『車座カフェトーク』
      支援の現場から
       (2)
 ー原発震災避難者受け入れのそれぞれー

先日、第1回を行って好評でした『車座カフェトーク』
その第2回です。
コーディネーターの皆川万葉さんから
のコメントです。

 ◇   ◇   ◇

 未曾有の大震災、そして原発事故。
 避難するかしないか、
 何を食べるか食べないか、
 放射線量の高い雨樋の下や側溝の土をどこに片付けたらいいのか。
 8ヶ月経っても状況は変わらず、
 情報収集にも
 日々の選択、決断にもみな、疲れています。

 そこで、
 「一食でも安心して、楽しんで食べてほしい」
 そんな気持ちで、
 京都の友人が野菜を送る企画を考えてくれました。
 関西でカンパを集めて、
 それで沖縄・伊江島のお野菜を買う、というしくみです。
 お野菜は「わびあいの里」のスタッフの方から届いています。
 伊江島は農民が米軍に立ち向かった誇り高い歴史がある、
 そういうところです。
 これまで、
 せんだいコミュニティカフェ準備室でおこなった
 「沖縄ナイト」
 ロックカフェ
 「NO NUKES、LOVE&PEACE with Rock'n roll」

 お野菜を使わせて頂きました。

 このお野菜企画をして、かつ、
 7歳の息子を里子として預かってくださった
 屋嘉比さんが仙台に来られますので、
 ぜひ話を伺いたく、
 場を企画しました。

 その一方。
 仙台も福島県の高汚染地域に比べれば、
 比較的放射線量が少ないということになります。
 放射能汚染地区におり、
 様々な事情のために避難移住できない母子のために、
 週末などに
 比較的汚染程度の低いエリアの宮城県内で合宿しながら、
 母子双方の心身の保養を助けることを目的とする
「母子週末保養プロジェクト ちいさなたび Japan」
 があります。(略称「ちいたび」)

 仙台にいる私たちができることは何か。
 ちいたびのゆんた美樹子さんからもお話を伺います。

 前回の車座カフェ同様、
 ほっとした和やかな会で皆さんと
 お話しできることを楽しみにしています。

日時:11月26日(土)13:30〜
場所:仙台ゆんた
〒983-0833
宮城県仙台市宮城野区東仙台2丁目7-7
(JR東仙台駅下車 徒歩6分/
 市営バス:東仙台営業所行き「東仙台」下車、バス停向かい)
参加費:600円(飲み物、お菓子付き)
定員:15名
主催:仙台コミュニティカフェ準備室
申込・問合先:070-6954-3156(皆川)

【コーディネーター】
皆川万葉(パレスチナ・オリーブ
     仙台コミュニティカフェ準備室)

【ゲスト】
屋嘉比 優子(やかび ゆうこ)さん
(自己紹介)
はじめまして。
震災からも原発事故からも遠く離れた
京都で暮らしています。
7月からの4ヶ月弱、
七歳の単身避難を受け入れて共に暮らしました。
「共に」あることの困難さと豊かさ、
可能性と不可能性について、
深く学ぶ経験でした。
私は性暴力サバイバーの自助グループで、
あるいは自立生活をしている「障害」者の日常の中で、
やはり同じことを繰り返し学び、
問い直して暮らしてきました。
いつも他者とは水平な位置には居られず、
しかしその限界を抱えながら車イスを押すこと、
サバイバー同士で分かち合い支え合うこと、
それは目の前の七歳との時間がそうであったように、
今日の暮らしを
お互いが自立して生き合うということの実践でしか、
向き合えない。
性ある生として、
の残酷さ美しさ、
終わらない不平等の中で
どうサバイバルできるのかを追求しながら、
沖縄の土から反戦と希望を考え続けています。



「車座カフェトーク」
『支援の現場から』第1回のご報告は
こちら!



『せんだいコミュニティカフェ準備室』



仙台ゆんた




「車座カフェトーク」は、
第1回の会場は火星の庭でしたが、
第2回は仙台ゆんたにて行います。
会場をどうぞお間違えなくー。
仙台ゆんた
ご予約お待ちしております。
(kasei★cafe.email.ne.jp
    ↑★を@に変えてください。)



 book cafe 火星の庭
 〒980-0014 仙台市青葉区本町1-14-30 ラポール錦町1F
 tel 022-716-5335  fax 022-716-5336
 URL http://kaseinoniwa.com
 
 
 
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