荻原魚雷さんの新刊「活字と自活」の出版を記念して
   文壇高円寺古書部フェア、始まりました!
   期間は、7月22日〜8月24日 です。
   
   ★「活字と自活」は、著者サイン入り
     限定発売中!

   ★ 荻原さんの蔵書(古本)を販売する「文壇高円寺 古書部」。
    当店の常設コーナーですが、
    この期間はスペースを拡大・追加品多数にてお送りいたします。
    
    この本棚ひとつ、まるごと全段が該当コーナーとなっています。
    期間中、何度も補充いたします。



 ☆「活字と自活」(荻原魚雷 著)
   7月第3週 東京堂書店 売上げ第1位 おめでとうございます!



2010.8.9の『庭番便り』

 『活字と自活』(本の雑誌社)の売れ行き好調、
早々と増刷も決まって(おめでとうございます!)、
注目の人となっております荻原魚雷さんが
もうすぐ仙台へいらっしゃいます。
なんと、『活字と自活』の写真を撮られた藤井豊さんもご一緒かも。
岡山県在住で、東京の個展に合わせて仙台へということなのですが、
スケジュールがまだ未定。仙台に来ていただけたらうれしいですね。

   
    荻原魚雷『活字と自活』(本の雑誌社)
    カバーイラスト:山川直人 
    写真:藤井豊 
    挿絵:下坂昇 
    ブックデザイン:中嶋大介
    本体1600円+税
   ★火星の庭では著者サイン入りで販売中。

<ようこそ、魚雷さん> 
2010年8月24日(火) *定休日ですが下記の時間のみ営業します。 
場所:book cafe 火星の庭

★「文壇高円寺古書部、店主おります」
    8/24(火)16:00〜19:00 入場無料
    荻原魚雷さんの古本コーナー「文壇高円寺古書部」に、
    この日は魚雷さんが在店して直接販売します。
    魚雷さんに本のこと、古本屋通いのこと、高円寺暮らしに
    ついてなど聞いてみてはいかがでしょうか。
    とてもやさしく穏やかな方です。

    3時間限りのスペシャル企画。
    もちろん著書にサインしていただけます。

★「荻原魚雷さんとお酒を飲む会」
    8/24(火)19:00より 料金:3000円(お料理と1ドリンク付き)
    魚雷さんと飲む。それだけのゆるい会です。
    火星の庭が一夜のブックバーに変身。
    ふらっと来ていただいてもOK。
    椅子席(15席)は予約優先とさせていただきます。
    ご予約はこちら。
      (※終了しました※)



2010.8.27の『庭番便り』

 「ようこそ、魚雷さん」と題して『活字と自活』の出版お祝い会を
ひらきました。
   
    荻原魚雷『活字と自活』(本の雑誌社)
    カバーイラスト:山川直人 写真:藤井豊 
    挿絵:下坂昇 ブックデザイン:中嶋大介
    本体1600円+税

 荻原魚雷さんと、『活字と自活』に収録された写真を撮ったカメラマ
ンの藤井豊さんを囲んで、わいわいと深夜まで。
一夜限りのbook bar 火星の庭になりました。

 夕方頃に郡山から「魚雷さんに会いたくて」と、『古本暮らし』と
『活字と自活』を持参して女性がご来店。サインを直接いただいてうれ
しそう。こちらまでうれしくなる。

 この日はじめて魚雷さんに会った人が「魚雷っていうから、マッチョ
でごっつい人だと思ってた」と目を丸くする。

 魚雷さんが話すとみんな動きを止めて、じっと耳を澄ます。すごく小
さな声でおもしろいことをぽつぽつと話す。若い頃の危ない仕事につい
ていた頃のことなどを、しーーんと聞いた後に大爆笑。
 
 仙台がはじめての藤井さんは白石や槻木などで途中下車しながら来た
という。「まっすぐ着いちゃうよりその街がわかる」。眼の人、藤井さ
んの頭のなかでこねくり回さない観たままの言葉に、はっとしたり、感
心したり。

 魚雷さんは三重県の出身。名古屋文化圏。藤井さんは岡山県在住。関
西文化圏。そんな土地の話にもなる。外の人から教えられる仙台ってあ
るよなぁ。
 
 みんな目の前に大好きな魚雷さんがいて、心底うれしそう。この日は、
夏野菜をいっぱい食べようと思って、おつき合いさせていただいている
農家の色麻町の和田さんと名取の三浦くんに畑のものを配達してもらっ
た。どれも味が濃くてそのまま食べるのが一番美味しい野菜たちだった。
やっぱり宮城は食べものが素晴らしいと思うのです。
 そうそう兵庫県の明石市で「山路製めん」といううどん屋をはじめた
山路さんのうどんも食べました。小麦の甘味を感じる素晴らしい味です。
 
 魚雷さんの火星の庭のコーナー、文壇高円寺古書部の棚から色川武大
や鮎川信夫、吉行淳之介などを取り出して「キーパーソンになる作家」
を読むことの大切さ、面白さを話してくれる。
 こういうのいいなと思う。
 たくさんのおもしろい世界があって、それについて愛情と深い理解を
持っている人々がやってきて、今まで知らなかった人達が新しいことに
出会っていく。火星の庭はそんなことが起きる場になったらいいなぁ。
博覧強記の古本屋の主というのはすごくかっこいいと思うけど、私はそ
ういうタイプではなく、深くものごとを知っている人にお声をかけて、
来ていただいて対話をする場を作っていくこと、こういうことならでき
そうだし、好きなんだなと思っていた。

 狭いところですがこれからも拙いながらちょぼちょぼやっていきます。

 翌日、仕事がある魚雷さんを駅で見送って、昨夜のメンバー何人かと
藤井さんを塩竈、松島へご案内。エスプへ行って、塩釜様へお参りし、
だんごを食べ、松島へ船で渡り、喫茶店でお茶を飲み、修学旅行のよう
な騒ぎっぷりでした。藤井さんは喋るように写真を撮っていた。

 魚雷さん,藤井さん来ていただいてありがとうございました。
また、お待ちしています。

   ★この日のこと魚雷さんのブログにあります。
     ◇荻原魚雷さんのブログ「文壇高円寺」




 book cafe 火星の庭
 〒980-0014 仙台市青葉区本町1-14-30 ラポール錦町1F
 tel 022-716-5335  fax 022-716-5336
 URL http://kaseinoniwa.com
 
 
 
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