2007年07月 → 戻る  
 
お盆のお知らせ 2007.07.31  

★お盆期間は休まず営業します!
 
★通常の営業は、
    OPEN/11:00〜20:00(日祝は19:00まで) 
    定休日/毎週水曜、第2火曜
    ですが、
 お盆期間は、
    下記のように変更になります。   
 
★8/9(木)〜8/20(月)は無休です。
 
★8/13(月)〜8/16(木)は、OPEN/11:00〜19:00です。
 
★振替えとして、8/7(火)と8/21(火)をお休みします。
 (その次の日8/8(水)と8/22(水)も定休日のためお休みです。)
 
ご来店を心よりお待ちしています。


スバラシキ『風の時』 2007.07.30  

仙台のフリーペーパー『風の時』最新号の10号特集は「七夕まつり」。

火星の庭で配付しています。A4判フルカラー16ページの立派なつくりは、
巷にあふれている商業系フリーペーパーとはまるで違う空気を発していま
す。巻頭の「風景紀行」では、東北大学周辺の片平丁。現在住んでいるマ
ンション前の歩道の写真が載っている。ここにある石垣は、伊達藩の重臣
屋敷跡で、屋敷門はすべて青葉城を向いていたそうな。へぇ〜〜。
情緒に流れない資料性に富む紙面の作りは、古き良き仙台を伝える雑誌
『仙臺文化』と精神的な兄妹のよう。年4回、36000部発行。東京では書
肆アクセスさんで入手可能です。
 
その『風の時』の別冊が発行されました。『仙台七夕まつり 七夕七彩』。

これ単なる観光ガイドではありません。江戸、明治、大正、戦前、戦後の
仙台七夕まつりが70点の図版とともに語られています。七夕まつりの歴
史が400年以上あるなんて、まったく知りませんでした。私は生まれが
仙台ではないので、『七夕まつり』にそれほど思い入れもなく、七夕飾り
の「ふきながし」はきれいだけど、道が通れなくなるほど人がやってきて
難儀だなぁというイメージだけでした。それがこの本を見てそうかぁ、長
く続いている意味があるのね〜〜と感心。特に明治の七夕まつりの風景な
ど、興味深いです。七夕飾りの解説や、作り方がついているのも楽しい。
本文はすべて英文も記載されているので、外国の方へのお土産にもいいで
すね。見本を編集長の佐藤正美さんからいただいてその場で10冊注文。
付録に「仙台七夕絵葉書」復刻版8枚!今年の七夕まつりはいつもと違う
気分で出かけたくなりますよ。2007年は8/5花火大会、8/6〜
8/8七夕まつり。浴衣着て行きたいけど、たぶん普段着。


今月の市場 2007.07.27  

仙台の市場での戦利品をご紹介。
 

  
大正〜昭和初期の出版物の内容見本45冊。
振り市なので、中身を吟味する時間はありません。
表紙のデザインのおもしろさに惹かれてエイッと落札しました。
きっと資料性もあるでしょうし、読み物としても楽しめそうです。
販売価格は500円より。どうぞお気軽にお問合せ下さい。
 
「帝国文庫 第一期 全25冊」内容見本 博文館 昭和3年 16ページ
「大菩薩峠 6冊」内容見本 中里介山  春秋社 昭和2年 12ページ
「モンテーニュ 随想録 全3巻」内容見本 白水社 昭和10年 20ページ
「日本宗教史」内容見本 三共出版社 大正14年 34ページ
す、すみません。以下はタイトルだけとなります。
「一休珍話集」「世界戯曲全集」「日本児童文庫」「日本戯曲全集」
「上田敏全集」「現代日本文学全集 改造社」「日本宗教史」
「現代ユーモア小説全集」「新興文学全集」
「日本昆虫大図鑑」「日本歌謡集成」「」
あぁ〜〜〜〜、ここで時間切れとなりました。細切れの人生です。
おもしろそうなのから入力していけばよかった。
後は店頭でご覧いただくか、いずれホームページでもご案内します。
個人的にツボなのが、広告の宣伝文句。かなりおもしろい。
「全精神界熱望秘籍!」って、「モンテーニュ 随想録」に。
 
そのほかの戦利品
 

 
なんともこころが安らぐ美しい児童書
年代が不明、詳細はこれから調べます。
 
 
見たことも聞いたこともないから、欲しくなる。
古本屋は一生勉強。


WEEKEND WASEDA Vol.1 〜お店で古本市〜へ参加します! 2007.07.22  

山のきれいな空気をたっぷり吸ってリフレッシュしたところで、ただ今猛
ダッシュで取り組んでいますのが、8/3〜8/5に早稲田の古本屋、古
書現世と立石書店で開かれる古本市の準備であります。
 
古書現世の向井さんより、新しい古本市を始めるので参加しませんか?と
お誘いいただき、ありがたく参加メンバーに入れていただきました。
 
火星の庭の出品数は約150冊くらい、ここ1、2ケ月の新入荷のものだけを
放出しようと思いますので、どうぞご期待下さい!!
 
