2009年2月15日、『友部正人 ア・ラ・カルト』行いました。
記録として、下記に
ライブ前の告知と終了後のご報告を掲載しています。
友部正人さんのフリーペーパー『THE REQUEST TIMES』が届いて、
冒頭に書かれていたユミさんの言葉が胸に響きました。
「… 大変な世の中になってきたなあ、と感じた2008年でしたが、
ささやかでも嬉しいことを探して暮していけたら、と思うこの冬です。」
気がつくと最近腹をたててばかりいるので(ニュースや新聞を読んで)、
それではよくないなぁ、と思っていたこの頃。嬉しいことを探して今年
はいこうと思います。友部正人さんのライブが2月に火星の庭で決定し
ました。なんと、80年代の秘蔵8ミリフィルムの上映もあります。
「友部正人ア・ラ・カルト」上映&ライブ in 火星の庭
友部正人弾き語りライブと80年代の友部正人出演秘蔵8ミリフィルム
作品の上映。映像についてのトークタイムもあります。
2009年2月15日(日)
open/18:00 start/18:30
book cafe 火星の庭
前売 3000円
当日 3500円
*drink代別途500円
定員35名
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〜〜以下、ライブ後のご報告〜〜
朝マイナス10度まで下がったこの日。風花が舞い、寒いのが好きな友
部さんを歓迎しているよう。
まだ開場30分前だというのに外には行列。寒いなか待ってていただい
て申し訳ないので、大急ぎで準備する。18:30スタート。遠くは福島、
岩手からもお越しいただき、お客様は40名以上になった。
まず80年代の友部さんの秘蔵映像の上映。釧路湿原に立つ楽団が写る。
バックに流れる曲は「水門」。うっ。この曲があまりにも好きで、20歳
の頃、一人北海道旅行をして釧路湿原にある水門を見に行ったことを思
い出す。友部さん、若い。肌がつるつる。
ほかに「男と女」というインタビュー作品。「7days」「私は今雨と
遊んでる」は短篇映画のような味わい。「劣等生」は息子の一穂くんが
プレベールの『劣等生』を朗読している。友部夫妻は上映に消極的で、
恥ずかしいと言っていたけど、ファンにとっては是非とも観たい映像だ。
みなさん食い入るように観ていた。
上映後、友部さん登場。ゲストに火星の庭俳句会の主宰、渡辺誠一郎
さんをむかえて、映像についてのトーク。
後半は俳句の話になり、終演後完成したばかりの火星の庭俳句集第3号
がかなり売れました。多忙ななかご出演いただいた渡辺さん、ありがと
うございました。
ライブは「一本道」や「びっこのポーの最後」といった大作から、ア
カペラ&振りつき「言葉がぼくに運んでくるものは」や「サン・テグジ
ュペリはもういない」など最新アルバムからも。新曲の「廃品回収業者」
という曲が印象的だった。もちろん「水門」も歌った。
沖縄料理店「島唄」の加屋本さんも来ていて、「20代のころの曲を
50代後半で違和感なく歌えるのは驚異だ」と言っていた。
声がすごく出ていて、終盤になるにつれてどんどん調子が上がっている
ようだった。迫力ありました。若い男子の姿が目立った。今までで一番
男性が多かったかも。友部さんの肉体と精神の若さを感じた日でした。
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book cafe 火星の庭
〒980-0014 仙台市青葉区本町1-14-30 ラポール錦町1F
tel 022-716-5335 fax 022-716-5336
OPEN/11:00〜20:00(日祝は19:00まで)
定休日/毎週火曜・水曜
E-mail kasei@cafe.email.ne.jp
URL http://kaseinoniwa.com
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