東北の被災三県の大学の先生方による学外の学習の場、
「安保カフェ」が11月12日(木)、当店で開かれます。
安保cafe 第1回
■日時:11月12日(木)19:00-21:00
■場所:book cafe 火星の庭
■参加費:1オーダー
■申込み:要予約 kasei★cafe.email.ne.jp (★を@に)
■今回のテーマ:「(今さら聞けない)安保法問題の基礎知識」
■今回の講師:小宮友根先生(東北学院大学)
プロフィール
・所属:東北学院大学経済学部共生社会経済学科准教授
・専門:社会学、ジェンダー論
・主著:『実践の中のジェンダー』(2011年、新曜社)
【安保カフェについて】
東北の被災三県の大学の先生方による学外の学習の場、
安保カフェを隔週木曜の閉店後に開くことになりました。
「安保カフェは安保関連法とかかわる問題について、
ゆるくおしゃべりする場です。
政治のことや運動のことはよくわからなくても、
何が問題になってるのかを気軽に聞いて考えられる、
違う考えの人とも対話できる、
そんな機会になればと思っています。
どうぞふらっとお立ち寄りください。」とあります。
そもそも安保カフェは10月のある日、
「安保関連法案に反対する被災三県大学教員有志の会」
(103名の宮城、福島、岩手の大学教員が呼びかけ人)
http://antisrbtohoku.wix.com/manifesto
の先生達がやって来て安保カフェをしたいので
火星の庭を貸してほしいと言われたことがきっかけです。
9月に安保関連法が強行採決されたものの、
賛成反対が真っ二つに割れ、
理解や議論が尽くされたとは言えない状況です。
国や国民の将来に大きく関わるこの安保関連法をきっかけに
国や政治についてもっと気楽に開かれた場所で話せる機会を
作っていきたいとのことでした。
政治や経済は私達の生活の土台であり大きな影響がありますが、
日本ではなかなか気楽に話す習慣がありません。
話が大き過ぎて自分の暮らしとの接点が見えにくい
というのもあると思います。
どうしたらいいんでしょう。
毎日びっくりするようなニュースが起き続ける現在で、
自分の足場を見失わないためにこの世界が何によって作られ、
どんな流れにあるのか知るには、
少しずつでも歴史や社会を勉強するしかないと思います。
ですが、その場を当店が担うのは、正直荷が重いなと思いました。
先生方は大学内でシンポジウムや討論会なども開いたうえで、
火星の庭のような場所でもやりたいと言ってくださいました。
すべて無償でです。
数日考えて、大きなことだからこそ地声が届くくらいの小さい場所で
やることも大切だと思うし、当店は古本屋とカフェという業種からも、
古今東西の知(本)が並び、現代を生きる人の声が交わされるカフェ
という広場的な場所でもある。やるのは自然な役割だと思いました。
営業中ではないので、
静かに本を見てお茶を飲みたいお客様の邪魔をするわけでもありません。
そうであるなら、当店でよければ喜んでと実現の運びとなりました。
皆様はどうぞ気楽に。
他の人はどう思っているのか知りたい、
とっかかりの知識がほしいという軽い気持ちで大丈夫です。
政治や社会について考えたり話すのは特別なことではないし、
今後そんな場が大切になってくる気がします。
専門知識のある頼もしい先生方と一緒に、
とりあえず半年くらい続けようと思っています。
興味のある方、どうぞお待ちしております。
【リンク】
安保関連法案に反対する被災三県大学教員有志の会
http://antisrbtohoku.wix.com/manifesto
book cafe 火星の庭
〒980-0014 仙台市青葉区本町1-14-30 ラポール錦町1F
tel 022-716-5335 fax 022-716-5336
URL http://kaseinoniwa.com
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