早稲田・目白・雑司ヶ谷の「わめぞ」の方々で開催されている古本市「外市」
は、回を重ねるごとに盛り上がりが増し、すでに定着したイベントとなって
いますが、さらに新たな古本市を企画するとは、うらやましい企画力と実行
力でございます。初日は夜11時まで。夕涼みしながら行ける古本市なんて
いいな〜。
 
では主催者からのご案内です。魅力的な出品者が勢ぞろいですぞ〜〜。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
古書往来座外市に続く「わめぞイベント」が始まります。早稲田の古書現世
と立石書店の棚を開放。早稲田古本屋街のお店と、わめぞメンバーが合体。
2店舗あわせて約2000冊の古本が大集合。お店で古本市です。初日は
夜に開催! 23時までの開催です。お仕事帰りに、飲んだ帰りにもどう
ぞ。土日はお昼の開催。どんどん追加いたします。偶数月に開催予定です。
「週末は、早稲田に行こう!」。
 
WEEKEND WASEDA Vol.1 〜お店で古本市〜
 
▼日時 2007年8月3日(金)〜5日(日)雨天決行
3日(金) 19:00〜23:00
4日(土) 11:00〜19:00
5日(日) 11:00〜17:00
 
▼会場(2ヶ所で開催!)古書現世/立石書店
 
◎第一会場 立石書店
東京都新宿区西早稲田2−1−2 ハイツ森川1階
TEL&FAX 03−6276−4011
http://d.hatena.ne.jp/tate-ishi/

■参加店舗
〈ゲスト〉
古本けものみち(南陀楼綾繁)http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/
〈早稲田〉
いこい書房/二朗書房/谷書房/ブックスアルト/さとし書房
〈わめぞ〉
旅猫雑貨店/リコシェ
-------------------------------------------------------
◎第二会場 古書現世 
東京都新宿区西早稲田2−16−17
TEL&FAX 03−3208−3144
http://d.hatena.ne.jp/sedoro/

■参加店舗
〈ゲスト〉
bookcafe 火星の庭(仙台)
http://kaseinoniwa.com/
〈早稲田〉
平野書店/三楽書房/渥美書房
〈わめぞ〉ほか
古書往来座/m.r.factory(武藤良子)/退屈男/ハルミン古書センター
主催 古書現世/立石書店  
協賛 わめぞ http://d.hatena.ne.jp/wamezo/


月山登山 2007.07.20  

7/16(月)月山へ登ってきました。
前夜は羽黒山の門前町「手向(とうげ)」の宿坊に泊まりました。
羽黒山の参道には苔のじゅうたんが。蟲文庫さんが東北へいらした際は、
ご案内したいものです。
 

 
宿坊で夜、月山登山の案内役の方から「今日は大荒れでした、明日はいく
らか回復するだろうけど無理しないように」と言われる。この方はほぼ毎
日登っているそうな。オドロキである。
朝3時出発。大広間に雑魚寝なので、ほとんど寝ていない。八合目までバ
スで行き、4時登り始める。月山は標高1984m、「夏だけ」スキーがで
きるところだ。辺りは薄暗く、霧と雨。登山道は、スイカやメロンくらい
の大きさの石(岩?)がえんえん続いていて、瞬時にどの岩に足をかける
か判断しならがら進まねばならない。昨日の台風で降った雨なのか、ゴー
ゴーと上から水が流れてくる。スニーカーは中までびっしょり。上へ、上
へひたすら頂上を目指してもう少しで9合目というところで、一面の雪渓。
なんと表現したらいいのか、幅100メートルの真っ白な滑り台をてっぺん
から見る感じ。表面は雪というより氷でとてもすべりやすい。斜面は30度
以上、急勾配の雪渓は、下方数十メートルのところで霧と交わっていて果
ては見えない。誤れば身体ごと霧のなかだ。風も強く、案内人が昨日立て
た杭とロープも吹き飛ばされている。突風が吹くなか、杖にしがみついて
一歩一歩進む。下を見るとクラ〜〜〜〜っと目眩がするので、足元だけを
見て進む。時おり突風とともに雨が横殴りで降る。眼鏡がくもり、顔はぐ
しゃぐしゃ。雨なのか、汗なのか、鼻水なのか、涙なのかわからなくなる。

8合目を出発して2時間半、9合目の山小屋に着く。今回は友人7人と一
緒。想像以上の過酷さに「頂上まで行くのはムリ、ここで待っている」
「私も〜」と言う人が4人発生。一人は足を挫いてしまって少し腫れてい
る。ここで地震のニュースを聞く。柏崎市と聞いて、あれ原発あったはず、
と考える。でもニュースでは言っていない。
「私達の分もがんばって」と見送られて、友人3人と頂上を目指して再出
発。頂上組の4人のうち、一人は高校の先生で生徒とともに日夜身体を動
かしている。また一人は、20代の若きライダー。もう一人は、旅が好き
で主に東南アジアに通っているヒマラヤ登山の経験者。となると、一番不
安なのが私。年中日陰生活、装備も一番ショボイ。みなさん雨ガッパはゴ
アテックの本格派ですが、私は自転車用?みたいな感じで、すでに服まで
滲みている。あるのは気力だけ。
 
