2007年11月 → 戻る  
 
台湾といえば茶芸館、の前に 2007.11.30  

明日から東京お茶の水にある「みみをすます書店」さんで9日間限定で古
本カフェがOPEN。おいしいベジタブルランチが食べられて、連日食やか
らだ、エコロジカル周辺のゲストを呼んでトークやワークショップが開か
れます。
その展示企画として、
「24人に聞くエコロジカルブックス100」
(当店で11/19まで行っておりました100冊の本の展示)
が、参加します。
仙台までは行けないけど東京なら、という方、ぜひご来場くださいませ!
 
詳細はこちら。
http://www.gaia-ochanomizu.co.jp/#gaia01
http://gaiaochano.exblog.jp/
 
 
次に台湾の話。数年前、中国茶にはまり東京の専門茶芸館を2日で11軒
ハシゴして胃を痛めたりしてた(アホ)。その頃台湾に行っていたら、血
液がすべてお茶になるくらい飲んでいたでしょうね。幸い今回はそういう
こともなく(当たり前だ)、お茶を楽しんできました。
 
火星の庭の紅茶、中国茶、ハーブティーはすべて、農園直送をつらぬくテ
ィーブランド「カンチェン・ジュンガ・ティーハウス」のものです。オー
ナーの竹内さんは、十数年来の友人なのですが、その竹内さんから台湾に
「山全体が茶芸館になっている」話しを聞いたことがあって、ずっと憧れ
ていたところへ行ってきました。
 
地名は「猫空」。マオコンと呼びます。最寄り駅からロープウェイが出て
いますが、この日はお休みだったのでタクシーで山のてっぺんまで行きま
した。山の奥へ奥へとくねくね道を茶畑と南国の植物が生い茂るなか走り
抜けます。走り出して30分。茶芸館の前につきました。川のせせらぎが
聞こえて、空気がきれいなのを感じます。
 

 
「どうぞ好きな場所へ」とスタッフの方に案内されますが、そこもあそこ
も森や山の斜面にテーブルが100個もあるのです。迷って3回場所移動し
ました(笑)。
 

 
お茶を注文すると、カップに注がれてくるのではなく、茶葉が入った缶を
いただきます。テーブルにセットされた茶道具とお湯で好きなだけ飲める
のです。数十杯分はあります。なんと24時間営業。お会計をしてしまえば
出るのは勝手。至る所に給湯所があって、タンクには90度以上のお湯が
用意されています。食事のメニューも充実しているので、休みの日に家族
や友人、カップルが一日中お茶を飲みながらずーーっと話をしているので
しょうね。いいですね、そういうの。
 

 
目の前はひたすら緑と青い空。ザザァ〜〜〜〜と風が吹き、鳥がチュチュ
とさえずる。たまりません。週末は台湾じゅうから人がやってきて、満席
になるそうです。さすが、お茶の国だなぁ。日本でやるとしたら気候的に
は、太平洋側で東海道地方よりは西でないと無理でしょうね。なんて、ぼ
んやり考えたり。半日くらいいたかったのですが、旅する日本人は忙しい。
名残りを惜しんで帰りました。




蟲文庫さん、ハルミンさん、火星の庭へ 2007.11.29  

倉敷の蟲文庫・田中美穂さんと東京在住のイラストレーター・浅生ハルミ
ンさんが一緒に遊びに来てくれました。お二人は『苔とあるく』(WAVE
出版)の著者とイラストのコンビでもあります。
 
お二人とも山形経由で、手には「鮭とば」を持っている。すごい立派、そ
して匂い…。え!!これで千円だったの!?そりゃ、買いますね。など。
 
セイロンカリーとタコライスを食べてもらって、お腹が満足したところで
萬葉堂へ、GO!!広い店内でハルミンさんが一時、行方不明に。一時間後
両手にしっかり古本を抱えて登場。
夜は、お二人を知る人達で交流会。「二人に食べてもらいたいもの一品持
ち寄り」で、笹かまぼこはもちろん、ずんだ餅、牡蠣グラタン、天然なめ
こ汁、黒ごまカレー、中華風蒸しパン、手作りクッキー、アイスクリーム
と盛り沢山でした。極めつけがうどんに夢中になるあまり、四国へ移住し
てうどん修行をしているYさんの手打ちうどん!つゆも出しからお手製。
乾杯の後、ユンボの澁谷さんと山路さんのユニットでシークレットライブ
があり、ユンボの名曲を堪能しました。イベントとはまた違って、ただた
だ楽しく食べて飲んで語った一夜でした。
 

