ブロカントギャルリーSendai 公式ブログ
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-2010.1.26の『庭番便り』から-
「ブロカントギャルリー Sendai」
2010年3月5日(金)〜3月15日(月)
仙台PARCO 4階 スペース4
open/10:00〜21:00(最終日は18:00まで)
「ブロカントギャルリー Sendai」は、
仙台の古本、骨董、アンティーク家具&雑貨の
コンセプトショップ10軒が一堂に会してひらく
「仙台発の蚤の市」です。
ぶらりとあなただけの宝さがしをしてみませんか。
*「ブロカント」はフランス語で古モノ、古モノ商の意。
〜イメージ写真(
Morceau
店内)〜
参加店/
ISHINN
、
火星の庭
、
stock
、青蛙洞、
ノワイヨ
、
HYGGE(ヒュッゲ)
、
だてや、
マゼラン
、
Morceau(モルソー)
、
ラミンカ ミランカ
時代を写してきた印刷物。
絵本、70年代〜80年代の雑誌、ビジュアルブック、懐かしい単行本、
文庫本、古絵葉書、古切手、紙モノ。
手から手へ、海から海へ渡ってきた古いモノ達。
アンティーク家具、食器、文房具、小物。
そして、作家の手によって作られた一点ものの雑貨やアクセサリー。
場を彩るお花と手作りのお菓子も加わって賑やかに。
だれでも楽しめる蚤の市です。
-2010.1.27の『庭番便り』から-
昨日の庭番便りで情報だけお伝えしました
「ブロカントギャルリーSendai」。
ただ今ブログを作成中で、来週中にアップ予定です。
開催まで1ヶ月ちょっとと告知期間が短いですが、各店ともレアもの、
珍品を着々と集めて燃えております。
〜イメージ写真(
Morceau
店内)〜
突如現れた「ブロカントギャルリーSedani」なるもの。
その経緯をちょっとだけご報告。(ちょっとじゃないかも)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
PARCOから開催OKのお知らせをいただいたのが、1/19(火)。
そこからタイトルロゴ、ウェブ、チラシ、ポスターのトータルデザイン
をお願いしているノワイヨさんに即電話。3/5〜3/15の開催決定を伝え
て、さっそくデザインに入ってもらうようお願いして、翌日打ち合わせ
の約束をする。ここ一ヶ月、交渉とPARCOの返事待ちで一時停止状態
だったのが、一挙にガガーーっと動き出す。
2日後にPARCOの営業担当者Sさんとノワイヨさんで細かい実務の
打ち合わせ。最初からSさんはこの企画に理解を示してくれて、海のも
のとも山のものともわからない個人店の私の話を真剣に聞いてくださり、
大きな催事の実績がないこの企画を、内部の会議で通していただいた。
Sさんとの会話ではときおりPARCO劇場やPARCO出版のことになると
本題を忘れていつも盛り上がるのだった。
そもそもPARCOでやることになったのは、去年6月に東京からわめぞ
の人達が来てくれて、わめぞの古本市「外市」を見にきた某機関のKさん
がたいそう魅力を感じて、もともとPARCOでの催事のアドバイザー的な
こともされていたので、「PARCOで何かやってはどうか」と誘っていた
だき店長に会わせてくれた。
そのときはまだはっきりしたビジョンがなく、漠然とした話だけで
終わり。その直後他県のある古書店の方から「仙台のPARCOが古本市
をやりたいと言っているので会ってみてはどうか」と営業のSさんを紹介
され「これはPARCOでやるしかない」と本気モードになったのです。
わめぞの外市と先輩古書店に導かれて、今回の実現があります。
タイミングの妙に驚くとともに感謝せずにはおられません。
一番肝心なのが参加店集めだと思っていたのですが、
これが思いのほかスムーズにいき、素晴らしいお店との出会いが
ありました。参加店は意図したわけではなく自然に、
「ここ10年以内で開業した30代半ばから40代のオーナーの店」に
なっていました。ジャンルは「古いもの」をキーワードに幅広く。
