【開催前の告知】

  『圏外編集者』出版記念
  都築響一さんトークイベント

  

   

            ★クリックで拡大します★

  

  珍スボット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック…。
  ほかのメディアとはまったく違う視点から、
  「なんだかわからないけど、気になってしようがないもの」を追い続ける編集者・
  都築響一氏が、
  なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。人の忠告なんて聞かず、
  自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者人生を語り下ろした最新の著書、
  『圏外編集者』(朝日出版社刊)をもとに、著者のトークを行います。
  地方で作られているZINEや自費出版本についても掘り下げます。

  

  『圏外編集者』
  都築響一
  朝日出版社
  (2015年12月5日発売 256頁/四六判正寸/本体1650円+税)

  都築響―(つづき・きょういち)
  1956年、東京生まれ。
  76年から86年まで『POPEYE』『BRUTUS』で現代美術や建築デサインなどの記事を担当。
  89年から92年にかけて1980年代の世界の現代アートを網羅する全102巻の現代美術全集
  『アートランダム』を企画編集。
  その後狭いなからも独創的な若者たちの部屋を撮影した、初の著作『TOKYO STYLE』を刊行。
  日本各地の奇妙な名所を探し歩いた『ROADSIDE JAPAN』で、97年に木村伊兵衝賞を受宣する。
  それから現在に至るまで、秘宝館やスナック、独居老人など無名の超人たちに光を当て、
  世界中のロードサイドを巡る取材を続行中。

  『圏外編集者』出版記念 都築響一さんトーク
  2016年1月24日(日) 開場17:30/開演18:00
  会場 book cafe 火星の庭
  〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町1-14-30-1F
  te1 022-716-5335
  ★トーク終了後、サイン会を行います
  料金:1000円+ワンドリンクオーダーをお願いします
  予約:
  info.officekk@gmail.com (担当:小池)ヘメールにて


  都築響一さんの最新の著書『圏外編集者』、
  火星の庭にも入荷し、販売始まりました!

  
  『圏外編集者』
  都築響一
  朝日出版社
  (2015年12月5日発売 256頁/四六判正寸/本体1650円+税)



  【終了後のご報告】

  先日の1月24日(日)
  火星の庭にて都築響一さんのトークを行いました。
  ご予約で満席になる盛況で多数のご来場をいただきました。
  
  今回のトークは、都築さんの最新の著書、
  『圏外編集者』(発行=朝日出版社/2015年12月発売)の
  刊行記念として開催されました。

  
  90年代始めから数々の本を手がけてきた都築響一さん。
  「見えているのに気がつかない」「世にあふれているのに無視されていること」
  に独自の嗅覚をもって迫り、読む人を驚愕、圧倒させる力のある出版を続けて
  いらっしゃいます。
  『圏外編集者』にはそんな破格の編集者・都築響一の編集の核心が開陳されており、
  大きな反響をよんでいます。
  
  『圏外編集者』の内容に基づいたトークになるのかと思いきや、
  パソコンから映像を取り出し次々とスクリーンに映していきます。
  まずは最近訪れたモスクワのディープな世界から始まり、
  驚愕の手法で繰り出されるアニメーション、高校生ラッパー、
  毎晩宿泊客にショーを開催する女将さんなど、
  今現在、都築さんが夢中になっていることが展開され、
  まさしく事物をどう切り取って提示するのか(=編集)を
  リアル体験する刺激的な時間でした。
  
  後日思い起こすと、紹介しているものは都築さんが作ったものではないけれど、
  都築さんの発見によって思いも寄らなかった姿として現れるこの時間は、
  一つの作品であり、ライブパフォーマンスだと思いました。
  その証拠に、トークが終わって泣いている人も何人かいました。
  「なんで俺、泣いているんだろう」って言いながら、明るい顔に
  なっていました。
  
  都築さんの言葉で印象的だったもの。

  「機材がないとか企画が通らないとか、もちろんわかるけど、
  でもそれは結局言い訳。本当にやりたいこと、
  作りたいものがあったら手段はいくらでもある。
  やるかどうかに尽きる。」

  「創りたいという意欲の前には障害なんてない。
  障害を作っているのは言い訳をたてる自分自身だ。」
  あぁ、ほんとうにそうだよな、と痛感。実践してきた人の言葉は説得力が違います。

  そして、トークの最後の締めの言葉。
  「嫌なこともあると思うけど、そんな時は今日紹介した人達を思い出して
  もっと落ちてもいいんだって思ってもらえたらいいと思う。」

  どれもどすんと胸にきました。
  
  終了後のサイン会では、順番待ちの長蛇の列となりました。
  お一人お一人に「今日、どうでした?」と優しく声をかけ
  談笑していたのが印象に残っています。
  

  都築響一さんの最新の著書『圏外編集者』は
  火星の庭店頭にてひきつづき好評発売中です。是非どうぞ。
  直筆サイン(金色のマジック)入りです!
 
  
  『圏外編集者』
  都築響一
  朝日出版社
  (2015年12月5日発売 256頁/四六判正寸/本体1650円+税)

  都築響―(つづき・きょういち)
  1956年、東京生まれ。
  76年から86年まで『POPEYE』『BRUTUS』で現代美術や建築デサインなどの記事を担当。
  89年から92年にかけて1980年代の世界の現代アートを網羅する全102巻の現代美術全集
  『アートランダム』を企画編集。
  その後狭いなからも独創的な若者たちの部屋を撮影した、初の著作『TOKYO STYLE』を刊行。
  日本各地の奇妙な名所を探し歩いた『ROADSIDE JAPAN』で、97年に木村伊兵衝賞を受宣する。
  それから現在に至るまで、秘宝館やスナック、独居老人など無名の超人たちに光を当て、
  世界中のロードサイドを巡る取材を続行中。




 book cafe 火星の庭

 〒980-0014 仙台市青葉区本町1-14-30 ラポール錦町1F
 tel 022-716-5335
 E-mail kasei@cafe.email.ne.jp
 URL  http://kaseinoniwa.com