著書『苔とあるく』にサインをする田中さん。
 
蟲文庫・田中さんとは初対面、ハルミンさんとは2回目で、ちゃんと話を
したことはなかったのに、「あぁ、ひさしぶり」みたいに何の違和感もな
いのは、古本のおかげかしら。ハルミンさんはとてもおいしそうにたくさ
ん食べる人で、そういう人が大好きなのでうれしくなった。田中さんとは、
古本以外の話にも共通項がいっぱいで、いつまでも延々と話していられる
感じだった。まだまだ話したいことがあったし、ご案内したいところもあ
ったので、ぜひまた仙台に来てほしいです。お待ちしています〜〜。


吹雪の青森行 2007.11.23  

今週の定休日は、青森まで出張買取に行ってきました。
大寒波で猛吹雪、その中を高速バスで…往復11時間、日帰り。

高速バス、往復8000円に負けまして。
翌朝、体が変。関節に力が入らない。バランス感覚もおかしい。
これってエコノミー症候群?

この夏から何度かお伺いして膨大な蔵書をお引き取りさせていただいてい
たお宅のご実家が青森にあり、そこに巨大な書庫があって、火星の庭の店
頭在庫の3倍くらい本がある、というのです。その本の整理を依頼されて
いました。年内でお互いに予定が合うのが一日だけ。この日以外なかった。
前の晩、「雪すごいですよ。ほんとに来れますか?」と電話をいただく。
「もちろん行きますとも!」

青森は大好き。住んでいたこともある(長くなるので割愛、知っている人
は笑って下さい)。滞在時間は4時間でしたが、やっぱりいいです、青森。
13時お客様宅到着。おおーーー広い。火星の庭の2倍はある書庫。天井の
高さは3メートル以上でしょうか。梯子も装備してあります。おもしろい
本がたくさんあって、氷点下の室温もなんのその、暑いくらいです。一度
に全部の整理は時間的に無理なので、全体を見てから、扱い慣れているジ
ャンルを中心に選ぶ。年末から年明けに行われる京都・恵文社「冬の大蚤
の市」に良さそうなものがあって、助かりました。
 
運送屋さんに取りに来てもらって、15:30終了。帰りのバス時間まで、昔
話しなどお聞きする。来年の桜が咲くころにまたお邪魔します、と約束し
て、雪にすっぱり埋もれてしまった書庫を後にしたのでした。次回もバス
で行くかは、未定。
 
 ★   ★   ★   ★   ★  
 
京都・恵文社「冬の大蚤の市」告知用しおりが届きました。

たいへんかわいらしいです。レジに置いておいたらどんどんなくなります。
火星の庭ははじめての参加。お誘いをいただきまして、どきどきです〜。
参加者は、
100%ORANGEさん、booby bookstallさん、ちょうちょぼっこさん、
ポポタムさんなどなど。
今年から古本+アンティーク雑貨、古道具もある「蚤の市」にバージョン
アップなんですって。
 
次回の庭番便りでは台湾の茶芸館へ行った話を載せたいと思っています。


アップルクランブルケーキ登場です 2007.11.17  



宮城県北部の低農薬の紅玉がたくさん届いて、いよいよアップルクランブ
ルケーキの登場です。今年はりんごの味が濃厚な気がします。自分で作っ
ておいて「うまーーーーい!」と絶叫してしまいました。できるだけ毎日
お出しできるようにしますね。
 
カフェでは400円でお召し上がりいただけます。
今年は予約で1本売りも承ります。一本(5ピース強分)1900円です。
予約を受けてからお渡しまで2、3日かかります。注文が重なるともっと
日にちがかかる場合もあります。ご了承下さいませ。
 
通販の場合は箱代を100円いただきます。
送料は、お届け先により変わります。
(北海道800円、東北450円、関東・信越500円、北陸・中部600円、
関西700円、中国1000、四国1100円、九州1200円、沖縄1300円)
賞味期限は製造日から4日間です。
 