会場は40坪のスペースを10で割って10店だとキリがいいなと
思っていたらちょうど10店に。うち7店が男性オーナーというのは、
女性店主によるイベントが増えているなかで珍しいかも。
古本とアンティーク合同のイベントになったのも自然な流れで。
古本屋だけの古本市はすでに他で行われているし、我々のような
新規参入の古本屋では質量ともに勝負にならない。それなら、
本を商品として並べるだけでなく、本+αで構成して、
「本のある風景」「本のある暮らし」そのものを提案できないか。
普通の本好きがふらりと立ち寄って、知らなかった本に出会って、
帰り道が楽しくなるような。
そして今まで本に興味がなかった人へ、本は特殊なものではなく、
生活のなかのさまざまなモノとコトのなかにどこへでも入ってい
けるものなのだ、ということをお伝えしたい。
アンティークの側から見ても「本」という人に近い存在が
共存することで雰囲気をより作れるのではないか…。
古本とアンティーク。
意外に近い存在なのに今まで別々にあったような気がする。
とだんだんかたまっていきました。
突然の企画のお誘いにもみなさん好意的に了解いただき、
どれだけ励みになったことか。
はじめて参加店全員の顔がそろったのが1/23(土)。
みなさん、個性的で素敵な方ばかり。
ビールで乾杯しつつ活発に意見交換。
ここで私から参加店のご紹介をさせていただきますと。
ISHINN
さんはお寺が集まる古い町、新坂町に店を構え奥様と
一緒に年中無休で営業している骨董店。ときどきカフェ
イベントやマルシェでお見かけして、センスのいいものが安いなぁと
感心していた。お二人とも気さくで明るく、見た目も中身も男っぷりの
いい店主とは私のなかの男気と妙にウマが合います(笑)。
stock
さんはリトルプレスとカフェとギャラリーのお店。
『ふきながし』発行元でもあります。吉岡夫妻も古いものが大好きで、
年に一度ヨーロッパへ買い付け旅行に出かけています。スタイリッシュ
なものより、ちょっとぽてっとした手作り感のある食器や小物が多く、
それは「ふきながし」に流れる空気とも似ています。
青蛙洞さんは南光台にある古書店。オーナーは広告業界にいた方なので、
ビジュアル本が得意。扱うジャンルは幅広く、たまに「これなに?」
っていうものも。70〜80年代のカルチャー全般に精通していて、
会場ではカオス的異彩を放つこと間違いなし、です。
オーナーの幸三さんは配慮が細やかな、優しい方です。
ノワイヨ
さんはハーブ療法家の岩佐ゆみさんのお店で、
カフェと輸入食材品、さまざまな講座を行うサロンで構成されています。
ご主人の新吾さんはグラフィックデザイナーで、ブロカント
のトータルデザインを担当いただいています。
お二人とも本が大好きでお店にもたくさん。ブックカフェのようです。
今回はノワイヨ特製の手作り焼き菓子と、オリジナル・ステーショナリ
ーで参加します。売切れ必至コーナー。
HYGGE(ヒュッゲ)
さんは大町にある北欧家具で有名なアンティーク店。
若いながらキャリアが豊富なオーナー沼倉さんご夫妻が笑顔で
迎えてくれます。店内にはヨーロッパ各地で買い付けた家具や小物が
ところ狭しと並んでいます。ブロカントではHYGGEさんの家具を
ふんだんに並べて会場づくりをする予定です。
大きなものも配達しますので、ぜひご覧くださいませ。
「だてや」さんは、もと「本にゃら堂」さん。心機一転改名しました。
古本屋ですが、最近はどんどん和本、紙モノにのめり込み、
独自の路線を歩みはじめている期待の人。ブロカントでは、絵葉書、
戦前の紙モノを大量に用意。自家用車を店舗に今日も東北の
あちこちを珍品求めてさすらっています。
マゼラン
さんは春日町にある古本カフェ。若きオーナー洋平君は
国立大哲学科卒→図書館勤務を経て開業。本の品性と知性を守り通
しているまっとうで少々ガンコな頼れる人なのです。
思想、現代アート、写真集周辺で参加。柔らなかお人柄ですので、
ご質問はお気軽に。知的な空気に酔いしれてください。
Morceau(モルソー)