1時間ほど行くと難所で知られる「行者返し」に着いた。ほとんど垂直の
ような斜面を這うように登っていく。ここを過ぎればあとは比較的平坦で、
頂上はすぐ。言い聞かせてふんばる。頭を真っ白にして登りきり、誰がど
うやって設置したのか快適な木道を安堵しながら歩いて、そして現れたの
はまた雪渓。が〜〜ん。例年は溶けているはずの雪がたっぷり残っている。
またヨロヨロしながら、ここまで来て引き返してたまるか〜〜〜と進む。
通り過ぎてほっとしているとまた雪渓。不思議なもので初めはビビリまく
りだったのに、だんだん杖もつかずに、早足で歩けるようになり、しまい
に「岩の上歩くより楽だね〜」なんて余裕が出ていた。後で聞いた話、後
ろを来ていた方が数名、足を滑らせ数メートル下に落ちてしまい、そこに
いた人達で助けたそうだ。ひえ〜〜〜。
 
白い雲の間から頂上の月山神社が見えた。月山は霊山なので、神社もあれ
ば、神官さんもいる。死者の魂は、かならずここに集まると言い伝えられ
ている、山岳信仰がいまだ生きている場所。
私達は出羽三山参拝ツアーに混ぜていただいたので、白装束の参拝者が多
くいた。頂上は体感温度マイナスじゃないの?というくらい寒い。神官さ
んが出て来て、祝詞をあげてくれた。まだ若い、体格のいい神官さんだっ
た。心が込められた伸びやかな声、疲れと寒さが和らいでゆくよう。友人
のなかには、父親を病気で亡くした人、兄妹を交通事故で亡くした人、近
親者が自殺した人など、心の奥に深い悲しみを持っていた。みんな死者の
魂が安らかなることを心から願っていた。
私も願った、商売繁昌を(ダメ?)。
 
8合目に戻ると時刻は13時、登り始めてから9時間が経っていた。
頂上の悪天候が嘘のように、陽がさして、暖かい。
  

 
一日で秋から冬、そして春まで経験したみたいだ。宿坊のまわりを一人散
歩をしているとまぶしい西日に思わずパチリ。
 

 
仙台に戻って、朝市で紅花を見つけ、山形の名残りがほしくて飾っていま
す。めちゃめちゃ日持ちしそうな元気な紅花です。
 

 
今回は出羽三山ツアーだったので、羽黒山、湯殿山も登ったのですが、何
より月山が強烈だった。ほかの山もおもしろかったし、3日間で出会った
山形の人達、印象的なことなどたくさんあるのですが、目の前にも仕事と
いう名の山が…(ま、サボッた私が悪いんだが)。
機会がありましたらぽつぽつ、書いていきます。


ちょっとお知らせ 2007.07.20  

7月28日(土)9:30〜11:00 火星の庭にて
『土曜の朝のお茶会 小枝昭一さんが小枝コレクションを語る』
 
今月初めまで開かれていた「小枝昭一蔵書票コレクション」展。
会期は過ぎてしまいましたが、ご要望も多いので、小枝さんをお招きして
ゆっくりと、蔵書票の魅力、蒐集方法、作家のことなどお聞きしたいと思
います。和やかにお茶会形式です。当日は実際に蔵書票を手に取ってたく
さんご覧いただけます。
 
会費は、紅茶、抹茶のレアチーズケーキ、スコーンがついて1000円。
席に限りがありますので、ご予約お願いします。


仙台に新しいブックカフェ、「magellan(マゼラン)」開店! 2007.07.20  

仙台市青葉区春日町に「書本&cafe magellan(マゼラン)」オープン
しました。おめでとうございます!
オープン日にお祝に行きましたところ、エプロンかけて出迎えてくれた洋
平くんはすっかり店主の顔をしていて、お店も素敵になっていました。洋
平くんには私が出産&育児のたいへんなときに火星の庭で働いてくれて、
助けてもらいました。それから5年。ブックカフェ開業のためにずっと準
備をしてきて、晴れてオープンとなった。場所は、メディアテークにも近
い、たいへんいい場所。洋平くんのマイペースで、おだやかな人柄できっ
と古本好きのうれしい拠点になるでしょう。私も通います!!ああーー、
お客で行くのはいいなぁ。
古本の品揃えは硬派。今は1000册くらいだけど、3000册くらいは入りそ
うな本棚。カフェは8席で、座り心地のいいソファが4つとカウンターに
4席。窮屈にならない配置は、空間構成がうまいのね〜。コーヒーもおい
しかったよ。帰り道ケンと「オープンでここまでできるのはすごいね。火
星の庭のオープンは、(あまりの修羅場で)ちょっと思い出したくないね」
としみじみ。古本屋の同業者は、ライバルというより同志。古本屋間での
売り買いもたいへん重要だし、中古品であるのでトラブルなどについての
情報交換も必須。仲間が増えるのは、とてもうれしいです。特に若い人
(笑)。当分、年中無休。朝9時から夜9時まで営業だそうです。偉い!
 