この季節だけの味をぜひお楽しみ下さい。


台湾へ行ってきました 本屋編 2007.11.16  

台湾、おもしろかったです。古いものと新しいもの、アジアとアメリカと
中近東の混ざり具合がすこぶるバランスいいなと感じました。人々は大ら
かで、人懐っこく、今を楽しく生きよう、という快楽的なところが性に合
いました。
 
訳あって自由な一人旅ではなかったので、本屋とカフェ巡りができるかど
うか怪しかったのですが、最終日の午後、4時間だけフリーになり、ピュ
ーーっと飛び出し降り立ったのが台湾大学の学生街。大学の街に古本屋街
があるのは、いずこも同じ。ただ見つけられたのは7軒と、ちと淋しい。
まず<台北の青山ブックセンター>誠品書店で購入した書店ガイドに載っ
ていたブックカフェ「茉莉」に行ってみる。たいへん立派な構え、広さは
30坪くらい。床と照明などもシックでお洒落。期待がふくらむ。

が、半分がCDとビデオのコーナー(日本のものが多数)で、のこり半分は
大学の教科書や参考書だった。カフェコーナーは2人掛けテーブルが3つ
で、読書用のベンチという感じで学生らしき男性が突っ伏して寝ている…
…。むむ〜〜〜、5分で退散。すぐ近所の2号店へ行ってみる。こちらも
テラスがあったり、素敵な店構え。中へ入ると日本語の雑誌がズラリと並
んでいる。『ELLE』『VOGUE』『TVガイド』など。値段は800円とかけっ
こう高め。英語版のペーパーバックも多い。欲しそうなものはないと踏み、
退散。
 
書店ガイドに老舗と書かれ、百戦錬磨っぽい強面の店主の写真が載って
いる「K書城」に入る。10坪くらいの店。プ〜〜〜〜〜ンと鼻の奥を強打
されるような臭い。耐えて本棚を見つめるが頭がくらくらしてくる。一応
全部に目を通し、限界になって外に出る。外の空気のなんて新鮮なこと!
日本で嗅ぐ古本の匂いとはまったく違う、動物臭のようなものがプラスさ
れた筆舌しがたい匂いだった。ちなみに強面店主は留守だった。
もしかして台湾の古本屋はハズレ?という不安がよぎりつつ次に訪れたの
が、「古今書廊」。お、素敵な名前。店内は広く、いままでと違って、古
っぽい色の本が並んでいる。掛け軸や書もある。帳場らしきところに老夫
婦がいらしたので、筆談を試みる。メモ帳に「台湾、芸術、民族、画集、
写真、広告、POSTCARD、POSTER、DESIGN、蔵書票」など思いつく言葉を書
き並べる。奥さんが旦那様に伝えると、「これは?」と棚をさしたところ
には、学研のガイドブックのようなシリーズものの本。「こういうのじゃ
なくてーー」と言うと「ここにはないが、姉妹店にはあるかも」と教えて
くれた。お礼を言って外へ出る。

姉妹店にはたしかに芸術書のコーナーはあったけど、どれもヨーロッパか
日本の本で、台湾で買わなくてもいいかな、という本ばかり。
店主はTVドラマを観て、何かをつまんでいる。こちらのことはまったく
お構いなし。なんとものどかだ。
 
すでに別の意味で台北の古本屋に感動していた。こういう形で古本屋が成
り立っていけるのは、むしろうらやましいことかもしれない。日本では無
理だ。今回訪れたのは古書店ではなく普通の古本屋ばかり、それもごく僅
かなので、この体験だけで台湾の古本屋を語ることはできないけど、日本
と台湾の古本屋の違いが、とても新鮮で、考えさせられた。辺境の古本屋
にもっと行ってみたいな。
 
日本人が多く住んでいるエリアにあるブックカフェ「Whose Books」にも行
ってみる。ここは唯一日本にいてインターネットで見つかったお店。

本が多く、きれいに整理されている。窓際に4つのテーブル。お店の人に
探している本を聞いたが、やはりめぼしいものはなかったけど、ゆったり
と本を選んだり、お茶を飲んでいる光景がよかった。
 
 
その後、誠品書店を再度訪れ、

古本がまったく買えなかった反動もあって一気買い。
どれも印刷がきれいで、ブックデザインが素晴らしい。

 
 

こちらは凧絵の画集。作り方も載っています。印刷が版画とみまごうほど
きれいです。箱のつくりも凝っています。
  
 

こちらは切り絵の画集。伝統工芸ですね。
 
 

古いたばこの包み紙を集めたカラー集。
  
 

なにかおまじないのような線がいっぱい書いてあります。
 
 

干支にちなんだ年画というもののポスター集。
  
 

これはよくわかりませんが、ド派手なので購入。
 
 

めでたい図版のオンパレード。台湾人は縁起のいいものが大好き!?
 