さんの出現はアンティーク好きにとって
昨年のトップニュースでした。
さりげなく陳列された商品は、じつは1センチ単位で決められている
のでは、というくらい完璧な構図で並んでいます。
穏やかなオーナー佐々木さんのお話を聞くと、確固とした美意識と
知識に裏付けされていて、並んでいるものがますます魅力的に見えます。
フランス仕入れ旅のお話も楽しい。
ラミンカ ミランカ
さんはまるで妖精の森に迷い込んだような気分になる
なんとも心地いいお店です。いい香りのするドライフラワーや石けん、
アンティークレースやボタンなど、ほっとするものばかり。
少々イカツイほかのお店のモノを優しく暖かく中和してくれるでしょう。
そしてラミンカさんがお店番の日はお客様の滞在時間が長いでしょう。
火星の庭
。一番の古株。この企画の言い出しっぺ。PARCOには
「普通の本」を持っていくつもり。普通の本、の定義はむずかしいけど。
気になっていたけど読んでない。知っている作家だけど読んだことない。
だれにでも手が伸ばせて、深い世界を知る入り口になるような本。
そんな本を手軽にたくさん買っていただけるように。本を見たとき
「今ここで買わなくてもいいや」ではなく、「今ここで買いたいな」と
思ってもらえるよう、思い巡らせ工夫しようと思います。
扱う商品は違えども、それを生業にしている動機やお店のあり方、
空気みたいなものに共通点がある10店だと思います。
この企画では古いものへの愛着とプロ意識。それゆえの知識と
経験を持つ店主たちとの会話も楽しんでほしいものの一つ。
売っているものはすべて自分の目で選んで買取っているものなので、
並べているものは我が子のようで話は尽きないのです。
今後キャラバン隊みたいに、「ブロカントギャルリーSendai」が
あちこちに出かけていって市をひらけたらいいな。
温泉街とか島とか駅とか。いづれ県外にも…夢は尽きません。
ご興味を持っていただいた皆様、
「3/5〜15 PARCOでブロカント」
と覚えていただければ幸いです。
お知りあいの古いものがお好きな方へもお知らせいただけましたら
二重の幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
-2010.2.4の『庭番便り』から-
ブロカントギャルリーSendaiのブログが本日アップされました。
デザインはノワイヨさん。
http://brocante-s.jugem.jp/
ここで随時ブロカント情報を発信していきます。どうぞお楽しみに。
-2010.2.14の『庭番便り』
『ブロカントギャルリーSendai』チラシ配布中-
『ブロカントギャルリーSendai』のチラシ完成。
ノワイヨ
さんがセンス
と愛情を尽くして最高のクオリティーで作ってくれました。裏面は参加
店のmapになってます。
ISHINN
さんと「このイメージを我々が保てるかどうか」とひそかに
心配し合うほど素敵なチラシ(フライヤー、って言った方がいいの?)。
紙も上質。一万枚刷りました。参加店や市内各所で配布していますので、
ぜひ入手してください。
ブロカントのブログ
も日々アップしています。
さっき見たらISHINNさんに「男気少女」と名付けられてた。
(セールの告知をしていただいて感激。ほんとに泣いた。)この命名、
なかなか言い得て妙。数々のあだ名のなかで記憶にあるのが「ネジ」。
高校生の頃、友人達によって「ネジが足りない」ということでついた。
「ネジーーー」と呼ばれる女子高生だったのです。
……今呼ばないでくださいね(笑)。
一昨日パルコで会場を見ながら打ち合わせをしました。
パルコのSさんを交えて、イメージと現実の擦り合わせ。
いかに楽しく、蚤の市の雰囲気を演出するか、会場監督の
モルソー
さん
が作ってくれた図をもとにアイディアを出し合って徐々に固まっていく。
皆さん真剣で、話しているだけでもどきどきしてきます。
そんな大人達を尻目に、パルコの床をでんぐり返しする娘。
額にデコポンのシールを自慢気に貼っている娘を見てデコポン星人!