書本&cafe magellan
仙台市青葉区春日町7-34   tel.022-224-7560
定禅寺通りを晩翠通りに北折して、最初の信号を越え、左手。
 (「かまどや」の一軒手前。)


ちょいと旅に出ます 2007.07.15  

中沢新一の「哲学の東北」を読んでいたら、月山に登ろうかなという気に
なった。修験道は男の世界で、戦後になるまで女人禁制だった。なぜ女人
禁制だったのか、とずっと考えていて、山伏さんの話などを聞くうちに自
分でなんとなくこうではないか、と思っていたことを中沢新一が語ってい
た。私がぼわわ〜〜〜ん、と霧のなかに描いていたとしたら、中沢さんは
ぱっきりと輪郭を持って語っていた。さすがである(比べんなよ)。
さらにどうして出羽三山は女人禁制を解いたのか、それが驚愕の解釈だっ
た。そうか、女人に解放したのは、ぜんぜん喜ばしいことではなかったの
ね。男尊女卑ではなかったのね。

で、登って確かめることにした。7/16(月)朝4時、月山8合目より
頂上目指して登ります。もともと山登りは好き。っつうか、山育ちだから。
「トムソーヤの冒険」ってアニメ、30代後半の人は知っているかしら。
私の場合は、日本で、田舎なんだけど、まあ、あのトムソーヤの世界(家
の裏の大木の上に廃材で家を作って隠れ家にし、川で泳いで、家の屋根を
飛んで走って…。)で育ちました。富士山、スペインのシェラネバダ山脈
も登ったっけ。でも決してアウトドア派ではなく、服装も気合いが入って
なくて、ものすごいナメてる感じ、山を。富士山では自殺志願者と間違え
られて補導されたりした(笑)。

古代遺跡も好きで、海外へ行くときの主目的はいつも遺跡を訪ねることだ
った。マヤ、アクロティリ、ミケーネ、メソポタミア、パルミラ、ペトラ、
エフェス、トロイ、カッパドキア、パムッカレ……。常日頃、道理、基準
としているものを飛び越えたところに行くたくなる。仙台から一番近い古
代遺跡はやっぱり出羽三山だと思うな。1400年前だし。
修験道や信仰の色が濃すぎて日本人には、先入観が先に立つ。外国の古代
遺跡を巡る気持ちで歩いてみよう。飛行機に乗らなくても行ける古代。

武田泰淳の随筆に「出羽三山」があると、中沢新一の同書に書かれていた
ので、読んでみた。小説家っていうのは、見るところが違う。生々しいな。
武田泰淳は、中沢さんよりもっと深く、直感的に修験道の本質を見抜いて
いた。のめり込むことなく、先入観でもなくきちんとものを見ることがで
きる人は、強いな。

この本は、出羽三山を歩いた文学者を集めたもので、ほかに十返舎一九、
菅江真澄、岡本太郎、森敦、藤沢周平などが載っている。もちろん芭蕉翁
も。文章の名人達が、同じ場所を歩いて書いたものを一度に読むのは、す
ごくおもしろかった。まるで吟行みたいだ。
『新山形風土記3 出羽三山文学・紀行集成』(一粒社)

7/16(月・祝)の営業は通常通りしています。
留守はケンが守ります(エ−ー−ッという声が)。
7/17(火)はランチのみお休みして、13時からの営業とさせていた
だきます。
台風が来ているようです。少々の雨では登るつもりです。
美しい高山植物など、こちらで披露できればいいのですが。


蔵書票フェスタ、全イベント終了! 2007.07.11  

6/1から始まりました蔵書票フェスタが7/9ですべて終了しました。
「小枝昭一コレクション蔵書票展」の会場である火星の庭は、先週末から
ラストスパートで見にいらっしゃるお客様がぐんと増えて、オープン前か
らお待ちになるお客様が毎日いました。普段のんきにやっている分、びっ
くりです。ご芳名帳には100名以上の方が記入してくれて、そこから考え
ると延べ1000人くらいの方が見にいらしてくれたのではないかと思いま
す。東京、北海道、名古屋、大阪、広島の文字が記されております。狭く
て、ばたばたしていて対応が行き届かなかった部分もあると思います、美
しい蔵書票をご堪能いただけましたら、うれしいのですが。

エスプでの「エクスリブリスの誘惑〜蔵書票展〜」もかなり盛況だったら
しく、見にいらした方から感想のお手紙やお礼の言葉をいただきました。
初老の男性の方から蔵書票を見ていたら作りたくなった、と初めて版画で
作った蔵書票をプレゼントされたときは、ああこういうのいいなーとジー
ンときました。

