大好評いただき終了いたしました。
記録として下記に 開催前の告知と終了後のご報告を
掲載しています。
『公共図書館の祖 青柳文庫と青柳文蔵』トークのお知らせ
同名書籍の著者・早坂信子さんと
ライター・編集者の南陀楼綾繁さんのトークがひらかれます。
火星の庭の前野久美子がコーディネートで関わっております。
トーク「公共図書館の祖 青柳文庫と青柳文蔵」
2月21日(土)15:00〜16:30 入場無料・予約不要
出演 早坂信子(元宮城県図書館司書・東北学院大学非常勤講師)
南陀楼綾繁(ライター・編集者)
会場 せんだいメディアテーク1F オープンスクエア
日本で最初の公共図書館とされている青柳文庫は、
天保2年、仙台藩出身の青柳文蔵が収集した約1万冊の書籍と
維持資金千両を仙台藩に献じて設立されました。
一昨年出版された、
『公共図書館の祖 青柳文庫と青柳文蔵』(早坂信子著)には、
青柳文庫の創設者、青柳文蔵の波乱の生涯と青柳文庫について
豊富な文献とともに紹介されています。
トークのお相手は数々の図書館を取材しまた新しい本の現場に
関わり続けている南陀楼綾繁さん。
立場が異なる本のプロのお二人が江戸時代から今につながる
「本がある場所と人」をめぐってのトーク、どうぞお見逃しなく。
◇ 早坂信子著「公共図書館の祖 青柳文庫と青柳文蔵」
紹介記事が、下記でお読みいただけます。
それぞれクリックで移動します。
★河北新報の記事
★朝日新聞の記事
このトークは、
仙台市民図書館とせんだいメディアテークが共同で
2月21日(土)、22日(日)に開催する、
「としょかんメディアテークフェスティバル」の一環です。
多数の企画が行われる2日間となっています!
全企画が紹介されたフライヤーはこちら!↓
各ページ、画像クリックで拡大します
【終了後のご報告】
2月21日(土)に、
せんだいメディアテーク1F オープンスクエアで
トーク「公共図書館の祖 青柳文庫と青柳文蔵」が行われました。
(火星の庭の前野久美子がBook! Book! Sendaiとして
コーディネートで関わらせていただきました。)
トークの出演は
早坂信子さん(元宮城県図書館司書・東北学院大学非常勤講師)と
南陀楼綾繁さん(ライター・編集者)のお二人。
トークは、
江戸時代末期、今の仙台市青葉区一番町に
日本初の公共図書館が生まれるに至った経緯を
創設者青柳文蔵の生涯に触れながら、
ダイナミックに歴史をたどる内容でした。
終盤では「公開」と「公共」の違いについての質問に、
早坂さんが明確なお答えをされていてなるほどと頷いたり、
そこから、現在の図書館の役割など、
南陀楼さんの多岐に渡る活動からの見解も加わり、
幅広く「本のある場所」についての可能性を感じる
刺激的な内容でした。
お二人とも
小さい頃から「本があれば幸せ。三度の飯より本」
という共通項があるからか、
たいへん息が合った軽快なトークでした。
会場は立ち見の出るほどの大盛況。
あらためて関心の高さを感じます。
これを機会に
もっと本にまつわる歴史が明らかになっていくことを
願います。
本番前の打ち合わせで早坂さんから
仙台藩にはまだまだ知られていない文人、学者が
たくさんいることを教えていただきました。
百数十年前の「本好き」がどんな方々だったのか
興味は尽きません。
時代は変わっても似たようなところがたくさんあるのだろうなぁ。
これからの研究を楽しみにしましょう。
ご出演の早坂さん、南陀楼さん、市民図書館の皆様、
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
book cafe 火星の庭
〒980-0014 仙台市青葉区本町1-14-30 ラポール錦町1F
tel 022-716-5335 fax 022-716-5336
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