 
これらの本を運良く見つけられたのは、晶文社のMさんがFAXで送ってく
れた、雑誌『エスクァイア』に載った都築響一さんの台湾出版物特集の
おかげです。Mさんありがとうございました。都築さんはやっぱりすごい
な〜〜。
  
こういう出版物を見ていると、台湾は古本屋より新刊書店が元気なのかな、
独立系の書店がたくさんあるらしく、新刊書店と古本屋の関係など気にな
るところ。今度は小さな新刊本屋をめぐりたいと思いました。台湾で購入
してきた本は、お店にありますので見たい方はどうぞお声がけください。
少しマージンいただきますが、販売もします。どれも一点限りです(凧絵
は売約済みになりました)。


その後の「24人に聞くエコロジカルブックス100」 2007.11.5  

11/2(金)の河北新報朝刊に大きく「24人に聞くエコロジカルブックス
100」が載りました。見出しが4ケ所も。ブックレットの写真もカラーで
掲載され、問合せを多数いただいています。取材にいらした丸山磨美記者
がとても分かりやすくまとめてくれました。ありがとうございます。展示
は中盤になりましたが、興味を持って訪れてくれる方が、増えているよう
に感じます。
 
また同展示は、当店での展示の後、12/1から12/9まで東京・お茶の水の
エコロジーショップGAIAの3F、オーガニックブックスみみをすます書店
さんにて、展示されます。その詳細も決定しまして、チラシが届きました。
こちらは期間中、毎日ゲストを迎えてイベントが行われるようです。
小児科医の真弓定夫さん、整体の三枝誠さん(『大和なでしこ整体読本』
は大好評で売切れ!)、『エココロ』のマエキタミヤコさん、食のサムラ
イ魚柄仁之助さん、などなど。みみをすます書店さんパワーを感じる豪華
な顔触れです。詳しくは、
http://www.gaia-ochanomizu.co.jp/3f/index.html

 
『24人に聞くエコロジカル・ブックス100』(400円)通販受付中です。
一冊からお送りいたします。年内は送料無料。5冊以上の場合は、割引き
させていただきます。役立つ情報が満載、ぜひどうぞ。
 
下記のお店でもお取扱いしていただいています。
 
ナディッフ・ビス(せんだいメディアテーク1F)
みみをすます書店(東京・お茶の水)
書肆アクセス(東京・神保町)
古書ほうろう(東京・千駄木)
シマウマ書房(名古屋)
ガケ書房(京都)
 
大好きな本屋さんにお取り扱いいただいて光栄です。書肆アクセスさんは
今月17日に閉店してしまいますが、緊急時にもかかわらず20冊買取って
下さいました。感激のあまり言葉も出ません。本屋の永遠の鏡として、本
屋であるかぎり書肆アクセスを忘れないでいよう。
 
小さい印刷物つながりで、ご紹介。
 

『ふきながし 03』が入荷しました。すっかり仙台のリトルマガジンの顔
になった『ふきながし』、今回の特集は「手紙」とその周辺。仙台に残る
唯一の紙すき家、「柳生和紙」。メディアテーク内の活版印刷工房。万年
筆職人が営む「大橋堂」。そして、あれれ、「火星の庭前野さんが貰った
手紙」というページが。そうなんです。今回、「前野さんがもらった手紙
を載せたい」という依頼を編集部から受けて、差しつかえのないものをい
くつか見せたところ、岡崎武志さんと中林ういさんのお手紙が紙面に載る
ことになりました。もちろん、ご本人にも了解をいただいて。お二人とも
人柄が文章と文字ににじみ出ていて、素敵です。あと、今回もブックレビ
ューを書かせていただきました。矢川澄子『おにいちゃん 回想の澁澤龍
彦』(筑摩書房)について。『ふきながし』は印刷所を通さず、すべて手
作業で製本していて、凝った紙面にいつも感心します。そして毎号オマケ
がついている。今号はなんと手すきの柳生和紙。『ふきながし03』B6判
28ページ/オールカラー/500円
 