って呼んでいるISHINNさんに余裕を感じた。
-2010.2.26の『庭番便り』から-
いよいよ
ブロカントギャルリーSendai
が来週金曜日から始まります。
パルコでのチラシの減り方がすこぶるいいらしく、すでに1万枚近く配
っております。今週から雑誌や新聞でも徐々に紹介していただきます。
仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアムのサイトでもご紹介
いただきました。シェア・オフィス「TRUNK」など新たな動きをつく
っている方々です。トップページもぜひご覧ください。
http://www.sendai-c3.jp
/consortium-blog/archives/100226140934.php
ブロカント開催中は参加店が日替わりで店番をしていますので、
お気軽に声をかけてください。私も毎日行こうと思っています。
古本、アンティーク、古道具、お菓子、お花、アクセサリー…。
小さなものから大きなものまでぐちゃぐちゃとガラクタが並びます。
お値段も数十円から。どうぞお楽しみに。
-2010.3.1の『庭番便り』
「ブロカントギャルリーSendai、開催目前!」-
3月5日(金)より始まる『ブロカントギャルリーSendai』、
いよいよ目前に迫ってきました。ただいま準備の真っ最中。
会場は仙台駅前、
「仙台PARCO」
です。
ご来場、お待ちしております!
★
『ブロカントギャルリーSendai』のブログ
も
どうぞご覧ください!
出品する物の情報が参加店から続々とアップされています。
-2010.3.3の『庭番便り』
「ブロカント ギャルリー Sendai このあと搬入」-
『ブロカントギャルリーSendai』
のブログをぜひご覧ください。
参加店による商品案内が盛りだくさんでアップされています!
(性能のいいデジカメほしいです…)
ここ数日何度もパルコへ行って細かい打ち合わせ。
びっくりしたり、焦ることもたびたびあった。
合間に自宅とお店で古本の準備。段ボール40箱1000冊用意した。
友人のHさんとWさんが2日間手伝いにきてくれた。いつもありがとう。
大変なのはあたり前。ずっとやりたかったことが実現できる喜びの方
が大きい。
仙台の同じような規模のお店で、好きなもの売りたいものを
扱っている人達が集まったらおもしろい市場になるだろうと思っていた
ら、ほんとうにおもしろい人達が集まった。
小さなお店が元気な街は居心地がいいと勝手に思っている。
自分のお店が長く続くためには自分のところだけを考えていても
よくならないという確信がある。
搬入はパルコが閉店してからの21時から24時まで。
一台しかない搬入口に3時間で5台の車(うち2tトラック2台)から荷を
おろし、4階まで搬入することができるか。いくら段取りをしても不安。
さっき駐輪場で膝を強打してしまった…。
動かすと痛い。雪が溶けて暖かくなったのが救いです。
今日は搬入だけ、明日は会場設営。あさってが初日です。
すでに初日を想って眠れなくなっている。いろんなことが頭を駆け巡る。
ブロカントから何がはじまるのでしょうか。
何が起きるのでしょうか。
考えるのはもうちょっと後のようです。
今は会場をブロカントの空気で満たし、賑やかに楽しくすることだけ。
どうぞパルコへ。お待ちしています。
3/5〜15
会場=仙台駅前・
「仙台PARCO」
-2010.3.5 「本日・初日!」
『ブロカントギャルリーSendai』、
本日スタートしました!
会場は
「仙台PARCO」
4F
昨夜の大降りの雨が嘘のように
今日は快晴となりました!
ご来場、お待ちしております!
★追記★
初日からたくさんのご来場をいただいており、
まことにありがとうございます!
随時補充もいたしますので、
3/15までどうぞよろしくお願いいたします!
-2010.3.10の『庭番便り』
「ブロカント ギャルリー Sendai 今日が折り返し」-
『ブロカントギャルリーSendai』は15日まで。
今日が折り返しでした。
この一週間ほとんどお店にいられなかったのですが、
いつものお客様、友達と会場でお会いできてすごくうれしかったです。
参加店のみんな、楽しさと疲れが入り混じり、
奇妙なハイ状態になってます。
毎日たくさんの方にご来場いただきましてありがとうございます。
今日も「平日×大雪=静か」という予想を裏切る賑わい。
うれしい驚きです。
(写真=
「風の時」
編集部 佐藤正実さん
いつもありがとうございます!)