そのエスプでのご報告。
7/7に「消しゴムはんこで作る蔵書票」ワークショップが行われました。

参加者18名でにぎやかに。会場は広くて、気持ちがいい。講師の千田佐知
子さんはほんとうに教え方が上手。初めての方も緊張しないように配慮がさ
れていて、和やかに進行しました。「前野さんも材料あるから作ってみます
か?」と聞かれて、やり始めるとのめり込む方なので、「私はいいや」と言
って、今日はやめました。蔵書票ショップの店番。ショップのみの利用の方
もいて、なかなか繁盛しました。でもエスプの職員さんとか、小枝さんが買
っていたり、身内買いが多かったかな。

次の日の7/8はエスプの撤収。

この日私は火星の庭を抜けられなかったので、みなさんにお任せしてしまい
ました。愛好会の皆様お疲れ様でした。日本書票協会の国内外の作品パネル
28枚、宮城ゆかりのアーティスト22名・現在活躍中のアーティスト17
名の計57枚のパネルを養生して、箱に入れて発送するのは、大変な作業。
と思いきや我ら愛好会代表・千田佐知子さんが用意周到に段取りしてくれた
おかげで、ものの2時間で終了したそうな。素晴らしい。がら〜〜んとなっ
た壁を見ると少し寂しいような、ほっとしたような気分になったでしょうね。

さ〜〜〜〜、火星の庭でもこの2日間の定休日で撤収です。準備と違って、
片づけはテンションが上がりません(笑)。打ち上げのお酒とつまみを想像
しながらやることにします。


今月の遠征・ほか、おしゃべり 2007.07.08  

梅雨空のなか、今月も水戸まで行ってきました。
今回の心ときめく仕入れは、こちら。

明治時代の石版画、60数枚。切手大のものから、ポストカード、大きいの
はA5判くらいまで、手彩色のものもあり、どれも繊細で、美しいです。
お菓子の箱や、本や雑誌などから石版画だけをきれいに切り抜いて、集め
たものらしく、裏には活字が印刷されているものもあります。絵柄は少女
や花がほとんど。近々店頭でバラ売りしようと思っていますので、見つけ
たらぜひご覧くださいませ。一枚500円〜。

 この頃よく聴いているのがタテタカコさん。6月に仙台でライブがあり、
タテさんと親しいDJのテリーさんにチケットを取ってもらいました。
「情熱大陸」に出た直後だったからか、即ソールドアウト、立ち見が出る
ほどでした。2列目で表情もじっと見つめながら聴きました。癒しではな
く、祈りや願いのような意志のある音楽。稀有な才能と技術を持ちながら、
商業的な成功など考えず、完成とか完璧に背を向けている。どんなところ
へ飛び立っていくのか計り知れないパワーを感じつつ、タテタカコの歌し
か存在しない世界へ連れて行かれれました。ライブに行くのは久しぶり、
毎週でもライブに行きたい。そうでないと心と頭が乾いてしまう。なんて
思いながら、この日は、まだ音楽を聴いてこんな風にカラッポになれる自
分をうれしく思ったりしました。

「情熱大陸」といえば先週は内澤旬子さんが登場。いろいろな顔を持つ内
澤さんのやっている「こと」よりもやっている「姿勢」みたいなものが伝
わってきて、いいなと思った。でもご本人には悪いけど、ほとんど笑いっ
ぱなしだった。だって内澤さんとナンダロウさんの関係が、まるでどこか
のだれか達みたいで(お二人の活動のすごさは、もちろん私達は及びもし
ないのですが)、ケンはナンダロウさんに自分を投影。私は「内澤さんか
っこいいーー」と援護。ここ数日お店でも話題でした。女性はみんな内澤
さんが好き。内澤さんの製本講座、ますますやりたくなりました。


「第7回全日本蔵書票フェスタ・イン仙台」レポート 2007.07.03  

まずは、この場をお借りして、6/23〜6/24に開かれました
「第7回全日本蔵書票フェスタ・イン仙台」「蔵書票ミニツアー」
「〜魅惑の蔵書票〜トークショー」にご参加いただいた皆様に心から感謝
申し上げます。そして、このイベントを支えてくださった関係者、支援者
の皆様、ほんとうにありがとうございました。一年間苦労をともにした仙
台蔵書票愛好会のスタッフの方々、お疲れ様でした。ありがとうございま
した。しかしまだ終わっていません(笑)。
7/7の「消しゴムはんこで蔵書票」ワークショップと後片づけが残って
います。展示品の返却や販売品の精算など、すべて終わるまで1ケ月くら
いはかかるでしょうね〜〜〜(ひえーー)。完全に終わってから浴びるほ
どビールを飲みましょう。