 
お次は地図。

東北大学片平キャンパス内に現存する近代建築に魅了された人達が、その
保存と活用を考える市民グループ「片平たてもの應援團」を作り、『片平
キャンパス界隈お散歩マップ』を発行しました。キャンパス内には19の近
代建築が建っていて、明治30年代から昭和の初めまでの建築物に触れるこ
とができます。そのほか、ご存じ中国の文豪・魯迅故居跡、メタセコイヤ
並木、広瀬川の遊歩道など、市中心部にありながら、緑が豊かでのんびり
散歩するにはぴったりな場所なのです。移転騒動もあったようですが、無
事残ることになったようです。マップには公園やカフェ、お店情報も掲載。
私など遠出しないと、羽を伸ばした気にならない質なので、これを持って
こんど散歩してみます。自宅が東北大の真ん前だし。いつも自転車で全速
力で通り過ぎるだけだからなぁ…。(←情緒のカケラもない奴)マップは
A2判両面カラー/一部200円。柴田治さんによる建物風景を描いた水彩画
のポストカードも販売中(カラー6枚/600円)。

 
 
 
ではではあさってから台湾へ行ってきます。留守中はケンが庭番便りを書
いてくれるでしょう。って、そんな余裕ないかも。


いろいろあれこれお知らせ 2007.11.3  

昨日、十数年前に勤めていたところの同僚がご来店。「庭番便り読んでい
るけど長いよね」と言われました。すみません。気をつけます。
 
怒濤の10月が過ぎ、ぼやや〜〜んとしていたら風邪をひいてしまった。
しかし、こうしている間も世の中動いていますね。各地で本のイベントが
開かれているし、魅力的な催しが目白押しです。あぁ〜〜〜。
 
火星の庭に入るとすぐチラシコーナーがあります。人気のコーナーで、常
時数十種類のチラシ、ポストカード、ショップカードなどが置かれていま
す。たまにここだけ見て帰っていかれるお客様もいたり(どうぞどうぞお
気兼ねなく)、火星の庭の特長になっているんだな、と思います。同時に
プレイガイド的なこともしていて、映画や芝居の公演、ライブのチケット
なども扱っています。チラシ置き場は、見やすく整えたり、終わったもの
がないかちょこちょこチェックしています。管理には人手と労力がかかり
ますが、私自身お店をやるまではミニコミ作ったり、イベントやったりし
てあちこちのお店にお願いしていたので、他人事ではない気持ちです。
お店をやっている知人が「紙類は置きたくない」と言っていたことがあっ
て、その気持ちもよくわる。それは意地悪で言っているのではなく、目に
見えない苦労がいろいろあるのです。なんでも置くわけではもちろんなく、
内容ややっている人の実体で(セールス的なものとか)お断りすることも
あり、でも明確な線引きはないので、不愉快なことになることもある。こ
こを目的に足を運んでくれた人がお茶を飲んだり、本を買っていってくれ
たり、いいこともある。いろいろな活動が活発になって街がおもしろくな
ればと密かに思ってもいます。チラシ置き場、大事にしていきますね。
 
あ、ついでに委託品のこと。お持ち込み、郵送が頻繁にありますが、販売
品についてはかなり慎重です。フリーのものと違って販売するからには売
れなきゃしょうがなく……長くなるのでやめておきます。
 
ここ最近の興味あるイベント。あれやこれやを投げうって出かけます。
 
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11/2(木)上田紀行さん(東京工業大学 文科人類学者)講演会
       せんだい・みやぎNPO創立10周年記念式典 
       NPOサポートセンターにて
*こちらは昨日行ってきました。おもしろい話がたくさん聞けました。
上田紀行さんの著書、
『目覚めよ!仏教ダライ・ラマとの対話』(NHKブックス)
『生きる意味』(岩波新書)はおすすめです。
上田さんに『エコロジカルブックス100』
をお渡しして、第2弾の原稿依頼をしてきました(まだ未定)。
 
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ユンボ・ライブ3連発!
 
