展示とトーク どちらも好評いただき終了しました。
  記録として下記に、当時の告知を報告を掲載しています。
  (書籍と関連商品の販売情報やトークの空き席情報も当時のものですのでご了解ください)



  ☆展示とトークのお知らせです☆

  

  今年二月に刊行された写真絵本
  『青い海をかけるカヌー マダガスカルのヴェズのくらし』
  (月刊「たくさんのふしぎ」福音館書店)の刊行を記念して、
  30年間アフリカ東岸のモザンビーク海峡に浮かぶ島国、
  マダガスカルを撮り続ける写真家 堀内孝氏と
  友人の画家 牧野伊三夫氏の展覧会をひらきます。
  6月21日(金)には、
  お二人と福音館書店担当編集者の北森芳徳氏を交えての
  スライドトークを行います。

  

  「写真家 堀内孝と画家 牧野伊三夫によるマダガスカル」展
  会期:2019年6月13日(木)〜7月15日(月)火曜水曜定休
  スライドトーク:6月21日(金)19時〜20時半 
  入場料:2000円(絵葉書・マダガスカルスープ付き)
  会場:火星の庭
  ご予約 kasei★cafe.email.ne.jp(★を@に変えて)


  

    ☆クリックで拡大します☆

  堀内さんは宮城県多賀城市在住の写真家で、
  日本ではあまり知られていないマダガスカルの海洋民族の写真を
  30年にわたって撮り続けています。
  わたしは画家の牧野伊三夫さんを通じて知り合いました。
  地元にこんな素敵な写真家がいる!と常々思っておりました。

  トークでは、マダガスカルの人々の暮らし、交流のエピソードなどともに、
  福音館書店の編集者も交えて
  「たくさんのふしぎ」の制作についてもお話しいただく予定です。

  

  マダガスカルのスープもお楽しみに〜


  どうぞお見逃しなく☆
  ご予約お待ちしております!



  【展示風景です】


  



  



  



  

  また、今回展示のお二人
  写真家の堀内孝さん、画家の牧野伊三夫さんの
  著書やポストカードも好評発売中です。


  




  【トークの追加情報です】

  『青い海をかけるカヌー』(月刊「たくさんのふしぎ」)&『海を撃つ』(みすず書房)
   ふたつの本トーク

  6月21日(金) 会場:book cafe 火星の庭
  出演:写真家堀内孝、画家牧野伊三夫、編集者北森芳徳 &「福島のエートス」安東量子、編集者赤井茂樹
  開場18時半 開演19時〜21時 入場料2000円(絵葉書、スープ付き)
  要予約/ご予約:kasei☆cafe.email.ne.jp (☆を@に変えて)
     *お名前、お電話番号、人数をお知らせください。


  


  6月21日(金)の 『青い海をかけるカヌー』(月刊「たくさんのふしぎ」)のトークに、
  『海を撃つ ー福島・広島・ベラルーシ』(みすず書房)の著者安東量子さんと
  編集者赤井茂樹さんの出演が決定しました!
  ふたつの本の著者と編集者が生の声で語り合うまたとない機会です。
  まだお席がございます。ご予約をお待ちしております。



  安東さんは、
  福島県の浜通り(太平洋岸)の南端 いわき市の山間部に住んでいます。
  ご夫妻で植木屋を営んでいます。
  『海を撃つ』は、
  震災と津波と原発事故以降、分断と喪失の中で、
  現状把握と回復を模索してきた、7年間の記録です。

  安東量子さんの著書、『海を撃つ――福島・広島・ベラルーシにて』については、以下をご参照ください。
  https://www.msz.co.jp/book/detail/08782.html
  https://www.msz.co.jp/topics/08782/


  「パブリッシャーズ・レビュー」(最新号、第31号)に、
  筑波大学の五十嵐泰正さんによる書評。PDF版もあります。
  以下からダウンロードできます。3ページ目にあります。
  https://www.msz.co.jp/misuzu/publishers_review/



  牧野伊三夫さんによる『海を撃つ』の書評。今回のトークは牧野さんの強い思いによって実現しました。
  https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/254388


  牧野伊三夫さんからトークに寄せてコメントをいただきました。

  <じつは今回の絵本『青い海をかけるカヌー』の刊行のきっかけとなった堀内孝さんの初めての著書
  『マダガスカルに写真を撮りに行く』(港の人刊)は、赤井茂樹さんの編集で、
  『海を撃つ』も赤井さんの編集であるという偶然もあります。
  マダガスカルと東日本大震災は表面的には全く離れたテーマですが、
  テーマを越えて、海外へ目を向け、広い視野で暮らしについて語る二人の著者には
  共通点を感じています。
  被災地から日本という国をみて、その在りように疑問をいだいた安東さんと、
  1980年代後半のバブル期に激変する日本で自分の生き方に迷い、
  マダガスカルで自然とともに暮らす人々の姿にひかれた堀内君とは、
  経済的発展の影のなかにある何かを追ったということで共通している点があるのではないかと思います。
  また、
  東京ではなく、被災地であった仙台で地元に住む堀内君といわき市に住む安東さんの語りは
  おおいに応援したいという気持ちがあります。
  どうかこの出会いが、
  わずかでも、東北や日本を本当の意味で豊かにすることが出来ますように。>



  

  2019年6月21日、火星の庭にて
  『青い海をかけるカヌー』(月刊「たくさんのふしぎ」)
   著者の、写真家・堀内孝さん、画家・牧野伊三夫さん、編集者の北森芳徳さん、
  『海を撃つ ー福島・広島・ベラルーシ』(みすず書房)
   著者の安東量子さんと、編集者・赤井茂樹さんのトークを行ないました。

  出演者の皆さん、ご来場の皆さん、ありがとうございました!

  




  book cafe 火星の庭

  〒980-0014 仙台市青葉区本町1-14-30 ラポール錦町1F
  E-mail kasei@cafe.email.ne.jp
  URL  http://kaseinoniwa.com