すでにネット上で、さまざまな方が「第7回全日本蔵書票フェスタ・イン
仙台」のことを伝えているので、後続としては、火星の庭からのメイキン
グのようなものを記してみたいと思います。お忙しいところすみません、
べらぼうに長いです。興味のある方だけどうぞ。

準備の時は終わりのないように思えた「蔵書票フェスタ」も大きなヤマ場
を迎えました。「全日本蔵書票フェスタ・イン・仙台」。それ何?それは
日本書票協会という戦前から続く世界最大規模の会員数を持つ蔵書票の活
動団体が一年に一度開く全国大会のこと。2年毎に東京で開かれ、東京開
催のない年は「地方フェスタ」として、日本のどこかで開かれることにな
っている。過去に、名古屋、新潟、神戸など。札幌では国際大会も開かれ
た(世界中のコレクター、作家が集まった)。「2007年の地方フェス
タを仙台でやりませんか?」とお誘いを受けたのは、2006年の3月頃。
蔵書票には興味があったけど、日本書票協会の会員でもなければ、全国大
会がどんなものかまったく検討もつかない。ま、書票協会の方のお手伝い
を仙台ですればいいのだろう(甘過ぎ)、くらいに考えて、前向きな返答
をした。知っていたらやらなかっただろう、と思うぐらい大変なイベント
だと知ったのは、ずっとあとの話。

でも「全日本」とつくぐらいだから火星の庭だけの人手と労力ではとうて
い不可能ということは、野生の勘で察知し、実行委員会の発足を思い立っ
た。以前、火星の庭で行った製本や木版画の講座で知り合った方に声をか
けて、仙台蔵書票愛好会は生まれた。それぞれのホームページやブログな
どで発足を伝えると、版画や手仕事が好きな方から入会希望の声が届き、
南は京都、北は北海道まで15人の会員でスタートすることになった。

火星の庭はすべての窓口、事務局を引き受ける。代表は、会社秘書の経験
もある木版画家の千田佐知子さんに「お願い!」と言って引き受けていた
だいた。千田さんは、代表として理想の方。素晴らしい責任感と、類い稀
な計画性でこの大役を最後まで全うしてくれた。「蔵書票フェスタ」の実
行委員として動ける人は仙台に住む6人だけ。準備から最後までほとんど
この6人で運営した。外部からは20人くらい実行委員がいると思われて
いたようだ。この6人が絶妙な役割分担で能力を発揮してくれたことと
(いや、でも私だけは無能ぶりがバレただけのような気もする)、さまざ
まな方面からサポートしてくれる方に恵まれたことで、奇跡のようにフェ
スタが成功した。小さなお店では開催が不可能なことも、こうしてプロジ
ェクトにすると地方ではなかなかできない大きなこともできるようになる
かも知れない。個人的にはそんな実験のような気持ちもあった。あやうい
バランスの中で、最後まで楽しくできたのは、関わってくれた方がみなさ
ん気持ちいい方ばかりだったからだと思う。

火星の庭にあるものと、個人の持っている力がうまく融合すれば、すごく
いいなぁと思っていた。商売ばかりを目的にするのではなく、でも商売し
ているいいところも活かす。そんなビジョン。(実際ほとんど商売は目的
ではなくなっていったけど。前にここってNPO?って聞かれたことがあっ
たっけ、個人商店なのに。)

準備の一つ一つを辿るには長過ぎるので、一気に当日のことを語ります。
(本を作ったり、プレイベントやったり、いろいろいろいろあったんだけ
どね〜)
詳しいことは、
・仙台蔵書票愛好会ブログ  http://pub.ne.jp/exlibris_sendai/
をご覧下さい。(鶴巻堂さんいつもお世話様です。)

会場のホテル仙台プラザに10:30車で到着。ロビーには愛好会のスタッフ
が勢ぞろい。荷物を次々と降ろす。展示用の蔵書票パネル、受付の備品、
蔵書票ショップの商品と什器。火星の庭とホテルを2往復して運ぶ。すで
に太陽がジリジリ照らしている。11時過ぎた頃、火星の庭から電話。「フ
ェスタ参加者が小枝コレクションを見にかなり来ている」という。バイト
が来るのは12時、私は火星の庭へ向かうことにする。わ〜〜、大きな旅行
バッグを持った方々が店内にひしめいて、蔵書票フェスタ控え室になって
いる。みなさんアイスコーヒー!アイスコ−ヒ−!とご注文。氷がなくな
りコンビニに走る…コーヒー豆も……なくなった。(鮮度を保つため、コ
ーヒー豆は少量づつ宅配してもらっている)フェスタの受付開始時間はま
だだが、ホテル会場はすでに開場を待つ人でごった返してるので、予定よ
り早い14時16分に開場することになった。私も火星の庭からホテルまで
走る(走って2分)。