何よりうれしいのは、いらしたお客様が心からうれしそうに
笑顔でお買いものをされていること。
毎日いらっしゃるお客様も多く、少しでも期待にお応えしようと
毎晩参加店のみんなで、深夜のスタッフ退館刻限ギリギリまで、補充
やレイアウトの工夫をしています。
「人生を楽しくするもの」を探して、見つけて、お渡しすること、
少しでもできていればいいのですが。
(こちらは、4日目深夜の補充・レイアウト終了後。
翌日以降もいろいろ変わっています。)
◆
搬入の日からすごかった。たった3時間で10店舗分の荷物を運びきっ
たのです。身長以上ある家具を何台もひたすら降ろし、4階に上げる。
当初は「女性はいいよ。危ないから男性だけで」という話だったのが、
気がついたら同等に、まったく差別なかった。いいことです!?
火星の庭で最終打ち合わせをしたのが午前1時を回っていたのだった。
初日は開店と同時にすごい数のお客様で、奥の古本コーナーまで
お客様がたどり着けない(!)状況に。←なんかせつない。
レジは20人以上の行列が通路まで。私もレジに立っていたのですが、
お会計で混雑するという経験が今まで(残念ながら)めったになく、
慣れない最先端のレジと格闘、相次ぐクレジット対応で、お待たせして
しまい、今さらですが申し訳ございませんでした。
今回はレジも裏方も全部参加店でまかなっています。
企画も会場も運営も全部自分達で手づくりです。そうすることで
「お客様へブロカントをまるごとお渡し」できますから。
ブースのあちこちでお客さまと店主の会話が踊っています。
適度な活気と和やかな空気はブロカントならでは。
(ときどき店主と店主の話が盛り上がり過ぎていることもありまして、
失礼しております。楽しすぎてつい。気をつけまーす。)
参加店は通常は一人か二人でお店をしているところが多く、
ブロカント期間中は臨時休業して参加されているところもあります。
(HYGGEさん、ISHINNさん、マゼランさん、ノワイヨさん、火星の庭
は会期中も営業しています。)
会期中、終了後もぜひそれぞれのお店に足をお運びいただき、
ブロカントには持って来られなかったスグレものを
ご覧いただけましたら幸いです。
「次はいつ?」という声も聞かれますが、
まだまだ第一回目を最終日まで滞りなく盛り上げていくことに精力を
かけて、ゆっくり次の段階をメンバーみんなで探っていこうと思います。
これからもおもしろくしていけたらいいな。どうぞお楽しみに。って
終わってないから(笑)。
◆
取材もたくさんしていただきました。初日の様子が東北放送のお昼と
夕方のニュースで流れ、おかげで幅広い年齢層の方々に来ていただいて
います。河北新報は初日の風景をカラー写真入りで2日目の朝刊に掲載
いただきました。朝日新聞は初日に取材。掲載はこれから。仙台経済新
聞社はウェブに記事をアップしていただいています。S-style、仙台リ
ビング新聞でも情報を掲載いただきました。
みなさま、たいへんありがとうございました。
★仙台経済新聞
★東北放送
ブログ、mixi、twitterでお知らせいただいている皆様には格別の感
謝を申し上げます。すごく励まされています。ありがとうございます。
会場のパルコさんにはデパート勤務初心者の我々の(無数の)失態にも
穏やかに対応いただき、さまざまな面で援護していただいています。
始まるまできらびやかな会場と我々の古いものがどう融合するのか、
予想できませんでしたが、パルコさんでやらせていただいてよかったと
心から感謝申し上げます。言葉だけでなく、レジ精算を早くできるよう、
内線で総務に電話する回数をもうちょっと減らせるよう、
警備の方にご迷惑をおかけしないようがんばります!←課題多過ぎ。
◆
明日は午前から会場へ行っています。今朝の積雪は30cmくらいでし
ょうか。雪から雨に変わりましたね。ここが冬と春の境い目なのかな。
今夜もモルソー・佐々木さんが天才的なひらめきのもと、レイアウト、
ディスプレイ変えをしていました。佐々木さんの作った空間を体験しに
来るだけでも楽しめるブロカントへ、ぜひ。
火星の庭はケンがブロカントの空気とはまた違って、のんびりご来店
をお待ちしています。どうぞごゆっくりお寛ぎくださいませ。
-2010.3.13の『庭番便り』
「ブロカント ギャルリー Sendai 残り2日」
数日前の雪が残っていますが、陽射しに春が感じられるように
なりました。来週は春分ですね。
ブロカント ギャルリー Sendai へのご来場、ありがとうございます。
帰り道に火星の庭まで寄ってくださる方もいらして、二重の喜びです。
開催期間中はケーキをお休みするなど、いつも通りの営業とはいかず
楽しみにしてくださる方には申し訳ございません。
春のケーキはレモン。来週あたりから焼こうと思います。
どうぞお楽しみに!
