽しみに!
 
        ◆     ◆     ◆
 
古本市といえば、画期的な銭湯古本市月の湯古本まつりが4/5開催!
古本の歴史に伝説を刻むであろう古本市に混ぜていただいて光栄でした!
当日はものすごい人だったようで、わめぞパワーの底力を感じました。同
じ職業でこんな風にパーーーンと鮮やかに軽やかに可能性を広げているの
を見る度に、たくさんの希望と勇気をもらっているな〜と思います。火星
の庭はほどほどに健闘したようで、ほっとしました。

次のわめぞは、5/3・4に往来座さんで「外市」が開催されます。そちらに
も本を出させていただくことになりました。
黄金週間に上京の際はぜひ、お立ち寄り下さいませ!
 
        ◆     ◆     ◆
 
4/5発売の雑誌「CAFE SWEETS」(柴田書店)のカフェ開業特集でちょこっ
と火星の庭が載っています。
    
「CAFE SWEETS」は火星の庭が2年目の時、初めて全国紙で取り上げていた
だいた思い出深い雑誌です。開業する前から読んでいたのでなおさら。そ
の頃はカフェブームなどとも言われていましたが、「最近はどうですか?」
と取材の方に聞くと「今だにカフェの新規開業は増え続けていますよ」と
Nさん。ブームが8年続いているということはないだろうから、「カフェを
やりたい」というのは、普遍的な何かがあるということか。ちなみに火星
の庭の開業話を参考にするのは、おすすめいたしませ〜ん。
 
        ◆     ◆     ◆
 
その開業話が赤裸々に綴られている『女子の古本屋』。
    
    『女子の古本屋』岡崎武志著(筑摩書房) 
     定価(本体1400円+税)
すぐ売切れてしまいましたが、昨日再入荷いたしました。
筑摩書房のPR雑誌「ちくま」最新号(4月号)に近代ナリコさんがこの本
の書評を書いています。この文章が素晴らしい。ものすごくうまい文章だ
な〜と思いました。火星の庭もちょっと登場。出勤途中に本屋で立ち読み
したのですが、いてもたってもいられなくなり、コーヒーショップに飛び
込み熟読。感動していたら、携帯が鳴りケンから呼び出し。うあ!ランチ
の時間になってた!ってくらいですから。今号は不定期連載の荻原魚雷氏
の「魚雷の目」も掲載されています。四万田犬彦の大島渚についての連載
もおもしろい。「ちくま」は、大きめの新刊書店で配付されています。奈
良美智の表紙が目印。


 
 
 


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