会場に入るとまず小枝コレクションの蔵書票パネル展示が出迎える。受付
は、愛好会のきれいどころ二瓶さんとマンサナさん。マンサナさんは京都
から来てくれた。1000枚近い蔵書票と関連書籍、グッズを並べた蔵書票
ショップを入り口近くにセッティング、金属製のポストカード用什器を2
台使って見やすくなっているせいか、開場直後から人が殺到し、飛ぶよう
に蔵書票が売れて行く。お一人で何万円分も買っていかれる方もいる。若
生さんの和服姿の美しさも要因か!?ここで売っている蔵書票は、日本書
票協会の会員の方が仙台フェスタへ賛同して寄付してくれたものがほとん
どで、ほかに作家の方からお預かりした委託品もある。寄付品の値付けは
こちらにおまかせなので、かなり安目につけた。だってお祭りだから。

参加者のみなさんは着席すると、バッグから同じようなクリアファイルを
取り出して、バッバッバッとすごいいきおいでページをめくり、そこから
小さな紙片、蔵書票を取り出して花札のように、卓上へさっとのせる。そ
れを受けて、向いや隣にいる人が差し出し別の蔵書票と交換する。その姿
は、真剣、そして非常にうれしそう…。この光景をはじめて目にする私達
は、茫然。す、すごいね。としか言えないのだった。




フェスタで何をするのか?なぜホテルで13,000円の参加費を払って参加
するのか。

通常のアート作品と違って、蔵書票は依頼主が作家に頼んで作られるため、
一般流通しにくい。古書店、ギャラリーなどで売買されるのはごくわずか
で、おもに等価交換によって流通している。一回に版画家に作ってもらう
のは50枚〜100枚。依頼主は手元に数枚残して、愛好家同志で交換してコ
レクションを増やしていく(もちろん本来の目的である蔵書に貼る方もい
る)。交換会は大勢の愛好家と会える貴重な機会。その最大規模の集まり
が蔵書票フェスタだ。ここには、蔵書票を作っている作家も集まり、受注
会のような役割も果たす。好みの作家に会って、どんな蔵書票を作ってほ
しいか、直接相談できる。作家にとっては、愛好家にアピールする絶好の
チャンスにもなる。この会場に来れば、日本中の蔵書票愛好家と一度に会
えるのだ。これを一個人でやろうと思ったら、とんでもない時間と経費が
かかるだろう。蔵書票フェスタは、蔵書票の愛好家、作家にとっても好都
合な場所なのだ。

フェスタ運営でまず苦労したのは、場所選び。公共の施設、レストラン、
いろいろ、いろい〜ろあたってみた。場所選びに費やしたのは数カ月。主
に千田さんが仙台中の可能性のある場所を探ってくれた。公共の施設は使
用用途が限られ、物品販売はできないし、飲食も無理。レストランも、80
人以上となると選択肢が少なく、会合に慣れてないこところは、備品(マ
イクや受付テーブルなど)もなくこちらの準備も倍増する。当初交換会と
懇親会を別の場所でやるしかないかと思っていた。ところがホテルなら交
換会&懇親会が一緒にできる、結局、ホテルが一番、ということになった。
スタッフの三浦さんが以前働いていた団体でよく利用していたホテル仙台
プラザさんにお世話になることになった。ここは仙台で1、2のホテル。
宮沢賢治も常宿にしていたことでも知られる。三浦さんのプロ的なホテル
交渉に助けられ、結果ホテルでの開催は大正解だった。

さて、当日のフェスタ会場に戻ります。この日はNHKの取材が入り、NHK
仙台放送局の北向アナウンサーが、カメラを持ちインタビューに汗を流し
ていた(放映は2日後、スタジオに千田さんが入って生放送で行われまし
た)。去年の「一箱古本市・仙台」のときお世話になった北向さんに「ど
うですか?」と聞くと「みなさん、すごい!」と高揚していた。交換会の
あとは、懇親会。お料理が運ばれ、司会の三浦さんがこれまた本職?と突
っ込みたくなるような名司会ぶりで会場を仕切る。日本書票協会の理事の
方にご挨拶いただいたり、作家の紹介をしたり、なかなか盛り沢山。終盤
には蔵書票オークションがありました。理事の青木さんの発声のもと、私
も少し助手をさせていただいてすべて高値で完売。いや〜〜盛り上がりま
した。



交換や交流がメインとはいえ、飲まず食わずで楽しい時間が持てるわけが
ありません。メニューは素晴らしいものでした。ホテル側からの提案で仙
台らしいメニューを提案してくれました。みなさんおいしいものを食べて
さらに顔がほころびます。


「7回全日本蔵書票フェスタ・イン仙台」

MENU

【冷製料理】
シーチキンとポテトのサラダ“ニース風”
かつおのカルパッチョ香草仕立て
シーフード&オレンジのサラダ
鯛岩塩〆めかぶ添え柚子風味
蒸し鶏冷製胡麻芥子ソース北京風
仔羊背肉のロースト土佐造り

【温製料理】
あんこう衣揚げ甘酢餡和え
ほやの香草クリーム煮“ブルギニヨン”
あいなめムニエル“プロヴァンス風”
ビーフタンシチュー“カルボナード”
サラダ取り合わせ