本日開催8日目を迎えましたブロカント ギャルリー Sendai。
残りあと2日となってしまいました。
本日も通りすがりの方、関東関西などの遠方から、2度目3度目、毎日の
常連さんの方々など多数ご来場いただきました。
ありがとうございました。
このブロカント、10店舗が共同出店していまして、売っているもの
は和洋、新品古物と異なるのですが不思議な統一感があり「この店いつ
オープンしたんですか?」と質問されることもしばしば。
アンティークや古本の単独市だと、きちっとブースごとに分かれてい
るのが普通ですが、店舗と店舗の境界がないばかりかあちこちに商品が
紛れ込んでいるのはたいへん珍しいと思います。この辺もブロカントの
楽しさの理由かも。
クロスステッチの本があると「ラミンカさん、これ置いてくださ〜い」
「わ〜、かわいい。いいですよ」とピンクッションとともにバスケット
のなかに。使用済みの海外の古切手を持って「モルソーさんこれいかが
?」とフランスのアンティークの棚へ。篠山紀信が撮った古美術の写真
集を見つけて「ISHINNさん、これどこかいいところない?」と聞くと
大きな朱色の花瓶のとなりに置いてくれる。ノワイヨさんにぴったり
の洋書は、店主が不在でしたが置いてみた。怒られずに喜ばれたのでほ
っとした。でも勝手にやるのはやめようっと。
そんな感じでお店同士で繁殖し合っています。昨夜はモルソーの佐々
木さんが「古本をもっと盛り上げましょう」と売り場を倍くらいにレイ
アウトしてくれました。「本を選ぶにはゆったりした空間がいいでしょ
う」という配慮から。するとHYGGEさんが本が引き立つようにと脚立
に乗って照明を作ってくれた。ううぅ、ありがとうございます。おかげ
で今日マゼラン、火星の庭とも古本に集まるお客様で賑わっていました。
個人的にはようやくブロカント向きの本の傾向がつかめてきたこの頃
(遅いな〜)。今日、思い切って本の入れ替えをしました。蔵書票のご
要望もいただいたので100枚ほど持ってきました。各店とも最終日まで
はりきって補充します。一度来られた方も、まだの方もぜひブロカント
会場へ足をお運びください。ほんとうにあと2日だけなのです。名残惜
しいのは店主達も一緒。どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください。
-2010.3.15
『ブロカントギャルリーSendai』終了いたしました。
たくさんのご来場ありがとうございました!
詳しいご報告は、のちほどあらためて!
