安保カフェ(第3回)のお知らせ。
今年最後の安保カフェのご案内です。
カフェのスタイルで政治や社会を学び、語る場です。
どうぞお気軽にご参加ください。
(上写真は前回の様子)
第三回安保カフェ
「現政権はどこに向かおうとしているのか」
12月10日(木)19:00〜21:00(終了後に希望者で懇親会)
場所:book cafe 火星の庭
*ご予約いただけると助かります。
話題提供:郭基煥先生(東北学院大学教授)
主な編著/『差別と抵抗の現象学 在日朝鮮人の”経験”を基点に』(新泉社)
『異郷被災―東北で暮らすコリアンにとっての3.11 東日本大震』 (叢書東北の声)
<郭先生から>
今国会では、安保関連法が可決された一方で、
ヘイトスピーチを規制することを目的とする法案は
可決されることがなかった。
安保関連法を成立させるときにしばしば持ち出されたロジックが
中国や北朝鮮の脅威であったこと、
またヘイトスピーチの主要なターゲットがコリアンであること、
これらの事実を総合的に考えることで、
現政権が向かおうとしている方向と、
それを下支えしている社会的風潮が何であるか、を考えてみたい。
参考図書をあげておきますが、事前の準備は特に必要ありません。
参考文献:
『嗤う日本のナショナリズム』(北田曉大、NHKブックス)
『日本型排外主義』(樋口直人、名古屋大学出版会)
『ナショナリズム論・入門』(大澤真幸・姜尚中編、有斐閣アルマ)
今回は
「安保関連法案に反対する被災三県大学教員有志の会」共同代表・郭基煥先生の登場です。
日本のマスコミの報道を見ているだけではわからない着眼点・問題を知る機会になりそうです。
暮れの忙しいときとは思いますがどうぞお待ちしております。
また年の瀬でもあるので、会の終了後に軽く懇親会をひらきたいと思っています。
1ドリンク、フード制で気楽な感じで。おでんやキムチ鍋など用意しまーす。
先生方も参加予定です。
【終了後のご報告】
昨日12月10日、火星の庭を会場として、『安保カフェ(第三回)』
(主催=安保関連法案に反対する被災三県大学教員有志の会)
を行いました。
第三回のテーマは「現政権はどこに向かおうとしているのか」
今回の話し手=郭基煥先生(東北学院大学教授)
レクチャーは、
「安保法案が可決された以上、別の議論を加えなければならない」
という言葉から始まり、
安保法案が議論されていくなかで
「曖昧にされた/福次化された論点」
「盲点化された論点」を探るものでした。
後半はフリートーク。
郭先生のユーモアたっぷりの進行にときどき笑いがもれるなか、
今回も活発に発言が飛び交いました。
郭基煥先生 主な編著/『差別と抵抗の現象学 在日朝鮮人の”経験”を基点に』(新泉社)
『異郷被災―東北で暮らすコリアンにとっての3.11 東日本大震』 (叢書東北の声)
【リンク】
安保関連法案に反対する被災三県大学教員有志の会
http://antisrbtohoku.wix.com/manifesto
ご参加のみなさん、
郭先生はじめ被災三県大学教員有志の会の先生方、
ありがとうございました。
book cafe 火星の庭
〒980-0014 仙台市青葉区本町1-14-30 ラポール錦町1F
tel 022-716-5335 fax 022-716-5336
URL http://kaseinoniwa.com
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