11/4(日) 「トカチェフの日」
CLUB JUNK BOX open 17:00 start 17:30
        ¥1500/¥1800(1drink ¥500)
        出演:obs/白A/yumbo/iii/doinel/LiLT/A.O.G.P
 
yumbo「おそらく仙台で最もリスペクトされているミュージシャン/コン
ポーザーのひとりであろう、澁谷浩次が率いるポップ・バンド。メンバー
/楽器構成はライブによって大きく異なり、数人〜20人近い編成になるこ
ともある…」(フライヤーより)
 
11/11(日)「Ensemble of Rests ♯4」
        仙台メディアテークオープンスクエア
        open 14:00 start 15:00
        ADV 3000yen DOOR 3500yen
        出演:Gutevolk/Lullatone/tenniscoats/yumbo
 
*メディアテーク内の書店ナディッフ・ビス主催のライブ。
 
11/13(火)「IGLOO MEETING vol.12 〜封じられるワルツ」     
        book cafe火星の庭 19:30開場/20:00開演
        入場料1000円(限定25名・要予約)
        出演:早健+香取光一郎+上地一也/yumbo
 
*久しぶりの火星の庭でのユンボライブ。上記3つのライブはメンバーや
演奏曲が別構成で行われるそうです。す、すごい。童心と覚醒が同居して
いるようなユンボの音楽はぜひライブで!チケット、予約受付けています。
 
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劇団三角フラスコ公演
「星屑とボタン」
 
仙台公演 11/5(月)・6(火)
エル・パーク仙台スタジオホール
5日 19:30〜 6日 14:00〜 19:30〜 開場各20分前
前売り2000円 当日2300円
作・演出 生田恵
http://www.frascoweb.jp/
*演劇に疎い私ですが、観続けている数少ない劇団が三角フラスコ。同じ
街、同じ時代を生きていてどんな感性に出会えるか楽しみなのです。東京
公演(こまばアゴラ劇場)が10月にあったようです。
チケットあります。
 
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今年もやります!友部正人ライブ
火星の庭★クリスマススペシャル企画
 
友部夫妻も参加されている火星の庭俳句会が2年目を迎え、
その記念としてのスペシャル企画を開催することになりました。
二部構成の充実した内容になっています。人数限定ですので、
どうぞお早めにお申し込み下さい。
 
友部正人トーク&ライブ『ジュークボックスに住む詩人』
 
12月15日(土)
開場15:00
開演15:30
場所 book cafe 火星の庭
 
第一部 トーク 15:30〜16:30 
今年8月に発売された友部さんの著書『ジュークボックスに住む詩人2』に
登場するミュージシャンのことを中心に、詩のこと、歌詞のこと、音楽の
話をお聞きします。
後半は宮城県で活躍する俳人・渡辺誠一郎さんをお招きして、俳句の話を
あれこれ。
◎お茶・お菓子つき  
◎ゲスト:渡辺誠一郎(俳人・「小熊座」同人、火星の庭俳句会主宰)
 
第二部 ライブ 17:00〜18:30
今年は仙台での友部正人ライブはここだけとなりました。ライブハウスと
は違う空気で今年の聞き納めを!
 
限定35名・要予約
(前売りのみ。事前にチケットの購入をお願いします)
 
 ticket:3800円
+at door: 800円(ドリンク&スウィーツBOX)
 
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今週ある事情で一週間台湾へ行ってまいります。仕入れ目的ではないので
すが、台北のブックカフェ、書店めぐりして来ようと思います。収穫があ
ったらここでご報告しますね。
 
この間営業時間が変則になります。
 
11/8(木)・9(金)・12(月)…13:00 OPEN (ランチはお休み)
                 20:00 CLOSE
 
11/10(土)通常営業 11:00 OPEN  20:00 CLOSE
   11(日)通常営業 11:00 OPEN  19:00 CLOSE
 
「アルバイト頼もうか?」とケンに聞くと「大丈夫」というので、ケンを
一人残して行きます。みなさん優しくして下さい(笑)。薄情女より。
 
すみません、やっぱり長くなりました。


 
 
 


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