ドキュメンタリー映画『A2-B-C』、
仙台での無料上映会のお知らせです。
映画タイトル「A2-B-C」は、甲状腺の検査結果をあらわす記号です。
イアン監督は、2011年の原発事故直後に、
東京電力福島第一原子力発電所がある町へ入り、
お母さん達を中心に記録し続けました。
偽りのない生の姿と声が映っています。
先月ひらかれた山形ドキュメンタリー映画祭での上映をはじめ、
さまざまな映画祭で受賞しています。
来春の一般公開に先がけて、現地の母親達と監督の希望で、
仙台市と福島市で無料上映会が開かれることになりました。
淡々と、しかし確実に今現在も続いている現実。
お子様がいらっしゃる方(託児申込み受付中)はもちろん、
若い方からお年寄りの方まで、
主義主張の垣根なく見ていただけることを願っています。
火星の庭は、上映までの準備と、当日会場での情報コーナー設置の
お手伝いをさせていただいています。
ご来場をお待ちしております。
『A2-B-C』仙台上映会・公式blogはこちら
http://a2bcsendai.blogspot.jp/
以下、公式blogより転載です
『A2-B-C』仙台上映会のお知らせ
題名は甲状腺検査の判定を表す。
「A2」は急を要しないが経過観察をする判定。
しかし、検査を受けた子どもの母親たちは疑問を呈する。
それは杞憂なのか真実なのか、
「安全」という言葉が空虚な響きとなった今、
答えは分からない。
終わらない除染、下がらない放射線量、学校や国の対応への不信。
今、福島で生きる子供たちと母親の記録。
【 イアン・トーマス・アッシュ監督略歴 】
アメリカ生まれ。2000年大学卒業後来日。
初のドキュメンタリー映画『the ballad of vicki and jake』
(2006)は、Visions du Reel国際映画祭で新人賞を受賞。
滞日歴は10年におよび、本作をはじめ、
原発事故後の南相馬で暮らす人々の姿を追った
『グレーゾーンの中』(2012)を製作している。
『A2-B-C』は、ニッポンコネクション映画祭にて、
Nippon Visions Awardを受賞。
プログラム
日時:11月29日(金)
午前の部 10:30〜13:00
夜の部 19:00〜21:00
場所:せんだいメディアテーク7階 スタジオシアター
上映会&トーク:
10:30-11:40 『A2ーBーC』上映
11:50-13:00 トーク&ディスカッション
イアン・トーマス・アッシュ監督
太田茂樹(子どもたちを放射能から守るみやぎネットワーク代表)
井形英絵(NPO法人 被災支援ネットワーク・東北ヘルプ 理事、牧師)
坂田邦子(東北大学)
19:00-20:10 『A2ーBーC』上映
20:10-21:00 トーク&ディスカッション
イアン・トーマス・アッシュ監督
坂田邦子(東北大学)
入場料:無料(予約不要)
託児:有り(11月20日までに事前予約:
090-9160-4343 grasskite@gmail.com 山田まで
持ち物:昼食、飲み物)
主催: 『A2-B-C』上映実行委員会
http://a2bcsendai.blogspot.jp/
協力:カエルノワ、i-くさのねプロジェクト、book cafe 火星の庭、
社会情報学会東北支部、東北大学大学院情報科学研究科
お問い合わせ先
東北大学大学院情報科学研究科
メディア文化論研究室
坂田邦子
mobile: 090-4428-6345
mail: k-sakata@media.is.tohoku.ac.jp
転載ここまで
book cafe 火星の庭
〒980-0014 仙台市青葉区本町1-14-30 ラポール錦町1F
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