-2010.3.19の『庭番便り』
「春がきている」
さて。
ブロカントが終わり日常に戻りつつあります。
「11日なんて長い」「だんだんフェイドアウトしていくのでは」という
予想に反して、最終日までお客様が減ることはありませんでした。
「大盛況おめでとう」「終わっちゃうの寂しい」「お疲れさまでした」
と声をかけていただきました。
「仙台にこういうお店があったんですね」という感想もたくさん。
そうなんです。普段は繁華街から隠れるように存在している小さなお店
達が、「近くにある」ということを知っていただきたかった。
あーー、いろいろが駆け巡って何から書いていいかわかんないや。
思いつくままに、備忘録のように書き連ねてみます。
なるべく短く、を心がけて。
ブロカント最終日、最後のお客様をお見送りして、「お疲れさまー」
と拍手。一応シフトは決めたけど、どのお店もほとんど毎日会場に来
ていた。疲労で顔が半分くらいに小さくなったような。でもいい顔。
ほんとはビールで乾杯したいけど、これから一地獄(ISHINN健治君)。
2日かけて作り、日々ディスプレイを変え続けた会場を撤去する。大き
な什器から運び出し、2tトラックとワゴン車に積み込んでいく。搬入
より体が重いのは疲れだけでなく、終わってしまう寂しさが加わるから。
ブロカントの断片が浮かんでは消える。
*夕方になると決まってバックヤードに集まる3人組は同学年。
HYGGE、モルソー、火星の庭。ユンケルはどの種類がいいだの、極楽
湯に行っただの、かと思えば若かりし頃のバブル体験を語ったり、
まるで「お達者くらぶ」。←死語?って死語?
HYGGEサチコさんが成人式の日、振袖着てマハラジャのお立ち台で踊
り狂い破いた話が出色。「今だったらギックリ腰だよ」も笑った。
*レジが苦手な男性陣。DさんとSさん(中年男)は、ラミンカさん
(かわいい。妖精のような2人)からレジの解雇通告。ラミンカさん達
は「間違いがあってはいけない」と最後まで2人でレジをやりきった。
若干26歳ながら驚くべきしっかりぶり、芯の強さ。おじさんおばさん
達は学ぶところが多かった。体力の差も感じた……。
*実はブロカントは11店舗だった?会計時に見慣れないシールが貼ら
れた商品がひとつ。「あ、これめぐたんが作ったのです」とラミンカ
後藤さん。ラミンカさんのドライフラワーのこぼれた花びらを集めて小
袋に入れたものらしい。「1円」とある。保育園から帰ってくると、
「めぐたんが作ったの売れた?」「売れたよ」「やったー。1円ちょう
だい」と手を出すめぐたん。屋号は「ぐめ」。
*飯沢耕太郎さんが帰省の途中に寄ってくださった。立ち話をしてい
るとはっと表情が変わり駆け出してつかんだものは、きのこキャンドル。
マッハの速さだった。マッハも死語?
*会話をしていてときどきラミンカ2人に「?」という顔をされる。
同学年のHYGGEサチコさんに「前野さん、今のは死語だよ」と何度か
言われた。言葉はどうやって死ぬんだろう。
搬出は一日で終わらず、次の日の深夜で終了。がらんとなった会場に
用はないのに行ってみた。「こんなに広かったんだね」と誰か。内線の
電話だけが床にぽつんとあって、みんなの携帯番号のシールが貼ったま
まだったので外してポケットに入れた。
火星の庭に戻るとISHINNの健治君がビールを抱えてやってきた。
打ち上げは後日にしてたので、約束はしていなかったけどこうなるよう
な気もしていた。ISHINN夫妻と前野3人組で乾杯。それから外が明るく
なるまで、ビールを12本空けて、ウィスキーも飲んで、最後健治君は
床にうつ伏せになって沈没した。めぐたんは本棚の間で寝ている。3ケ月
前にはじめてISHINNを訪れてブロカントの話をしたときのことを思い出
し、ここまできたんだな〜と思った。
このまましんみりしたいところですが、実はやることがたまっていて、
翌日はBook! Book! Sendaiの企画書を持ってメディアテークへ打ち合
わせに。頭ガンガン、顔は蒼白い。でもやれたらすごくおもしろい企画
なので、担当のUさんと盛り上がる。お店に戻って、リブロ大古本市の
古本を4箱発送。開催ギリギリの発送でご迷惑をおかけしました。申し
訳ございません。20時の最終集荷に奇跡的に間に合ってガクンと椅子
に座り込む。綱を渡った後の気分。
お店はブロカントの荷物で足の踏み場もない。5分。5分だけ休んで
整理しよう…。明日の営業に間に合うように。
book cafe 火星の庭
〒980-0014 仙台市青葉区本町1-14-30 ラポール錦町1F
tel 022-716-5335 fax 022-716-5336
URL
http://kaseinoniwa.com
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