北寄貝ご飯
白石温麺
笹かま焼き

【デザート】
フレッシュフルーツ
フレンチペストリー
ずんだ餅
コーヒー

遠くから来た人に「ずんだ餅」「ほやのクリーム煮」「タンシチュー」な
ど喜ばれました。個人の感覚によると思うけど、私は13000円の参加費は
高くはないな〜と思うんです。洋服を買うんだったらかなり躊躇するけど
(笑)。特に仙台の人にとっては。日本中から仙台へ来てくれるんですか
ら。参加費のほとんどがホテルでの飲食、通信費、経費です。参加者が少
なければ赤字も免れない厳しい会計事情でした。結果は、だれの懐も痛ま
ない程度の収支になりそうです。

最後、予定になかったフェスタの実行委員紹介ということで6人が壇上に
上がり、田中栞さんが一人一人の紹介をしてくれる。私は「フェスタの黒
幕」みたいなブラックな紹介だった(笑、たしか田中栞日記には「弾丸行
動力の権化」って書いてあったなぁ。私の身体は鉄か!?)19:30みなさ
ん笑顔で、和やかに終了。最後に70数名が並んで記念撮影。カメラマン
はスタッフ二瓶さんの旦那様がプロのカメラマンで、なんと会場にボラン
ティアで駆けつけてくれた。ありがたいことです。

片づけが済んで、ロビーでお茶でも飲みましょうと行ってみると、フェス
タ参加者十数名が蔵書票交換会をしている(爆笑)。(後で聞いた話、翌
朝もロビーでしていたとか)。すばらしい情熱でございます。なんだか普
段見ることのできない世界をたっぷり味わえました。何はともあれ、盛り
上がってよかった、よかった。

次の日は、希望者で中型バスに乗って「蔵書票ミニツアー」。
ご案内のスタッフは、まかせて安心三浦さんと、百戦錬磨の葛西さん。参
加者は30人。ツアーでは、芹沢けい介美術工芸館の「芹沢けい介の型紙」
と「芹沢けい介のブックデザインと蔵書票」を見学。東北福祉大学の施設
なのですが、独立した立派な建物で見ごたえたっぷり。解説してくれた学
芸員さんへみなさん熱心に質問をしていました。予定時間を延長。最後に
副館長の芹沢恵子さんがご挨拶してくださいました。その後、塩竈のまぐ
ろがめちゃめちゃおいしい大入寿司でお昼をとって、ふれあいエスプ塩竈
へ。ほかのスタッフは、エスプに先に入ってトークショーの準備。今日も
ショップのセッティングにはりきる商売人な私(火星の庭の商品ではない
のに)。



トークは14:30〜16:00まで行われました。大きなエスプホールに大きな
スクリーン、蔵書票を次々と映し出して、コレクターの小枝昭一さん、銅
版作家の大野加奈さん、編集者の田中栞さんが語ります。それぞれの蔵書
票との関わりから多様な蔵書票の魅力が引き出されていきます。入場者は
65名。みなさんじっと聞き入っていました。ショップも好評でした(そ
ればっか)。アンケートは46名と高回収率。みなさんとても楽しかった
ようです。ふれあいエスプ塩竈さんには、蔵書票展、トークショー、ワー
クショップの場所を提供していただくなど、蔵書票フェスタの共催をして
くれました。館長はじめエスプの職員さん達の明るく、積極的な仕事ぶり
に愛好会のスタッフは感動することたびたびでした。ありがとうございま
した。

わ〜〜〜い、これで2日間すべてのイベントが終了しました。みなさんお
疲れ様でした(読んでいただいた方も)。途切れ途切れに書いているので、
例によって文体がめちゃくちゃで見苦しくてすみません。これだけ長い時
間力を尽くしたことを、文章にしておきたい衝動で、数日間にわたってパ
ソコンを打っていました。長く、終わりのないミーティングを思い出して
いたら、何だろ、またミーティングしたくなってきちゃったよ。

最後にお知らせです。今週7/7(土)13:30〜エスプで開かれる「消し
ゴムはんこの蔵書票制作」ワークショップの参加人数にまだ数人の空きが
あります。講師の千田さんがていねいにわかりやすく教えてくれますので、
お薦めです。ついでに蔵書票ショップも開催します(店番・前野久美子)。
ショップだけの利用も可能です(しつこい)。
ワークショップの参加費は2000円(材料費込み)お申し込みは火星の庭
までメールでどうぞ。(お名前、人数、ご住所、お電話番号をお忘れなく)

「小枝昭一コレクション蔵書票展part2」は、
              火星の庭で7/9(月)まで、
「〜エクスリブリスの誘惑〜蔵書票展」は、
              塩竈・エスプで7/8(日)まで開催中!


 
 
 


宮城県公安委員会許可第221000000659号 書籍商全国古書籍商組合加盟店
copyright(C)2000-2005 火星の庭 all right reseved